野寺治孝

April 07, 2013

本の中で旅ができる写真集【boat】 by 野寺 治孝

untitledboat
著者:野寺 治孝
栄久堂(2013-02-06)








お仕事でもお世話になっている野寺さんから頂きました!

野寺さんの大きな写真が好きだ。スマホ時代の写真は、instagramに投稿されるためのサイズ感覚である。640 x 640ピクセル。

でも、本来写真は現実の大きさに近いほど、腕が必要になる。

野寺さんの腕とイマジネーションの大きさは、この大判写真集からしっかり伝わってくる。

こういう日曜日の夕方にゆっくりページをめくりながらスコッチを一杯。

う〜む。いい感じ...

電子写真集 野寺治孝 【TOKYO BAY for iPad】もあわせてどうぞ。

https://itunes.apple.com/jp/app/id447730286

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October 28, 2011

本「結婚のずっと前」 (坂之上 洋子) : 結婚のずっと後の人も読んでよろしい!(当社比)

結婚のずっと前表紙結婚のずっと前
著者:坂之上 洋子
二見書房(2011-09-26)










ハウツー本は読まない主義だ。どうやってソレをやるか、は自分で考えたい。でも結局は、ソレを成し遂げるため 人に方法を聞くこともあるが、でも本には頼りたくない。そう思ってハウツー本は読まないことにしている。

 

 

 

さて、大切な友人である坂之上洋子さんの新刊が発売された。野寺治孝さんの写真も美しい!

 

 

最初、タイトルである「結婚のずっと前」を見たときに、失礼ながら「これは自分の読むべき本ではないな」と思った。なぜなら、前述の主義に加え、結婚の心構えを説くようなタイトルだし、自分には無縁と思ったからだ。

 

結婚からずっと経った人間がこれを読んでも得るものはないと…。

 

 

でも、今晩 この出版記念パーティに行くことになっているので、今朝 読んだ。

 

 

 

 

で。以下、読後の雑感。

 

 

 

 

この本に書かれていることは、ぜんぶ知っていた。

 

 

・自分を受け入れて欲しければ、自分も他人を受け入れなきゃならないとか
・落ち込んで立ち直ろうとしたら、一旦しゃがんでからジャンプしたほうが高く跳べるとか
・人の話を真剣にきくとか(これって日曜日にゴロゴロしなからサッカーみてる旦那にはかなり難しいことらしいが…)
・間違ってたら、ご免なさいって言えるとか

 

 

だけど、知ってるはずなのに知らないフリしてたことも多い。長い年月の間に抜け落ちていたのだろうか? 

 

・ 好きな人がどうなろうと好きであり続けることとか
・ 話し合って話し合って解決させる力とか

 

 

ここに書かれていることの何割くらい合格してるかな?完璧な人はこの世にいないから、せめて軌道修正はできるはずだ。理想と思ったら、それに近づく努力をしようよ!

 

 

“結婚後”の読者にとって本書は、知らないことにしていた目の曇りを、少しずつ晴らしてくれる物語なのかもしれない。“結婚の前”といってるのは、きっと坂之上さん一流の仕掛けであって、これは結婚前にだけ読んでおくハウツー本ではない。人に愛されるには、自分の愛する力を磨かないといけないのよ、という 大げさに言うと”愛”に関する本なのである。だから、ここで書かれていることは、結婚後の私にも必要な知恵ということになる。愛の法則に年齢は関係ないでしょう?

 

 

・ 悪口や愚痴ばかりいってる人は、誰にも好かれない、とか

・ 許せないことも忘れてしまうような人生の上書き方法、とか

 

 

この本は、結婚前の女性に「読むと参考になるよ」とお勧めすることができるが、私のような結婚後の者にも「もはや、われわれの世代の参考にならない。でも、目は覚めるかもよ」ということは言える。

 

 

だから わたしの年代にとって本書は推薦本ではなく、自発本(自発的に読むべき本)なのである。もしかしたら、結婚前の人よりも経験して知ってることだけに気づきも多いのではないか。

知らない人よりも知ってる人の方が役立つんじゃない?

 

ちみなに、本書で好きなフレーズは…

 

 

 

「生きていると 愛は増えるのよ」

 

 

そうそう!



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July 21, 2011

電子写真集【TOKYO BAY】(著者 野寺 治孝) iPhone/iPadアプリ配信開始!

hyoushi_1電子写真集【TOKYO BAY】
(著者 野寺 治孝)

発売:�螢愁法次Ε妊献織襯┘鵐織謄ぅ鵐瓮鵐�

iPad版 350円    http://bit.ly/oEcBSt 
iPhone版 250円 http://bit.ly/nGW0K4





野寺治孝さんとはじめてお会いしたのは、坂之上洋子さん宅のポッドラック・パーティの席。いろいろなツマミを持ち寄る中に浦安の貝佃煮があり、これが美味しかった。この佃煮を持ってきた方が野寺さんだったのだ。
 
浦安にこんな美味しい貝佃煮があったのは正直意外だった。しかし、その素敵なチョイスの謎は、野寺さんと話すうちにすっかり解けてしまった。
 
野寺さんが手がけた多数の写真集の中で、絶版になっている【TOKYO BAY】を見たからだ。ここにある東京湾の数々の表情は、私が想像する東京湾のイメージの何百倍も素敵なのである。人の思い込みをあっさり裏切る野寺さんのセンスにすっかり脱帽してしまった。

 
夜を押しのけて、一日をはじめようとする淡いピンク色の朝

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天使を出迎るようなふんわりとして雲々の間から零れ落ちる太陽の光

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考え事をするために消灯したような静かな夜の海…

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このような美しい写真は、単に野寺さんがプロフェッショナルな仕事をしたから撮れるいうものではない。むしろ、逆なのだ。野寺さんがいつまでもアマチュアな視点で景色を眺め、東京湾に在りのままの自分自身を投射して可能になった表現なのだと思う。
 
今回、電子写真集を出版するにあたって、気をつけたことがある。紙のデジタル化をしないということ。私はデジタル・メディアが単に便利という観点で捉えていない。むしろ、【TOKYO BAY】のような写真素材こそがデジタル表現に適している。紙よりも内側からにじみ出る色彩はデジタルが得意とするところだ。モニターの光と江口貴勅さんの作曲した力強いピアノ曲がマッチして、紙のデジタル化以上の出来栄えになっている。電子版【TOKYO BAY】は、写真集であり、かつ東京湾の美しいドキュメンタリー映像でもあるのだ。

1996年初出の【TOKYO BAY】は、15年以上かけて熟成され21世紀のデジタル世界が花開くのをじっと待っていたのではないかと思える奇跡の輝きを放っている。 (43枚の写真が収蔵されています)


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October 12, 2010

写真集『TOKYO BAY』 (野寺 治孝): 南国と違う東京湾の夕暮れの憂鬱な感じの水面にグッとくる

tgrdsewkop (2)TOKYO BAY (エーテー・アートブック)
著者:野寺 治孝
販売元:河出書房新社
発売日:2003-12-04








先日、知人のホームパーティでフォトグラファーの野寺治孝さんとお会いした。とても、柔和な方で作品よりも先に人柄と接することが出来た。

その後、ワタシが主催する個展に足を運んでくれたりと交流があり、そしてようやく野寺さんの写真集をじっくり眺めるに及んだ。

いろいろな写真集をだされているわけだが、綺麗一点張りの作品より、このなんとも現実的で優美な東京湾の写真集が一番気にいった。2003年の発売だから、まだ発売から7年しかたってないのに、既にアマゾンで新品を買うことはできない。特に写真集は増版が難しいジャンルなのかもしれない。

それにしても、この夕暮れの決して南国のそれとは違う憂鬱な感じの水面にグッとくるものがある。

tabloid_007 at 23:08|Permalink│Comments(0)│