玉ノ井哲哉

January 03, 2012

【HERMES銀座】アートあれこれ:ライアン・ガンダー/貴志真生也/ハウスインダストリーズ/玉ノ井哲哉

ijojouh (6)「墜ちるイカロス―失われた展覧会」 ライアン・ガンダー展
Icarus Falling – An exhibition lost by Ryan Gander

2011年11月3日(木)〜2012年1月29日(日) 
メゾンエルメス8階フォーラム
中央区銀座5-4-1
03-3569-3300)
主催:エルメス財団




エルメスは、8Fフォーラムのギャラリーや店頭ディスプレイでのアーティストコラボやクリスマスには独自のインスタレーションなど様々なアートがみられたので、まとめ。

まず、現在も開催中のイギリス人アーティスト、ライアン・ガンダー(1976年生まれ)の8階での展覧会。ます。

ライアン・ガンダーは、展示されているのはすべて自身の作品であるにもかかわらず、美術史の重要な作品への参照や架空のアーティストの引用など、私たちの認識にゆらぎを与え、「もうひとつの現実」について語る。



IMG_0454【発想の源泉】 
貴志真生也
2011年9月22日〜11月14日










続いて、店頭ディスプレイ。

食卓の爪楊枝や、お菓子の包み紙、発泡スチロールのかたまり、電気コードが縛ってある結束バンド。日常に散らばっている素材をかき集め、アートに高めている。



454727687【馬術をアルファベットで】
HOUSE INDUSTRIES(アンディ・クルーズとリッチ・ロートによって設立
2011年11月15日〜2012年1月17日









ハーレクイン柄の壁紙を背景に、コミカルに動く「H」と馬。馬のシルエットは「HERMES」のアルファベットでできてる。




__0111【Joyeux Noel】
玉ノ井哲哉
2011年12月17日〜12月25日











友だちの玉ノ井哲哉の作品!いつの間に こんな巨大なものを...。凄すぎる。30分ごとに証明も変わり、雪まで降ってくる。素晴らしい作品。

これは、エルメスビルの合間に建立されていた。



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July 24, 2010

伊勢丹[THE PARK WEST ART SHOW]: デパートとアートの新しい関係がわかります!

UKEKSJVTHE PARK WEST ART SHOW

2010年7月21日−7月25日(日)
伊勢丹新宿本店 パークウエスト別館(1階、地下1階)

 




キッチュで可愛い作風の渡辺おさむさんから手紙をもらい本企画を知った。伊勢丹は、以前からに雑誌「NUMERO」と組んで"アート・コンビニ"を展開したり、ファッション+アートという切り口を得意としている。

今回は、さらに一歩進めて「気軽に買えて楽しめるアートを」という新しいコンセプトで、6つの現代アートギャラリーと組んで手軽な価格帯でアートピース販売を行っている。

行って初めて、森裕一さんのギャラリーが出展しているのに気付いた。1階の壁1面を使って、新しいアーティストの紹介を積極的にしている。

中でも知人である大好きなアーティスト 玉ノ井哲哉さんの作品はいつもながらユニーク。(下記)

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参加ギャラリー
hpgrp Gallery 東京・MA2ギャラリー・MEGUMI OGITA GALLERY・MORI YU GALLERY・Gallery TERRA TOKYO・Gallery TAGBOAT



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March 20, 2010

銀座エルメス:アルフレッド・ハベリ「描かれたものがたり」

51LWn1OfyDLAlfredo Haeberli Design Live
販売元:Birkhaeuser Basel
発売日:2006-10-06









銀座の楽しみの一つと化したエルメスの店頭ディスプレイ。藤原康博さんの作品からアルフレッド・ハベリさんの作品「描かれたものがたり」 (2010年3月18日〜5月18日)になった。

2009.7月から栗林隆→玉ノ井哲哉吉岡徳仁藤原康博 と日本人アーティストが続いたが、久しぶりの海外アーティスト起用である。エルメスジャポン藤本幸三さん(執行役員コミュニケーション担当GM) のキュレーションが冴える。

以下、コンセプトシートより。

―むかしむかし、あるところにひとりのデザイナーがいました。彼は一生に一度、日本という国を見てみたいと思っていました。陽の出ずる国のものがたりを読んだり、人々から話を聞いたりして好奇心を満足させてみますが、日本への憧れは募るばかり。ある日彼は思い立って、日本に手紙を書くことにしました。日本への想いを込めて。未知の国の誰のもとに届くのでしょう・・・。

それから月日が流れ、手紙のことも忘れかけていた彼のもとに一通の招待状が届きます。開いてみると、それは紛れもない日本からの招待状でした。長年の夢がついにかなう日が来たのです。初めて足を踏み入れる日本という土地。彼は期待で胸をわくわくさせながら招待状の送り主のもとへと歩きます。ようやく指定された場所に着いた彼が目にしたものは・・・。むかし自分が送った手紙でした。その手紙は、床の間にある軸のように飾られ、日本の人々の目を楽しませていたのでした。―

2010年のエルメスの年間テーマは「語りつがれる“ものがたり”」。今回のウィンドウでは、スイス人デザイナー、アルフレッド・ハベリの生み出すものがたりが展開されます。一枚の大きな紙から飛び出した小人たちが、春の訪れとともに真新しいエルメスの商品を抱えてやって来ました。1枚の紙だけで作られるシンプルなウィンドウ。小人たちの生命力あふれる表情と、色鮮やかなエルメスの商品に彩られ、観る人たちにさまざまな春の「ものがたり」を想起させてくれるでしょう。

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Alfredo Haeberli (アルフレッド・ハベリ)
1964年アルゼンチンのブエノスアイレスに生まれ、スイスへ移住。建築を学んだ後、デザインの道に。チューリッヒを拠点に、プロダクトから家具、インテリアなどの幅広いデザインを手がけ、世界的に活躍している。

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February 04, 2010

白馬の王子がエルメスで待ってるよ

hermes銀座エルメス 藤原康博










今回のエルメス店頭ディスプレイも素敵である。玉ノ井哲哉さん、吉岡徳仁さんに続き藤原康博さん。白い馬は、エルメスのキーエレメントである。エルメスの屋上を見てご覧!白馬の王子も待っている。


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December 10, 2009

エルメスに吹く風が銀座にのって...

Hermè Hermès × Tokujin Yoshioka

メゾンエルメス ウィンドウディスプレイ
2009.11.19-2010.11.9
中央区銀座5-4-1

 

 

 

 

銀座エルメスの店頭ディスプレイが友人の玉ノ井哲哉さん作品から、吉岡徳仁さんの作品に変わってた!

女優・木村多江さんがスカーフにセクシィな吐息を吹きかけると、スカーフが美しくたなびく...。
こういう美しい発想とクリエイティブ。生きてて良かったぁ。



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December 06, 2009

子どもの玩具は大人の玩具

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パラモデル展 paramodel

2009.11.21-12.26
MORI YU GALLERY TOKYO
新宿区西五軒町3-7 4F
03-6906-9556

 

 

先日、mori yu gallery の京都で展示していた作品がついに東京神楽坂のギャラリーにもお目見えした。早速、行ってきた。あまり時間がなかったので、本当はもっとじっくり見たかったが、ブラレールのように組み合わせ可能な4枚絵とか、とみかに鮨のネタのプラスチックを乗せた「トミ寿し」、そして、サイコロキャラメルがどんどん展開して開いていくグラフィックなど男の子のキッチュな世界が炸裂で面白い。大人になっても忘れないあの興奮が蘇る。

 

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玉ノ井哲哉個展「夢を見ない午後…」
2009.11.28-09.12.26

MORI YU GALLERY KYOTO
京都市左京区聖護院蓮華蔵町4-19
075-950-5230

 

 

 

玉ノ井哲哉さんの東京展示が今度は京都にいって始まった。こちらは未見だが、かけつけたいと思っている。先日のTCAF2009でも玉ノ井さんの巨大チェリーのインスタレーションが可愛い巨大さでユニークだった。



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September 27, 2009

ピー!銀座エルメスに集合!

TAMANOI-1 玉ノ井哲哉「チェンゴ」
(2009, 写真、アクリル、ポリエステル樹脂、塩化ビニール 100 x 70cm ED)

 

 

 

 

大好きなアーティスト 玉ノ井哲哉さんの作品を町で発見!なんと銀座のエルメスの店頭ディスプレイで発見。最初は、ムムっという感じで眺めていたら、巨大板チョコで気がついた!うろうろしていると良いことあるもんだ。

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ついでに、下記ワタシの好きな作品も紹介

TAMANOI-2「キリカ」(2009, 写真、アクリル、ポリエステル樹脂、塩化ビニール 70 x 100cm)
[moriyu gallery]



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June 21, 2009

夢のような午後の面白

TAMANOI-1玉ノ井哲哉 個展「夢を見ない午後...」
09/06/06 [ sat. ] 〜06/27 [ sat. ]


MORI YU GALLERY TOKYO
新宿区西五軒町3-7ミナト第三ビル4F
03-6906-9556

 

 

 

人の縁というものは不思議なものである。先日、エッセイストであり、かつ神楽坂で「ジョルジュ・サンド」というとっても美味しいお菓子屋さんも経営していらっしゃる吉村葉子さんに夕食をご馳走になった。

その時、いまやっている上野の高橋コレクションがいかに興奮する展示であるか話をしたら、その関連でかかわりのあるギャラリスト 森裕一さんを紹介していただいた。

...というわけで、森さんが東京でやっているモリユウギャラリー(2001年設立、京都を中心に若手から大御所まで取り扱う現代美術の企画ギャラリー)に週末行ってきた。あいにく、オーナーは上海で不在だったが、玉ノ井哲哉さんご本人がいた。

玉ノ井哲哉さんは、農協職員、仏像販売、クラブオーナーを経て美術デザインやアートの制作をしている。実にユニーク。作品も凄い!ビスケットでできたチェンソーで、子どもを殺すと血がチョコとなって流れ出す。

実は、仕事でお世話になっている文原聡さんともお友だちという。世間は狭いのではなく、面白人間の"引き寄せ"なのかもしれない。なにかお仕事ご一緒したいものである。



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