あれもこれも編集者の仕業
記憶に残るブック&マガジン -時代を編集する9人のインタビュー集-
先日、WOWOWで藤子F不二雄 原作のドラマ「第1話 値ぶみカメラ」を観て、改めて監督した箭内道彦さんのことに興味をもった。「箭内道彦」と検索すると、本書がでてきた。これは、時代を編集する編集者9人のインタビューである。箭内道彦さんは、「奇跡マニア」だそうで、『これを決めないと現場で奇跡が起こるな』と考え、奇跡をストックしているそうだ。面白い。
「Numero TOKYO」編集長の田中杏子さんも信念の人だ。「自分自身で『やりたい』と願っていれば、必ずたどり着くことが出来る」と言っている。共鳴。
そして、「QUICK JAPAN」創業者の赤田祐一さん( 「dankaiパンチ」編集長)も登場する 。内田勝さんから生前一度紹介されたことがある。本人も一番影響を受けた編集者に内田さんをあげている。「自分がびっくりするようなものを作っていたい」と結んでいる。人を驚かせるのではなく、自分がびっくりか...なるほど。あと、六本木のTSUTAYAなど本屋さんの本の見せ方や仕入れそのものをプロデュースしてしまった幅允孝さんの話も面白い。
幅允孝 「BACH」ブックディレクター
箭内道彦 「風とロック」編集長
田中杏子 「Numero TOKYO」編集長
ルーカス・バデキ・バルコ 「Paper Sky」編集長
鈴木芳雄 「BRUTUS」副編集長
米原康正 写真家、編集者
菅付雅信 編集者
赤田祐一 「dankaiパンチ」編集長
いとうせいこう 「Planted」編集長
November 30, 2008
カメラで世の中を値踏みするといくら?
ミッドナイト☆ドラマ「藤子・F・不二雄のパラレル・スペース」WOWOW
WOWOWオリジナルドラマとして藤子・F・不二雄氏のSF短編をドラマシリーズ化。1話目は、CMディレクター箭内道彦氏の初監督作品である。コマ割から台詞、動作まで完全にマンガを再現した面白い工夫をしている。ラストの長澤まさみのアカペラの"素"がドラマのコミック化を際立たせている。その他の監督出演陣もユニーク。
第1話 値ぶみカメラ(10月31日)
長澤まさみ/ケイン・コスギ/諏訪雅/安斎肇
監督・脚本 箭内道彦 三浦有為子
第2話 あいつのタイムマシン (11月7日)
田畑智子/ミムラ
監督・脚本 三木孝浩 大歳倫弘・上田誠
第3話 ボノム 〜底ぬけさん〜 (11月14日)
國村隼/中山祐一朗
監督脚本 藤本周
第4話 かわい子くん (11月21日)
本多力/麻生久美子/いとうあいこ/要潤
監督キャン本 筧昌也
第5話 征地球論 (11月28日)
谷村美月/小林すすむ
監督・脚本 青池良輔 三浦有為子・青池良輔
第6話 ボクラ共和国 (12月5日)
日向ななみ/長島弘宜/ささの貴斗
監督脚本 小泉徳宏
June 24, 2007
消しがたい存在の松岡修造
CF企画会社「風とロック」を率いるクリエイター箭内道彦氏が制作した資生堂UNOの新作。男性向けデオドラントのコマーシャルである。数週間前にTBS「情熱大陸」に箭内氏が出演しており、このCF撮りの模様もやっていた。スポンサーからはエロ過ぎるとの氏瀧があったが、修正を重ねるうちにトップからGOサインがでたという。http://www.shiseido.co.jp/uno/
http://www.kazetorock.co.jp/