西武アキラ

January 08, 2011

西武アキラ"Washed ashore":ウォールドローイングというのはアーティストにとって音楽ライブみたいなものだろう。

akira10_pr西武アキラ"Washed ashore"

2010.12.14-12.23
NANZUHA UNDERGROUND白金
港区白金3-1-15
03-6459-3130





西武アキラさんとは2009年8月、熱い大阪で初めて会った。AD&Dという洒落たギャラリーで個展をやっていたのだ。

ドローイングの中に「ウニコモン」というドローイングをインクジェットでエディションにした作品が気に行った。作品の中に水木しげると楳図かずおの"気配"を感じたからだ。本人と話したら、本人もそういう"気配"をもっていた。その後、お茶を飲んだ記憶があるが、どうもそれも幻影のような熱い日だった。

その西武さんが今度は白金で個展をやるという。ウォールドローイングというのはアーティストにとって音楽ライブみたいなものだろう。その日、その時にしか散在しない。こういう一期一会に熱情を感じざるを得ない。

IMG_0431-S












IMG_0432



tabloid_007 at 23:36|PermalinkComments(0)

November 07, 2009

若手キュレイターの文化祭

20093 エマージング・ディレクターズ・アートフェア 「ULTRA002

2009年10月28日〜11月3日
スパイラルガーデン/1F スパイラルホール/3F
東京都港区南青山5-6-23
03-3498-1171

 

 

青山スパイラルは2008年に引き続き、複数のギャラリーの若手キュレイターによるユニークなアートフェアを開催した。1回目は、25名のキュレイターが参加。今回は、51名が参加。ほぼ倍である。

ギャラリーという形式はどうしても、オーナーの色がでてしまうものなので、若手にもその選択眼を披露してもらおうという訳だ。

NANZUKA UNDERGROUNDの室岡優さんセレクトである西武アキラさんや横山裕一さんの作品は相変わらず好き。

それと、遊工房アートスペースの椛有理さんのセレクトは、実のお姉さまの椛ちひろさんだけでなく、自身の作品も展示してあり、いくつか購入させてもらった。特殊な黒のモルタルのようなペイントをタイルの上に施して"origin pattern"というシリーズである。紋様も美しい。

P1010086-sP1010089-sP1010087-s



tabloid_007 at 19:15|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

August 15, 2009

線の合間に顔がある

DM1 西武アキラ「ホワイトアスパラガスとモモンガ」

2009.7.31 fri - 8.12 wed
13:00 - 20:00
木曜休廊
AD&Aギャラリー 
大阪市西区京町堀1-6-12

 

大阪に、西武アキラさん(1980年生まれ)の個展を見に行った。最近この近辺は、質の高いギャラリーが5-6出来ている。先日の写真を中心として展示するTHIRD GALLERY AYAに行ったところである。

さて、西武さんは東京在住らしい。愛媛、京都、北九州、ベルリンで活動後、大阪での個展は初めてという。絵画・アニメーション・フォントを作成するなどメディアや分野を横断して制作をしている。

線の微妙な組み合わせがキャラクターやコミックのような造形をつくる。ギャラリーオーナーの南さんの解説では、今度 横山裕一さんと二人展をやるという。なるほど、ワタシの好みなわけである。横山さんとも以前お仕事の打ち合わせをしたことがある。その時は残念ながら仕事は成立しなかったが、横山さんのアート作品もコミックも大好きだ。

今度、西武さんともお会いする機会があるようなので、とても楽しみにしている。



tabloid_007 at 00:00|PermalinkComments(0)