B-maga

June 25, 2013

月刊「B-maga」(2013年6月号):福田淳 連載コラム【売りになる政治家の失言】

B-maga_6月号月刊B-maga 2013年6月号
サテマガ・ビー・アイ(株)(2013-06-10)












今月の私のコラム「考えるメディア」(No.133)は【売りになる政治家の失言】

政治家の失言はマスコミにとって大好物である。その特質を熟知しているはずの橋下さんも慰安婦問題では終始劣勢にたたされ、ついに都議選では大敗のキッカケとなってしまった。

政治家失言→マスコミ騒ぐ→言い訳する→部数伸びる→釈明する→視聴率上がる→謝罪→ゴシップ誌も参戦...以下、繰り返す。

失言の場合の火消しは...ノーコメント→部数も視聴率もあがらない...報道終了。

ってなことを考察している。

是非、ご一読を!



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May 29, 2013

月刊「B-maga」(2013年5月号):福田淳 連載コラム【デザインがつくるSF世界が“現在”】

B-maga表紙月刊B-maga 2013年5月号
サテマガ・ビー・アイ(株)(2013-05-10)












今月の私のコラム「考えるメディア」(No.132)は【デザインがつくるSF世界が“現在”】

現代社会の便利は、すべて過去に計画デザインされた上に成り立っている。馬よりも早い移動手段として車が発明され、手紙より早いコミュニケーション手段として電話が発明された。しかし、モノが溢れる現代では“便利=進歩”でないのかもしれない。

機能美から寛容美。新幹線で移動するより歩いて移動するほうが楽しいこともある。メールより直接会って話したほうが良いこともある。そういう触れ幅について考察した。

是非、ご一読を!



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April 21, 2013

月刊「B-maga」(2013年4月号):福田淳 連載コラム【ネット選挙と“中の人”】

B-maga_4月刊B-maga 2013年4月号
サテマガ・ビー・アイ(株)(2013-04-10)












今月の私のコラム「考えるメディア」(No.131)は【ネット選挙と“中の人”】

ネット法案成立により、今度の参議院選挙が俄然面白くなってきた。政治家にとってネット選挙は単にコスト高になるだけかもしれない。

しかし、どんなに派手で目立つバナー広告をだすよりも、ソーシャル・メディアを巧みに使いこなした方がコストもかからない。
そして政治家本人の持つ個性、考え方、実行力をアピールできるのである。

だから、今度の選挙は [ソーシャル選挙] と考えるべきではないかと思う。
中の人が外の人になれるかどうかの素養を問う選挙になる...という話

是非、ご一読を!



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March 31, 2013

月刊「B-maga」(2013年3月号):福田淳 連載コラム【坊主刈りはクールジャパンか?】

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サテマガ・ビー・アイ(株)(2013-03-10)












今月の私のコラム「考えるメディア」(No.130)は【坊主刈りはクールジャパンか?】

先般アイドルグループの一員が男性交際を週刊誌に報道されたことに関して謝罪のため坊主刈りにした。普通の日本人感覚で言っても理解不能なのに、ましてや海外メディアからすれば異常行動に映ったに違いない。

当たり前だが歌手は歌の技量とスター性において精進すべきである。こういう日本のエンタメ産業(事務所やマスコミがいびつなファンを作り出した)の未熟さが露呈した出来事だった。

是非、ご一読を!



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February 03, 2013

月刊「B-maga」(2013年1月号):福田淳 連載コラム【広告トラフィックとしての人の命】

B-maga201301月刊B-maga 2013年1月号
サテマガ・ビー・アイ(2013-01-10)












今月の私のコラム「考えるメディア」(No.128)は【広告トラフィックとしての人の命】

昨年11月22日に豊川で起きた「信用金庫立てこもり事件」でネットでの生放送が問題になった。報道協定はネットメディアに及ばず、人質の安全より野次馬根性が勝った。すべては視聴トラフッィクをあげ広告収入をあげることなのだ。

悲劇は、随時ネタにされ見世物になる時代背景について考察してみた。

ぜひ、ご一読くださいませ!



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January 02, 2013

月刊「B-maga」(2012年12月号):福田淳 連載コラム【デジタル時代の寄り道のススメ】

aga12月刊B-maga 2012年12月号
サテマガ・ビー・アイ(2012-12-10)












昔は好きな音楽を探すのに街に出かけなければならなかった。いまでは、膨大なアーカイブから家に居ながらにしてダウンロードできる。

懐古趣味ではなく、外に出て探すことで目的以外の楽しみをみつけられたのだ。古レコード街の人たちとのやり取りや路地裏に新しい刺激があった。

ラジオのチューナーをひねるように自分から世界にタッチするアナログ感覚。これこそがデジタル時代にも求められる感性だと思う。

ぜひ、ご一読くださいませ!



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November 18, 2012

月刊「B-maga」(2012年11月号):福田淳 連載コラム【権威がブランドだった時代】

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サテマガ・ビー・アイ(2012-11-10)












今月の私のコラム「考えるメディア」(No.126)は【権威がブランドだった時代】

読売新聞の誤報によりiPS細胞でノーベル賞をとった山中教授よりも、森口研究員の方が話題になった。権威だった大手新聞がネットよりデマを拡散してしまった事実。むしろネットメディアの方が、その猥雑さにおいて検証可能な選択肢を提供しているのではないか?

ブランディングとは、伝統を守るだけじゃなく それを破壊し新しい創造性を発揮することで輝きを保つものなのかもしれない。

ぜひ、ご一読くださいませ!

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October 21, 2012

月刊「B-maga」(2012年10月号):福田淳 連載コラム【領土問題っていくらの話?の巻】

B_maga月刊B-maga 2012年10月号
サテマガ・ビー・アイ(2012-10-10)












今月の私のコラム「考えるメディア」(No.125)は【領土問題っていくらの話?の巻】
日本を取り巻く領土紛争が再燃している。日中間の尖閣諸島、日露間の北方領土、そして日韓の間には、竹島問題がある。

歴史をさかのぼれば、国の国境など無意味になってしまう。どこまで遡ってお互いが正当化しようと現実の問題を解決することは難しい。ならば、ビジネスマンの視点で考えてみたら、どういう解決が考えられるのか?竹島の事例をもとに両国の経済的な損失と利権についての収支を試算してみた。

娯楽産業からみたら、日本での韓流系売上の下ブレ懸念が一番大きな影響じゃないかと思ってるが...

ぜひ、ご一読くださいませ!

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September 20, 2012

月刊「B-maga」(2012年9月号):福田淳 連載コラム【ネットが生む愛国心】

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サテマガ・ビー・アイ(2012-09-10)












先月の私のコラム「考えるメディア」(No.124)は【ネットが生む愛国心】昨今のSNS普及により過度に強調された愛国心のことが気になる。18世紀の文学者サミャエル・ジャクソンの言葉「愛国心は卑怯者の最後の隠れ家」現代でもそんな様相を呈しているのではないか?

本当の愛国心とは、ネットで拡散された情報のミラー効果などではなく、相手の愛国心を想像し尊重することでしか存在し得ない概念なのではあるまいか。

ぜひ、ご一読くださいませ。



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月刊「B-maga」(2012年8月号):福田淳 連載コラム【引きこもりとノマドの点と線】

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サテマガ・ビー・アイ(2012-08-10)












先月の私のコラム「考えるメディア」(No.123)は【引きこもりとノマドの点と線】ということで、引きこもり自体 文明の進化によって大人が仕掛けた未来の設計が実現したものではないかという考察をした。

企業が家にいながらにして、なんでも出来るとマーケティングした結果、家出しないでも、家で社会を教えてもらえるようになった。だが、その分 現実感の喪失や偶然に対する対処法には、抵抗力が無くなってしまったのかもしれない。
ぜひ、ご一読くださいませ。

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August 05, 2012

月刊「B-maga」(2012年7月号):福田淳 連載コラム【ステマを見抜くソーシャル時代の目利き力】

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サテマガ・ビー・アイ(2012-07-10)












今月の私のコラム「考えるメディア」(No.122)は【ステマを見抜くソーシャル時代の目利き力】ということで、ウェブのステマは問題になって、テレビのステマはまったく問題にならないのはなぜか?ということを考えてみた。

タレントがお金をもらって宣伝するのは当たり前、ウェブだとタレント自身の好みと思われ、雑誌だとお金をもらっていると思い込まれたのはなぜだろう?ソーシャルメディア時代には、他のコンテンツと同じようにタレントも無報酬で働かなければならないのか?

ぜひ、ご一読くださいませ。

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June 11, 2012

月刊「B-maga」(2012年6月号):福田淳 連載コラム【射幸心の虜は人の性】

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サテマガ・ビー・アイ(株)(2012-06-10)












今月の私のコラム「考えるメディア」(No.121)は【射幸心の虜は人の性】ということで、
最近何かと話題のソーシャルゲームのコンプガチャ問題について考えてみた。

考えてみたら、パチンコやギャンブルや果てはアルコールなど、人が陥る依存症はソーシャルゲームに限らない。私なんか、一時期スターウォーズの王冠集めるのにコーラ買いまくってた時期もあった。つまり、多かれ少なかれ消費者を煽るのがマスメディアの役割であるとさえいえる。大事なのは受け止める人の自制心に対する教育の問題化かもしれない。

ぜひ、ご一読くださいませ。

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June 02, 2012

月刊「B-maga」(2012年5月号):福田淳 連載コラム「『いいね!』が社会を『よく』する日」

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サテマガ・ビー・アイ(株)(2012-05-10)












今月の私のコラム「考えるメディア」(No.120)は「『いいね!』が社会を『よく』する日」ということで、便利を加速させるネットの良さだけではなく、ネットを利用して現実をどうよくできるのか考察してみた。

フェイスブックの中で起きている「いいね」は、実に平和な状態における「いいね」であって、現実に危険が及んでいる時や場所とは無縁の存在である。しかし、われわれが平和に暮らしている間にものっぴきならない“リアル”が存在することを忘れてはならない。


ぜひ、ご一読くださいませ。

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November 23, 2011

月刊「B-maga」(2011年11月号):福田淳 連載コラム「この惑星で暮らす心得」

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サテマガ・ビー・アイ(2011-11-10)












今月の私のコラム「考えるメディア」(No.114)は『この惑星で暮らす心得』ということで、

人が便利の反面、忘れてしまったことは何か考えてみた。すべて今あるこの社会というものは、先人がデザインした社会なのである。良くも悪くも、それは人が良かれと思って描かれたデザインの中に暮らしている。東京タワーだって、最初に誰かが頭の中で想像し、設計しなければ存在しない。最初に脳の中にアイデアがあったわけだ。そこからムクムクと、人にデリバーされ共鳴されて、予算がつき建立された。ピラミッドも東京タワーも同じ人間がイメージして作られているという構造は変わらない。

ネット空間というものは、そういう想像のただなかに暮らしているという実感を希薄にするメディアと思う。


そういう勘違いから自然を取り戻すための感覚的な方法を語ってます。


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October 23, 2011

月刊「B-maga」(2011年10月号):福田淳 連載コラム「籠の中の鳥がチェックインすべ場所」

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サテマガ・ビー・アイ(2011-10-10)












今月の私のコラム「考えるメディア」(No.113)は『籠の中の鳥がチェックインすべ場所』ということで、ネット上での自分とは何か?実名でfacebookでチェックインする反面、匿名で2ちゃんねるで悪辣なことを書く人間とは何か?を考えてみた。

世界は自分がコントロールできるかもしれないという錯覚を増長させたのがネットメディアではないかと思う。ネット以外にも人生はあり、検索の外にも素晴らしい"知"は存在する。しかし、それを忘れさせてしまうのはどうしてか。

ネットの外の銀河系はどうなっているか?という自分がコントロールの利かない世界に興味をもって、さらにそれを畏れ尊厳の気持ちを持つことが、人類が生態系のトップと錯覚することから逃れる思考方法ではないかと思う。

現実はどう考えても、逆なのだが...。自然があって、チリが地球を作って、ヒトが生まれて、機械を作っただけなんだが、どうも"現代"という瞬間的な場所に生まれると大きな錯覚をしてしまう。実にヒトが近視眼的で愛すべき存在ということなんだな。

まあ、そんなことを 日々つらつらと考えてます。


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