江口寿史

May 01, 2010

西原理恵子の人生画力対決 : 酔いどれ藤子不二雄(A)先生のご機嫌

ijuhgy西原理恵子の人生画力対決 1 (コミックス単行本)
著者:西原 理恵子
販売元:小学館
発売日:2010-03-17










確か、昨年の夏ごろ藤子不二雄(A)先生と食事た時に、西原理恵子と対決してきた、とおっしゃっていた。何のことかその時はよく分からなかったが、今回単行本になったのでようやく事の次第が判明した。

西原理恵子さんが、2006年9月のしりあがり寿さんと他のマンガ・キャラの描き合いをするイベントからはじまって、断続的にみうらじゅん、国友やすゆき、ちばてつや、やなせたかし、江口寿史、福本伸行(敬称略)と画力対決してきた。

この本は、その画力勝負の結果をまとめたものだが、主に新宿ロフトプラスワンというサブカルの聖地で行われたイベントに行くのが一番楽しそうである。次回は行ってみたい!

tabloid_007 at 18:52|PermalinkComments(2)

July 06, 2008

みんな、お薬が必要になった時代

能登の白クマうらみのはり手 (THE VERY BEST OF Tatsuhiko Yamagami)
山上たつひこ氏といえば、ワタシの世代だと「週刊少年チャンピオン」で連載され一世を風靡した「がきデカ」の作者である。一時期小説家に転身したが、最近は再びマンガの世界に帰ってきた。本書は江口寿史が監修した「がきデカ」連載終了前後の短編が集められている。熊の檻に落ちた美少女と付き合うことを目的に助ける気もないのに助ける話の主人公の残酷さ、身勝手さは当時としても画期的な描写ではなかったのか。

tabloid_007 at 17:30|PermalinkComments(0)