April 25, 2009
気が散るから、興味が横移動する
私的ブランド論―ルイ・ヴィトンと出会って (日経ビジネス人文庫)
著者:秦 郷次郎
販売元:日本経済新聞社
発売日:2006-05
2009年3月に開催されたGEISAIに出展していたあるアーティストの絵を眺めていたら、何とも美しい肌色の女性の絵を購入したのが、長年日本でのルイ・ヴィトンの社長をしていた秦郷次郎さんときいて、彼の本を読んでみた。ワタシの興味はいつも水平思考、横繋がり、気まぐれが原則のようだ。どうりで、学校の先生の話はまったく覚えていないわけだ。宿題も説教も大嫌い。自分が興味をもったことしかしないが、自分の興味はどんどん横滑りして定まらない。
本書で面白かった話。ワタシが大好きなスティーブン・スプラウスが描いた落書き(グラフティ)バック。あれは、マーク・ジェイコブスがシャルロット・ゲンズブールのアパートで黒い絵具でペイントされたモノグラムバックをみて思いついたという。
どうしてブランドは売れ続けるか、と際限ない問いに対して1992年に刊行された「歴史の終わり」(著:フランシス フクヤマ) の著書からヒントを得たという。「人間の認知の欲望とは、自分のことを他人に認知してらう、他とは違う一個人として認めてもらいたいという欲望です。」さらにヘーゲルの言「人間は他人の持っているものを欲しくなる。まして、持っていないものにおいておや」とのこと。これが前述の質問の解。
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