講談社

June 07, 2009

妖精は小川におりました by コナン・ドイル

UFO 『週刊 世界百不思議』創刊号 2009.3.12/19合併号

 

 

 

 

 

CMでも盛んに宣伝している講談社のオカルト雑誌が創刊された。扱うジャンルは超常現象全般(妖怪妖精、エジプト、ロズウェルなど)にわたっており、毎週木曜に発売される全50冊シリーズ。創刊号は190円(30ページ)だが、2号目からは580円になる。創刊号は、911陰謀論の都市伝説として有名な「予言するドル紙幣」の付録として、5ドル、10ドル、20ドル、50ドル、100ドルの5枚が見本で付いている。

面白かったのは、シャーロックホームズの著者であるコナン・ドイルが太鼓判をおした妖精の実写。これは、1917年7月にイギリスのコディングリー村でエルシー(16歳)とフランシス(9歳)の姉妹が父のカメラを借りて近所の小川で撮影したものだ。これを当時、英国王室から爵位の称号を与えられていたドイルが「ストランド・マガジン」(1920年11月)でお墨付きを与えたので大騒ぎになった(「コティングリー妖精事件」)。

左=最初の写真。専門家は二重写し、習性の跡はないものと確認した。右は、後に増感処理されたもの。

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August 23, 2008

美術ブームにのって創刊しました!

MONA-2週刊 世界の美術館

 

 

 

 

 

講談社が毎週 世界の美術館を紹介していく。しかも、定価290円!創刊号は"ルーブル美術館"という無難な船出である。ダヴィンチもいいけれど、ワタシの希望としては現代アートにも光を照らすようなラインナップで御願いしたいものである。観光客の行かない美術館巡りとかサブ特集でもいいので、よろしく。



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June 14, 2008

Y字路が示唆する脇道人生のススメ

『冒険王・横尾忠則』 世田谷美術館

 

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5月28日 (水曜日) のことは一生忘れないだろう。この日の前夜 行きつけのBAR「RAKE」 (西麻布) で美味しいカクテルを飲んだ。たった3杯しか飲まなかったのに、翌日は滅多にない二日酔いだった。
 

ワタシは、いくつかの原稿を仕上げると午後から世田谷美術館の本展を見にいった。胸騒ぎはしなかった。でも、横尾忠則展に行くか恩師であり入院中だった内田勝さんの見舞いに行くか悩んだ。横尾忠則さんと内田勝さんは、黄金期の週刊少年マガジンで9回も表紙デザインの仕事を一緒にしている。だから、まず横尾さんの展覧会が先だった。そして、図録を5月31日(土曜日)に内田さんにお見せしようと考えたのだ。

...しかし、5月30日(金曜日)...17時30分 ワタシは 内田さんの訃報を東大で聞いた...そこから 先はカオスだ。いまだに、カオスなのだ。とにかく、その場を離れてタクシーに飛び乗った!でも、飛び乗ったところでどこにも行く宛てはない... 止め処なく涙が溢れてくる。悲しいというより悔しい... 時間よとまれ!
 

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そこへ、目に飛び込んできたのが、左の光景だったのである。これは、水曜日に見た横尾さんの「Y字路」のモチーフと酷似していた現実の風景なのだ!

あまりにも似ているので、運転手さんに「ここで降ります」と告げた。

 

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横尾さんは、2000年に郷里の兵庫県西脇で、ふとした偶然からY字路に出会う。

複数のY字路を描いているが、左は「宮崎の夜 台風前夜」(2004年)という作品

 

 

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↑ 「深夜の晩餐」(2006年)

右手の警官が、中央で餌を食べる猫をシンメトリーにして泥棒らしき人物を追っている赤い夜の作品だ。

 

 

 

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↑ これは、偶然発見した前述の写真 (結局、この真ん中の焼き鳥屋にはいった。もともとは画廊だったらしく、出入り口は3つある) を元に、ワタシがコラージュしてみた。ワタシの作品は、人ではなくペンギンが右往左往しているのだが...

 

 

内田勝さんという 道しるべを失ったワタシは、いまだにY字路の前に佇んでいる。しかし、いつまでも くよくよしていられない。あるいは、左に進んでも右に進んでも、真ん中の建物が第三の道を示唆してくれるのかもしれない。そんな気持ちになりつつある。内田さんがいつも「脇道にこそ人生がある」という言葉を思い出し、ワタシは再び進もうとしてる。



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March 09, 2008

王道を目指すなら、まず奇の道に学べ

uchida-1 「奇」の発想―みんな『少年マガジン』が教えてくれた
いまさらながら、内田勝氏の本をとりあげる。10年以上、公私共にお世話になっている伝説の編集者の半生とその思索を描いた本である。

改めて内田氏の本を読むと、「巨人の星」「 あしたのジョー」のヒット、大伴昌司
と「ウルトラマン」の発見、「 仮面ライダー」によるテレビ・玩具とのメディアミックスの先駆け、はたまた 切手モデルガンブームの仕掛け人など、その偉業の方が先にきてしまうが、実は内田氏の発想の原点に 奇なるものへの憧憬と実践があった。もともと教育者を目指していた内田氏だから、その取り組みは真摯とも言える熱情により 数々のヒット作として結実するのだ。

ここには、ヒットの帝王学が記されている。エクタメ業界関係者は、必読。



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February 03, 2008

世界各地にいるコミック世代

MO『モーニング ツー』2007.12.1 No.06

 

 

 

 

 

 

モーニング増刊号。なかなか入手できなかった。やっと手に入れた。第1回モーニング国際新人漫画賞の大賞受賞作である「影の祭」(story: bikkuri, art: rem)が読みたかったからだ。

rem(25歳)は、テキサス州ヒューストンに住んでいる。しかし、10歳ごろ友人がお土産にくれた日本語版の『らんま1/2』に夢中になり漫画家を夢みたという。好きな漫画は『アイシールド21』『ブラック・ジャック』などで、絵で一番影響を受けたのは小畑健『DEATH NOTE』らしい。

映画だろうが、漫画だろうが素晴らしい才能をもった人が国境を越えるのは道理の時代になった。だから、氾濫する情報過多からの目利きが求められるのだ。

http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20071128bk05.htm
http://e-morning.jp/mimc/



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November 23, 2007

バカにしか言えない真実がある

天才バカボン誕生40周年記念天才バカボンTHE BEST 講 (KCデラックス)

天才バカボン傑作集 (少年サンデーコミックススペシャル)

 

 

天才バカボン誕生40周年企画ということで、講談社と小学館から1冊ずつ発売された。これは歴史的事件をパロディにしたものだ。

1967年に講談社「少年マガジン」で連載開始された本作が、なんと2年後に小学館「少年サンデー」に移籍してしまったのだ。その事件を今回のコラボレーション本の帯でパロディにしている。左が講談社の扉で帯には、「『天才バカボン』窃盗罪でタイホする!小学館」とつながり目玉のおまわりさんが言っているる。

それに対して、右の小学館側は、「レレレのレ?なんですか?講談社!!」と応じているのだ。傑作企画です。



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