JAGDA

December 20, 2009

奇数フォントの行く末

123 JAGDA TOKYO 第32回展覧会
齋藤浩×門嶋隆裕「12」

2009.12.15-19
GALLERY JAGDA TOKYO 
港区西麻布1-8-4 三保谷硝子店B1F
03-6459-2553

 

 

 

お茶美の駒井先生からのおススメで最終日の昨日行ってきた。場所は、夜遊びのメッカ alifeの隣のガラス屋さんの地下。

数字の1から12をモチーフにポスターを作るというルールのもと、「奇数 vs 偶数 =齋藤浩 vs 門嶋隆裕」をコンセプトに、それぞれ6点ずつ計12枚のポスターを展示。

特に、斎藤浩さんの作風がロシアアヴァンギャルドという雰囲気の壮麗さで好きになった。斎藤さんも会場にいたので雑談することが出来た。斎藤さんは、世界ポスタートリエンナーレトヤマ銅賞、毎日広告デザイン賞優秀賞など広告業界で数多くの経歴をもつ方でなのだが、アートとは無縁らしい。今回もインクジェットプリントで、あくまでデザインをポスターサイズで見せるのだが、その精緻なCG処理は、シルクスクリーンなど版画などで表現することも面白いかもしれないと思った。

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July 13, 2009

えぐちりかさんのたまごはふんわり

jagda-s 『JAGDA新人賞受賞作家作品展2009』
 色部義昭・えぐちりか・岡田善敬・榮良太

 2009年6月8日(月)〜 7月3日(金)
 クリエイションギャラリーG8

 

 

27回目となる「JAGDA新人賞2009」の選出が、2008年12月2〜3日、『Graphic Design in Japan 2009』 掲載作品選考会において行われた。対象会員203名の中から、規定の得票作品を持つ20組21名を候補者とし、厳正な選考の結果、色部義昭・えぐちりか・岡田善敬・榮 良太の4名に決定した。その作品展示があったので、観に行ってきた。

中でも、電通のアートディレクターとしても活躍している「えぐちりか」さんの作品が断然好きになった。下記は、会場で売っていたノート。表紙周りが頭の表面。ノートの中は脳味噌のグラフィック。

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さらに、出色なのは、生卵からボイルした目玉焼きまですべて陶器でできている「たまご」たち...。

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受注生産で「密売東京」というサイトで販売している。これ絶対1つ買っておいたほうがいい!! ワタシも早速購入。到着まで2か月かかる。楽しみ!

えぐちりか

1979年 北海道帯広生まれ
2002年 明星大学造形芸術学科卒業
2004年 多摩美術大学大学院工芸科修了
2004年 株式会社電通入社。
コミュニケーションデザインセンター局でアートディレクターとして働く傍ら、アーティストとして国内外の美術館で作品を発表
『ひとつぼ展』グランプリ
岡本太郎記念現代芸術大賞展優秀賞など受賞



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