SFマガジン

December 12, 2009

未来を夢見て半世紀

sf

SF50「Sync Future」展

2009.12.10-
渋谷パルコ PART1

 

 

 

早川書房の「SFマガジン」創刊50周年記念として記念アートブック「Sync Future」を発売。 「Sync Future」展では、掲載されているイラストのデジタルサイネージ展示やリトグラフ展示が行われているほか、パルコ限定『Sync Future』特装版や限定グッズなどが発売。森本晃司、平田秀一、KEI、村田蓮爾、田中達之、磯光雄などの作品が展示。

ティーン時に「SFマガジン」を毎月楽しみに読んでいたワタシとしては感慨深いものがある。眉村卓や小松左京のSF短編などを読んで空想を広げたものである。

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November 23, 2007

子供が無限の夢を見られた時代

SF0『21世紀を夢みた日々 〜日本SFの50年〜』

 

 

先月10月21日にNHK教育テレビETV特集で放映された。

SF2ここで紹介される日本のSF業界草創期の成り立ちを平易に記録している。そのエピソード、映像、作品はすべてワタシの幼少期の宝物ばかりで、興奮がさめない。

 

SF3日本にSFのファンクラブが生まれて50年。伝説的なSF作家たちのグループ、「SF作家クラブ」が結成されて45年。星新一、小松左京、筒井康隆、手塚治虫など、SF作家クラブのメンバーは、文学の枠にとどまらず多方面で活躍し、黄金の60年代を築く。

SF5鉄腕アトムやウルトラシリーズなどがそこから生まれていった。その後、アホロ打ち上げ、大阪万博などSFブームを後押しするかのような世界的好景気と符合していた。

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← 大阪万博 三菱未来館の映像 円谷英二の遺作となった。台風を退治する薬を投下する未来図

 

 

SF9ワタシの個人的なSF初体験は眉村卓の「閉ざされた時間割」を小学5年生の時に文庫で読んだことに端を発する。

 

 

当時興奮して読んだ本

眉村卓 「閉ざされた時間割 (ハルキ文庫)

小松左京 「こちらニッポン… (ハルキ文庫)

筒井康隆 「農協月へ行く

安部公房 「人間そっくり



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