June 01, 2008
生きるのにロックが必要だった時代
MOJO WEST―つっぱり野郎とアーティストたちのロックパラダイス
現在、京都でアーティスト活動をしている木村英輝さんは、70年代サイケの仕掛け人であった。その時代の空気、人間、企画のすべてを記録に残すべき作成された本である。ウッドストックに酔いしれたプロデューサーたちは、富士山の麓で「富士オデッセイ」を企画した。その日本側のコーディネーターが木村さんだったのである。ロックは、音楽ではない。誰もが時代に参加したかった。そしてそれは誰でも参加できることを実現するためにロックが必要だったのだ。
富士オデッセイは、頓挫したがそのDNAは、後年MOJOフリーコンサートとして5年間も国産ロックフェスの基礎をつくったのだ。
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