藤本幸三

June 20, 2010

ニコラ・ビュフ [赤ずきんのカレちゃん]: 銀座エルメスの店頭物語

2ニコラ・ビュフ [赤ずきんのカレちゃん]

2010.05.20-07.20
Maison Hermes Ginza
中央区銀座5-4-1
03-3569-3300










少し紹介が遅れたが、エルメスの藤本幸三氏(執行役員コミュニケーション担当ジェネラルマネージャー)がキュレイトする銀座エルメスの店頭ディスプレイき今回もユニークなコンセプトである。今回は、5月21日の早朝6時頃通りかかったら、道路を黒幕で囲いまだ作業していた。

ニコラ・ビュフがエルメスのスカーフで表現する「赤ずきんちゃん」。赤ずきんにエルメスのカレを用いて、エルメスのオブジェをシャルル・ペローのおとぎ話の世界にミックスさせている。

「ウィンドウのテーマを考えているとき、無邪気でありつつ心に迫ってくる「赤ずきんちゃん」の世界が、まさにぴったりだと思った」とビュフは語る

右のウィンドウはおばあさんの家として表現され、おばあさんに化けたオオカミが、赤ずきんちゃんを待ちかまえてベッドに横たわっている。
16個の小窓では、赤ずきんちゃん、おばあさん、狩人のチームがオオカミを負かす、グリム童話版の赤ずきんちゃんのシーンをそれぞれ表現。

◇ Nicolas Buffe (ニコラ・ビュフ)
1978年、パリ生まれ。2005年、パリのエコール・デ・ボザール修了後、国立東洋言語文化学院 (INALCO)にて日本語を修める。東京藝術大学における研究のため来日。La Maison Rouge(パリ)、東京都現代美術館(東京)な ど、世界各地で展覧会を開催。現在は日本を拠点にアーティストとして活動している。


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March 20, 2010

銀座エルメス:アルフレッド・ハベリ「描かれたものがたり」

51LWn1OfyDLAlfredo Haeberli Design Live
販売元:Birkhaeuser Basel
発売日:2006-10-06









銀座の楽しみの一つと化したエルメスの店頭ディスプレイ。藤原康博さんの作品からアルフレッド・ハベリさんの作品「描かれたものがたり」 (2010年3月18日〜5月18日)になった。

2009.7月から栗林隆→玉ノ井哲哉→吉岡徳仁→藤原康博 と日本人アーティストが続いたが、久しぶりの海外アーティスト起用である。エルメスジャポン藤本幸三さん(執行役員コミュニケーション担当GM) のキュレーションが冴える。

以下、コンセプトシートより。

―むかしむかし、あるところにひとりのデザイナーがいました。彼は一生に一度、日本という国を見てみたいと思っていました。陽の出ずる国のものがたりを読んだり、人々から話を聞いたりして好奇心を満足させてみますが、日本への憧れは募るばかり。ある日彼は思い立って、日本に手紙を書くことにしました。日本への想いを込めて。未知の国の誰のもとに届くのでしょう・・・。

それから月日が流れ、手紙のことも忘れかけていた彼のもとに一通の招待状が届きます。開いてみると、それは紛れもない日本からの招待状でした。長年の夢がついにかなう日が来たのです。初めて足を踏み入れる日本という土地。彼は期待で胸をわくわくさせながら招待状の送り主のもとへと歩きます。ようやく指定された場所に着いた彼が目にしたものは・・・。むかし自分が送った手紙でした。その手紙は、床の間にある軸のように飾られ、日本の人々の目を楽しませていたのでした。―

2010年のエルメスの年間テーマは「語りつがれる“ものがたり”」。今回のウィンドウでは、スイス人デザイナー、アルフレッド・ハベリの生み出すものがたりが展開されます。一枚の大きな紙から飛び出した小人たちが、春の訪れとともに真新しいエルメスの商品を抱えてやって来ました。1枚の紙だけで作られるシンプルなウィンドウ。小人たちの生命力あふれる表情と、色鮮やかなエルメスの商品に彩られ、観る人たちにさまざまな春の「ものがたり」を想起させてくれるでしょう。

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Alfredo Haeberli (アルフレッド・ハベリ)
1964年アルゼンチンのブエノスアイレスに生まれ、スイスへ移住。建築を学んだ後、デザインの道に。チューリッヒを拠点に、プロダクトから家具、インテリアなどの幅広いデザインを手がけ、世界的に活躍している。

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