June 07, 2009
妖精は小川におりました by コナン・ドイル
『週刊 世界百不思議』創刊号 2009.3.12/19合併号
CMでも盛んに宣伝している講談社のオカルト雑誌が創刊された。扱うジャンルは超常現象全般(妖怪妖精、エジプト、ロズウェルなど)にわたっており、毎週木曜に発売される全50冊シリーズ。創刊号は190円(30ページ)だが、2号目からは580円になる。創刊号は、911陰謀論の都市伝説として有名な「予言するドル紙幣」の付録として、5ドル、10ドル、20ドル、50ドル、100ドルの5枚が見本で付いている。
面白かったのは、シャーロックホームズの著者であるコナン・ドイルが太鼓判をおした妖精の実写。これは、1917年7月にイギリスのコディングリー村でエルシー(16歳)とフランシス(9歳)の姉妹が父のカメラを借りて近所の小川で撮影したものだ。これを当時、英国王室から爵位の称号を与えられていたドイルが「ストランド・マガジン」(1920年11月)でお墨付きを与えたので大騒ぎになった(「コティングリー妖精事件」)。
左=最初の写真。専門家は二重写し、習性の跡はないものと確認した。右は、後に増感処理されたもの。