笹田晋平

June 17, 2012

アート展示 笹田晋平 「前田荘バロック」カップラーメン→肉→バロック

IMG_0002笹田晋平 「前田荘バロック」

2012年05月26日 〜 2012年06月16日
Ohshima Fine Art
新宿区西五軒町3-7 ミナト第三ビル3F
03-3235-2271








笹田晋平さんの作品との出会いは、2009年3月のGEISAIまでさかのぼる。カップラーメン創業者の安藤百福へのオマージュ作品は、大型で緻密でユニークなものだった。

それ以来、ずっと気になるアーティストだったのだが、翌年の2010年10月に大島さんの[Ohshima Fine Art]で個展をやるとの案内をもらってビックリした。大阪岸和田から東京へ進出である。
その時、“肉”がモチーフにあり、神々しいまでの神話的な絵画作品に将来の可能性を大いに感じた。

そして、今回[Ohshima Fine Art]での2回目の古典。今度は真正面からバロックをモチーフにしている。凛とした女性たちの勇姿の数々。

今後の活動にも目が離せない。

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October 08, 2011

【アートフェア東京2011】のまとめ

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東京国際フォーラム
2011年7月29日(金)〜31日(日)
千代田区丸の内3丁目5番1号
03-5221-9000








日本最大のアートの見本市。2010年はブース出展したが、今回はゲストして内覧会に行ってきた。といっても、7月28日のことなので随分とレポートが遅れた。その理由は、どうにも印象の薄いアートイベントだったからだ。

もともと4月に行われる予定が震災の影響で会場が避難者のために開放されていたという事情もあるが、その後の放射能問題で海外からのコレクターがほぼ皆無だったので、随分と寂しい出足だった。また、内容面でも、主要現代アートギャラリーの半分(5-6ギャラリー)が不参加だったこともある。やはり現代アートギャラリーは、[G-TOKYO]に主軸を移した感がある。


古美術・工芸から、日本画・洋画、現代美術まで、様々な作品が一堂に会するアートフェアというコンセプト自体が独自性を出せずにいる。

ただし、中でも新興画廊「PROJECTS」コーナーは見所満載だった。Ohshima Fine Artの笹田晋平の作品は迫力があった。

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私は、小さな作品のみ購入。
左:野田コンテンポラリーから しりあがり寿さんの作品「ミツシゲ」
右:ギャラリーショーのMASAKOのチャリティうちわ

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October 16, 2010

笹田晋平 展「ホメオカカオスの油壺」:肉と仏を繋ぐしゃぶしゃぶ肉を腰巻にした女性!

iygiyg笹田晋平「ホメオカカオスの油壺」

2010.0925-1016
Oshima Fine Arts
新宿区西五軒町3-7
03-3235-2271








2009年3月に開催されたGEISAIで笹田晋平さんの作品をみた。チキンラーメンを発明した安藤百福さんへのオマージユということで、シズル感があるチキンラーメンと神様が同居する不思議なアート作品だった。

確か、大阪の岸和田を拠点に描いているといってたっけ...突如、連絡したら何と東京のOshima Fine Artsで個展をやるという。引き寄せか!早速、MORIYUさんでお馴染みのミナト第三ヒルに行ってきた。大島さんに丁寧に解説してもらいありがたかった。

大型作品は、石膏をキャンバスに薄く伸ばし、その上から油絵で描いている。だから、横からみると、凹凸があってリアリティがある。絵のモティーフは肉と御釈迦様といつたような組み合わせが多く、パロディというより荘厳な雰囲気を漂わせている。上記の今回のキービジュアルになっている女性の腰巻は、なんとしゃぶしゃぶ肉で出来ている!

下記本人談「今回の展示は明治期の油彩黎明期(日本の伝統と西洋の技法の葛藤と混乱)をテーマにしています」とのこと。
大型作品も素晴らしい出来で、今後が期待される。

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March 08, 2009

飾りじゃないアート作品はいかが

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GEISAI #12

 

 

 

 

 

 

若手アーティストの登竜門となっている村上隆 企画のアートフェアGEISAIに行って来た。GEISAIというと、日大芸術学部出身のワタシとしては大学の文化祭を思い出す。長年 芸術祭(ゲイサイ) と呼ばれている。

そんな過去の記憶からかどうしてもアートをみるというより、学生のバカ騒ぎ祭典(失礼!)という先入観をもっていしまう。

あまり収穫はなかったが、奈良さん風とか村上さん風が跋扈するなか、下記のあふたりのアーティストはよかった。

ひとりは、大阪岸和田在住の笹田晋平さんのカップラーメン創業者の安藤百福サンヘノオマージュ作品。ラーメンのいたる所に神々しい神さまが宿っている。

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もう ひとりは、片瀬海岸在住の弥田真一(いよだしんいち)さん。雷神を非常に繊細なタッチで弥田さん風にモディファイしている大型作品。両者とも大きな作品であることで非常に緻密な構成の作品に仕上がっていた。弥田さんのポートレイト作品を購入した。

弥田真一



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