Chim↑Pom

July 07, 2013

Chim↑Pom 企画展『PAVILION』

chimpompavilionChim↑Pom
企画展『PAVILION』

2013年3月30日(土)〜7月28日(日)
岡本太郎記念館
港区南青山6-1-19
03-3406-0801






アーティスト集団Chim↑Pomと岡本太郎のコラボレーション企画展『PAVILION』が、3月30日から東京・青山の岡本太郎記念館で開催されている。

2011年5月に、東京・渋谷駅構内にある岡本太郎の壁画『明日の神話』に福島第一原発の原発事故を想起させる作品『LEVEL 7 feat.「明日の神話」』をゲリラ的に設置したことで世間を騒がせたChim↑Pom。

『LEVEL 7 feat.「明日の神話」』をはじめ、岡本太郎の1967年の作品『殺すな』の文字をもとにしたChim↑Pomの新作『殺すな』など、立体、映像、写真など新作15点を展示。

岡本太郎記念館の館長・平野暁臣は同展について「いまは無き芸術家と正面から格闘しようとした若い想像力の軌跡を見てほしい。そこにあるのは悪ふざけでも賛美でもない岡本太郎との真摯な対話だ」とコメントしている。

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March 22, 2010

アートの六本木交差点がはじまった!

OKOKJH六本木クロッシング2010展:芸術は可能か?
Roppongi Crossing 2020: Can There Be Art ?

2010.03.20-0704
森美術館
港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 53F
03-5777-8600




今年で、3回目となる本展は、日本の主に若手アートシーンを知ることが出来る。20組による、写真、彫刻、インスタレーション、映像、 グラフィティ・アート、パフォーマンスなどが交差(クロッシング)する。

それにしても、入口の横断幕もellie (Chim↑Pom)を起用するなど、ここ数年でミューズの地位を得たようだ。(下左)渋谷にカラスを集める以前の映像作品「BLACK OF DEATH」(2007)もエスカレーター上で上映されていた。それと、山本現代で披露したインスタレーション「くるくるパーティ」(2009)も展示 (下中) それにしても、ずいぶんChim↑Pomの作品だらけである...

さて、次は高橋コレクションで初めて知った照屋勇賢さんの作品も数が豊富になって展示されていた。照屋さんの作品「告知ほ森」(2005)は、ブランドの紙袋を細かくくりぬいて、そのくりぬいた素材だけでミニチュアの木などを造ってしまうユニークなもの。(下右)


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(下中) 森村泰昌さんのヒットラー映像は、前述の「なにものかへのレクイエム」(独裁者を笑え スキゾフレニック -2008) の映像作品。会場中にヒトラーの物真似声が響いていた。

(下右) 青山悟さんの 「Glitter Pieces #21」 (2009, ポリエステルにメタリック糸と黒糸で刺繍)は、妖艶な光を放っていた。おぼろげな光は糸が弱光に反応しているのだ。なんという繊細な作品!

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本展キュレーター・チーム

木ノ下智恵子(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター特任講師)
窪田研二(インディペンデント・キュレーター)
近藤健一(森美術館 アソシエイト・キュレーター)

出展アーティスト

相川 勝、青山 悟、雨宮庸介、宇治野宗輝、加藤 翼、小金沢健人、contact Gonzo、志賀理江子、鈴木ヒラク、高嶺 格、ダムタイプ、Chim↑Pom、照屋勇賢、HITOTZUKI (Kami+Sasu)、森村泰昌、八幡亜樹、横溝 静、米田知子、ログズギャラリー



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