VUITTON

June 10, 2012

"Awakening"Pekka Jylhä + Hannaleena Heiska + Sami Sänpäkkilä at Espace Louis Vuitton Tokyo.to Sep-09

IMG_0001Pekka Jylhä + Hannaleena Heiska + Sami Sänpäkkilä "Awakening"

2012-06-09 - 09-09
Espace Louis Vuitton Tokyo
7F, 5-7-5 Jingumae, Shibuya, Tokyo
03-5766-1094







エスパスルイ・ヴィトン東京で催される2度目のグループ展。

3名のフィンランド人アーティスト ペッカ・ユルハ(Pekka Jylhä)、ハンナレーナ・ヘイスカ(Hannaleena Heiska)、サミ・サンパッキラ(Sami Sänpäkkilä)の最新作を展示。

2011年ヴェネチア・ビエンナーレで、フィンランド・パビリオンを手掛けたラウラ・コーニッカ(Laura Köönikkä)がキュレートした。

はじめてみたアーティストばかりだが、ペッカ・ユルハの立体作品が美しかった。なかなか巨大な作品。


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THE WALLS HAVE EARS, EARS HAVE PRETTY EARRINGS,2012

240 x 50 x 30cm

tabloid_007 at 16:33|PermalinkComments(0)

September 23, 2009

匠の技の贅沢なカスタマイズ

IMG_0007 L'Excellence du Savoir-Faire (サヴォアフェール)展

ルイ・ヴィトン 表参道店7階 LVホール
2009年9月12 - 23日

 

 

 

 

アトリエ生誕150周年を記念してLOUIS VUITTONは、6人の著名人とのコラボレーションによるスペシャルオーダー製品を制作し、それを本日まで公開したのでみてきた。また、作品は2009年11月におこなわれるオークションに出品されることとなっており、その収益のすべてはおなじく誕生150周年をむかえる赤十字へと寄付される。

その6人とは、シェフのフェラン・アドリア氏、アーティストのダミアン・ハースト氏、フォトグラファーのアニー・リボヴィッツ氏、音楽家で作曲家のグスターヴォ・サンタオラヤ氏、ルイ・ヴィトンのアーティスティック・ディレクターのマーク・ジェイコブス氏、そしてスペシルオーダー部門の総責任者であり、ヴィトン家5代目当主であるパトリック-ルイ・ヴィトン氏。

中でも、マーク・ジェイコブス氏のペットを運ぶトランクは豪勢だった。いつも出張に同行している2匹の愛犬デイジー&アルフレッドのためにモノグラム・キャンバスのトラベルケンネルをオーダー。換気のためのワイヤードアやドックフードと水のための食器を装備し、2匹がフライト中でも安心できるように飼い主であるマークの写真と洋服の一部を納めるスペースを設けている。

あと、ヴィトン氏の水彩絵具セットは是非欲しい。

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July 12, 2009

さて、夏は香港にいこうか

200904_01_banner Louis Vuitton: A Passion Of Creation

 

 

 

会期:2009年5月22日-8月9日
会場:香港藝術館時間:10:00?18:00
住所:10 Salisbury Road, Tsim Sha Tsui, Kowloon, Hong Kong
TEL: (852) 2721 0116

ルイ・ヴィトン美術財団によるルイ・ヴィトン初となるオフィシャル展覧会をフランスではなく、香港で開催されている。
1997年からアートディレクターを務めるマーク・ジェイコブスのもと、ルイ・ヴィトンは、スティーブン・スプラウス、村上隆、リチャード・プリンス等、数多くのアーティストコラボをしてきた。それらの商品世界と関係あるアート作品の展示が中心であるものの、今後期待される地元アーティストも積極的に取り上げており、はやく香港に観に行きたい。

展覧会は2部構成となっている。1つは「Louis Vuitton and Art」。ブランドの伝統とマーク・ジェイコブスが仕事をしてきた3人のアーティスト(スティーブン・スプラウス、村上隆、リチャード・プリンス)による作品。スティーブン・スプラウスのグラフィティスタイルの作品、村上隆によるサクラモノグラムと立体作品、リチャード・プリンスによる「ナース」を展示した。更にプリンスは、会場となった香港美術館の外観を「アフターダーク」シリーズでラッピング、香港のヴィクトリア港に新しいその姿を浮かび上がらせた。

2つめは「The Architectural Project」と「The Collection, A Choice」により構成。「The Architectural Project」では、ルイ・ヴィトン美術財団による美術館の模型を展示。設計を担当する建築家は、フランク・ゲーリー。「The Collection, A Choice」では、財団の美術コレクションの中からセレクトしたヨーロッパ、アメリカ、中国のアーティストによる絵画、写真、ビデオ・インスタレーションなどの作品を展示。さらに、地元香港の新進気鋭なアーティスト7名を参加させた。開催にあたり、「Louis Vuitton: Art, Fashion and Architecture」と呼ばれる500部限定の特別本をリリース。

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Gilbert and George

 

 

 

 

 

 

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Cao Fei

 

 

 

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Andreas Gursky

 

 

 

 

 

 

The Collection, a Choice
 
ART
 
Jean-Michel Basquiat
Jeff Koons
Richard Prince
Paul Chan
Cao Fei
Yang Fudong
Gilbert and George
Dominique Gonzalez-Foerster
Andreas Gursky
Pierre Huyghe
Bertrand Lavier
Christian Marcla
 
VIDEO
 
Bas Jan Ader
Kader Attia
Robert Boyd
Paolo Canevari
Olga Chernysheva
David Claerbout
Keren Cytter
Trisha Donelly
Cyprien Gaillard
Laurent Grasso
Susan Hefuna
Ange Leccia
Shirin Neshat
Adrian Paci
Philippe Parreno
Anri Sala
Margaret Salmon
Markus Schinwald
Wolfgang Tillmans
Ryan Trecartin
Rosemarie Trockel
Clemens von Wedemeyer
Zhou Tao
 
“emerging” Hong Kong artists
 
Nadim Abbas
Lee Kit
Leung Chi-wo
Pak Sheung-chuen
Tsang Kin-wah
Adrian Wong
Doris Wong



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April 25, 2009

気が散るから、興味が横移動する

HATA私的ブランド論―ルイ・ヴィトンと出会って (日経ビジネス人文庫)
著者:秦 郷次郎
販売元:日本経済新聞社
発売日:2006-05

 

 

 

2009年3月に開催されたGEISAIに出展していたあるアーティストの絵を眺めていたら、何とも美しい肌色の女性の絵を購入したのが、長年日本でのルイ・ヴィトンの社長をしていた秦郷次郎さんときいて、彼の本を読んでみた。ワタシの興味はいつも水平思考、横繋がり、気まぐれが原則のようだ。どうりで、学校の先生の話はまったく覚えていないわけだ。宿題も説教も大嫌い。自分が興味をもったことしかしないが、自分の興味はどんどん横滑りして定まらない。

本書で面白かった話。ワタシが大好きなスティーブン・スプラウスが描いた落書き(グラフティ)バック。あれは、マーク・ジェイコブスシャルロット・ゲンズブールのアパートで黒い絵具でペイントされたモノグラムバックをみて思いついたという。

どうしてブランドは売れ続けるか、と際限ない問いに対して1992年に刊行された「歴史の終わり」(著:フランシス フクヤマ) の著書からヒントを得たという。「人間の認知の欲望とは、自分のことを他人に認知してらう、他とは違う一個人として認めてもらいたいという欲望です。」さらにヘーゲルの言「人間は他人の持っているものを欲しくなる。まして、持っていないものにおいておや」とのこと。これが前述の質問の解。



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February 11, 2009

蛍光色と80年代の草創

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The Stephen Sprouse Book
著者:Roger Padilha
販売元:Rizzoli Intl Pubns
発売日:2009-01-13

 

 

 

 

最近、VUITTONと沢尻エリカのお陰で、スプラウスが注目されている。正確に言えば、スプラウスが注目されているというより、パンクファッションや80年代のリバイバルという側面があり、実際の若者はブロンディもラモーンズもウォーホルも知らない。

ただ、そのようなブームのお陰でこのような素晴らしい本が出版され、下記のようなスケッチ原画が見られるのはありがたい。

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