December 20, 2009
休暇の中にある人生の寂寥
エイミー・ベネット展
ヴァケーションランド
2009.11.28-12.19
小山登美夫ギャラリー
江東区清澄1-3-2-7F
03-3642-4090
小山登美夫ギャラリーでエイミー・ベネット個展の最終日だったので行ってきた。
ベネットは、大きなジオラマを作り込み、その風景の中のシーンをパルネの上にペインティングする。例えばレイクシリーズというのは、その湖の周りで起こっている情景を活写する。今回の展覧会は、2008年に制作された湖のジオラマを舞台にしたシリーズで、写真のようでいて、実は細部はしっかりとした油彩で描かれている。ジオラマは、スタイロフォームで作られた4 x 1mの大きさの樹脂の湖をベースに、針金の樹木、カードボードのコテージ、模型の人々が配置されている。
「私は同じ家、車、人間、季節の変化を描くことを通じて、時をこえてストーリーを語ること、そのために見晴らしの良いポイントを見つけ出すことに興味があるのです。記憶と同じように、それらは大切な瞬間や経験の残像を、フィクション的に再構成したものであるのです」
どのシーンも一見ほのぼのしているが、よーく見ると孤独の影が描かれている。奇妙な寂寥感を覚えるのも、魅力の一つである。








