May 26, 2007
兼高かおるが教えてくれた海外の品格
2007年5月6日から、CS放送・TBSチャンネルで再放送が開始された。実に懐かしい。まだ海外旅行が高嶺の花だった時代、日曜日の朝、日本人にSFともいえる海外の様子を紹介してくれた。いつも父親と見ていた。兼高かおるが、スタジオにいる芥川隆行氏に旅行の状況を説明しているのが特徴で、視聴者はみな芥川隆行の側にいた。また、兼高の独特の“〜ですの”調の「山の手言葉」が品格を醸し出しており、立派な人でないと海外には行けないという概念を形成した(ように幼心に思った)
■「兼高かおる世界の旅」=1959年12月13日から1990年9月30日にかけて、30年10ヶ月の間、TBS系で毎週日曜日朝に放映された紀行番組。ジャーナリストの兼高かおるが、ディレクター、プロデューサー、レポーター、ナレーターすべてを兼ね、世界各地160ヶ国、放送回数1,586回、全行程721万km、地球180周して取材した映像を放映していた。番組開始当初はパンアメリカン航空(PAA)が協賛していた。後にスカンジナビア航空(SAS)に代わっている。
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