農村

September 20, 2009

激しい農村 - みんなで生きている。-

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デハラユキノリ「激しい農村」展

2009, 8/21-30
KANZANあきち  
港区赤坂8-10-34-1F
TEL:03-6406-0766

 

 

激しい農村 第壱部 村の掟

ここは四国のとある山奥。今も日本にはよそ者が足を踏み入れる事のない村が存在する。
インターネットが世界中の距離を縮め、みんなが国籍や年齢に関係なく繋がれる時代になって
遠くの人は近くに感じ、近くの人には距離を保つ人間関係が世の中の主流になってきた。

否!この村には一生 光ファイバーは来ない。新聞も来ない。そこにあるには濃密な人間関係のみ。
狭く狭くからみあったとなり組、厳然と存在する夜ばい制度。

誰も一人で生きていくことのできない究極の運命共同体『村』。村の掟を破ることは絶対に許されない。
村の名前は「派ケ死村(はげしむら)」村民28人からなる山間部に存在するパーティ。
この物語はそんな村で繰り広げられるクーデターの記録であり、28人の村民の生命の輝きなのである。

...という何とも横溝正史か白戸三平の世界を彷彿とさせる手紙がお盆にやってきた。それからというもの、村のことが気にかかる。この展示は、デハラさんが、昨今のユルい農村ブームに楔を打ち込む強烈なクリエイションなのである。

派ケ死村(はげしむら)」村の村民フィギュア60体をはじめペインティング作品、村民が作った焼き物、農家Tシャツ、バッジ、農村バージョンめんた君+ストラップ等も販売。hageji-2hageji-3

 

 

 

 

 

 

ワタシは、今回はフィギュアではなく、「モーリン」の焼き物にした。

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