武満徹

May 31, 2009

自在なデザイン過ぎて広告を超えている

YOKOO-000横尾忠則ポスタア芸術
著者:横尾 忠則
販売元:実業之日本社
発売日:2000-05

 

 

 

 

やはり、横尾忠則さんのデザインは好みだ。ポスターは油彩より企業の制約を感じることなく、むしろ遊び心満載という感じがする。

Left= 武満徹「国際交流基金/パリ日本文化会館」1997
Center = 夏目漱石「文化人・切手シリーズ」1999
Right = ラフォーレ原宿「20周年記念」1998

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April 19, 2009

ラブだらけの実験的な時代

kuri-2久里洋二作品集 [DVD]
販売元:パイオニアLDC
発売日:2002-07-10

 

 

 

 

 

いま一緒に新作アニメを制作させていただいているアニメーター久里洋二先生のインタビューが日経夕刊「こころの玉手箱」に連載されていた。

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久里先生がアニメをはじめたのが1960年32歳の時。武満徹氏の6mmテープを聴いて「人間動物園」(1962, ヴェネチア映画祭青銅賞) 、「LOVE」(1963, メルボルン映画祭優秀賞) を制作した。オノ・ヨーコ(当時 小野洋子)の突拍子もない録音テープを元に『AOS』(1964, オーベルハウゼン映画祭優秀賞)を制作した。

そんな貴重な思い出話を、先日 久里先生の仕事場で件の6mmテープが床に転がるなか、先生の解説つきで観せてもらった。なんという贅沢!

「人間動物園」は、最初は男が女をやっつける話だったのだが、逆にした方が時代的にも面白いと考えたそうだ。声は水島弘さんと岸田今日子さん。「LOVE」は前作とテーマは同じ。同じく武満さんのテープ音楽。また谷川俊太郎さんが詩を担当。声も同じ2人。「AOS」井上洋介さんの漫画集「箱類図鑑」をもとに作られた。声はオノヨーコ。その頃はまだジョン・レノンと知り合う前(1966年11に出会う)で、作曲家の一柳慧さんと結婚しており前衛芸術の個展も開いていた。オノさんの何とも怖いラブとアイの叫びが印象的な作品。



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September 15, 2008

バイオリンが奏でるプエルトリコのボクサーのコト

takemitsu_toru-3武満徹の世界
先日あるアニメの企画コンテをみていたら、突然 世界的な音楽家である武満徹のLPを思い出した。それは昔もっていたのだが、いつの間にか紛失したのだが、勅使河原宏が監督した映画のサントラばかりが集められたLP作品だった。勅使河原作品のだけでも8作品ある。『サマー・ソルジャー』や『砂の女』などの前衛的作風から、『他人の顔』のワルツ、『利休』でのアジアっぽいものまで多彩な音がある。

しかし、今回突如聞きたくなったのはボクサーの「ホゼ・トーレス」(Jose Torres) のテーマ曲である。ホゼ・トーレスは、勅使河原監督がニューヨークを訪れた際に知りあったプエルトリコ出身のボクサーのドキュメンタリー映画。そのアニメ企画と映画の内容がリンクしているわけではないが、その何とも荘厳な感じがイメージできたのである。



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