赤田祐一

February 22, 2009

マンガに登場する家の間取りは普通

MADORI 名作マンガの間取り
著者:影山 明仁
販売元:ソフトバンククリエイティブ
発売日:2008-07-26

 

 

 

 

この手の本のルーツはすべて1992年に飛鳥新社の腕利き編集者だった赤田祐一氏が作った「磯野家の謎―「サザエさん」に隠された69の驚き」からはじまっている。あくまで間取りだけなので取上げられているコミックを読んでいないと面白さ半減なのである。

余談だが、赤田さんとは内田勝さんが生前 紹介してくれ会ったことがある。弟さんは大学のゼミの同級生だった奇縁もある。



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December 15, 2008

あれもこれも編集者の仕業

BOOK-6記憶に残るブック&マガジン -時代を編集する9人のインタビュー集-

 

 

 

 

先日、WOWOWで藤子F不二雄 原作のドラマ「第1話 値ぶみカメラ」を観て、改めて監督した箭内道彦さんのことに興味をもった。「箭内道彦」と検索すると、本書がでてきた。これは、時代を編集する編集者9人のインタビューである。箭内道彦さんは、「奇跡マニア」だそうで、『これを決めないと現場で奇跡が起こるな』と考え、奇跡をストックしているそうだ。面白い。

Numero TOKYO」編集長の田中杏子さんも信念の人だ。「自分自身で『やりたい』と願っていれば、必ずたどり着くことが出来る」と言っている。共鳴。

そして、「QUICK JAPAN」創業者の赤田祐一さん( 「dankaiパンチ」編集長)も登場する 。内田勝さんから生前一度紹介されたことがある。本人も一番影響を受けた編集者に内田さんをあげている。「自分がびっくりするようなものを作っていたい」と結んでいる。人を驚かせるのではなく、自分がびっくりか...なるほど。あと、六本木のTSUTAYAなど本屋さんの本の見せ方や仕入れそのものをプロデュースしてしまった幅允孝さんの話も面白い。

幅允孝 「BACH」ブックディレクター
箭内道彦 「風とロック」編集長
田中杏子 「Numero TOKYO」編集長
ルーカス・バデキ・バルコ 「Paper Sky」編集長
鈴木芳雄 「BRUTUS」副編集長
米原康正 写真家、編集者
菅付雅信 編集者
赤田祐一 「dankaiパンチ」編集長
いとうせいこう 「Planted」編集長



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