January 25, 2009
市井の人々が裁く、死刑への道はあるか
サマヨイザクラ裁判員制度の光と闇 上 (1) (アクションコミックス)
著者:郷田 マモラ
販売元:双葉社
発売日:2008-10-28
昨年、文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞「モリのアサガオ―新人刑務官と或る死刑囚の物語」で一躍有名になった郷田マモラの最新作。タイムリーに裁判員制度をテーマにしている。
裁判員制度とは、20歳以上の市民から無作為に選ばれた裁判員が裁判官とともに裁判を行う制度。国民の司法参加により市民が持つ日常感覚や常識といったものを裁判に反映目的ではじまった。適用される事件は殺人罪、傷害致死罪、強盗致死傷、放火罪、身代金目的誘拐罪など重大な犯罪を扱う。
それゆえに作品にでてくるような市井の人々の労苦を描くことに酷く現実感がある物語にもなっている。まだ、1巻なのだが続きが気になる問題作である。



