横山裕一

November 07, 2010

[X 8 SMART CANVAS] "時ってなんだろう? 8人のクリエイターによる、新しい時の感じ方"

OUHIGYF[X 8 SMART CANVAS]
"時ってなんだろう? 8人のクリエイターによる、新しい時の感じ方"

2010.1028[thu] - 1103[wed]
東京ミッドタウンvガレリアB1








セイコーエプソンが開発した電子ペーパーの腕時計を素材に、各分野で確約するクリエイターが新デザインを披露した。

ワタシの関心は、もっぱら下記の2人にしぼられた。
まず、詩人 谷川俊太郎さんの作品「時と時間」。以下パンフから抜粋。

『時間と時、同じことを意味しているようでいて微妙に違う。「時」は「解き」などと同源という。固く結ばれていたものがゆるむ、どこか冬から春への事前を思わせる言葉だ...(以下続く)」

そして、漫画家 横山裕一さんの「ドレスアップ」。ひたすら、異常なコスチュームに淡々と着替えていく男たちの姿を表現している。緊迫感が時を感じさせるのか?面白い。 

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July 11, 2010

横山裕一 展 "BBF"[アラタニウラノ]: ザッザッザッザッザッ!シュシュシュシュシュ!

YIKOYAMA横山裕一 Yuichi YOKOYAMA "BBF"
 
2010.0604-0714
ARATANIURANO / アラタニウラノ
中央区新富町2-2-5
03-3555-0696







今年の1月に開催されたアートフェアG-tokyo2010でシュウゴアーツとアラタニウラノの2つのギャラリーから出品されていた横山裕一作品。いずれも旧作で、もともとの漫画の原画を作品に見立てたものだった。

また、突如4月14日から川崎市民ミュージアムで大規模初個展が開催される。漫画家なのかアーティストなのか、自由に領域を行き来する横山さんの面目躍如である。

そして、真打ちはこのアラタニウラノの個展である。荒谷智子さんは、横山さんと相談し大きな新作2点を展示した。2日で仕上げたというからたいした力技である。(下左がその1点)
何より、横山さんの新作アート作品が展示されているというだけで興奮ものだろう。さらにさらに珍しいシルクスクリーンも展示されていた。(下右:トラベルをベースにしたシルバーのエディション作品)

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June 13, 2010

illustration 2010年 07月号は買い!:文原聡[スタジオクロコダイル]特集!横山裕一自作を語る。山村浩二が選ぶアニメ15作品。

IMG_0001-sillustration (イラストレーション) 2010年 07月号 [雑誌]
販売元:玄光社
発売日:2010-05-27









今月号の特集は満載過ぎる!文原聡さんの[スタジオクロコダイル] 特集。それと、横山裕一さんの個展が開催中だが、34作品の解説とインタビュー。アニメーター山村浩二さんが選ぶアニメ15。

文原聡さん「キャラクターは、あくまで『普通でいい』と思ってます。普段そこら辺にいそうな人がいい。(中略) 人物にリアリティを持たせたいという気持ちがあります。



山村浩二さんイチオシ・アニメ「霧の中のハリネズミ」(1975, ユーリー・リルシュテイン)



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November 07, 2009

若手キュレイターの文化祭

20093 エマージング・ディレクターズ・アートフェア 「ULTRA002

2009年10月28日〜11月3日
スパイラルガーデン/1F スパイラルホール/3F
東京都港区南青山5-6-23
03-3498-1171

 

 

青山スパイラルは2008年に引き続き、複数のギャラリーの若手キュレイターによるユニークなアートフェアを開催した。1回目は、25名のキュレイターが参加。今回は、51名が参加。ほぼ倍である。

ギャラリーという形式はどうしても、オーナーの色がでてしまうものなので、若手にもその選択眼を披露してもらおうという訳だ。

NANZUKA UNDERGROUNDの室岡優さんセレクトである西武アキラさんや横山裕一さんの作品は相変わらず好き。

それと、遊工房アートスペースの椛有理さんのセレクトは、実のお姉さまの椛ちひろさんだけでなく、自身の作品も展示してあり、いくつか購入させてもらった。特殊な黒のモルタルのようなペイントをタイルの上に施して"origin pattern"というシリーズである。紋様も美しい。

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October 12, 2009

ボタボタボタ、ジョボジョボジョボ

yokoyamaアウトドアー
著者:横山 裕一
販売元:講談社
発売日:2009-07

 

 

 

 

横山裕一さんの新作単行本が発売された。何だろう、この心地よいサウンドを聞くような漫画は...。漫画なのかアートなのか、というようなつまらないことはどうでもよろしい、と感じる。ザザザァーとやってきて、バッバッバッバッと銃をうつ、お馴染みの仮面を被った連中。

ただ、流れのままに感じて読むべき新しい種類の作品なのだろう。



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August 15, 2009

線の合間に顔がある

DM1 西武アキラ「ホワイトアスパラガスとモモンガ」

2009.7.31 fri - 8.12 wed
13:00 - 20:00
木曜休廊
AD&Aギャラリー 
大阪市西区京町堀1-6-12

 

大阪に、西武アキラさん(1980年生まれ)の個展を見に行った。最近この近辺は、質の高いギャラリーが5-6出来ている。先日の写真を中心として展示するTHIRD GALLERY AYAに行ったところである。

さて、西武さんは東京在住らしい。愛媛、京都、北九州、ベルリンで活動後、大阪での個展は初めてという。絵画・アニメーション・フォントを作成するなどメディアや分野を横断して制作をしている。

線の微妙な組み合わせがキャラクターやコミックのような造形をつくる。ギャラリーオーナーの南さんの解説では、今度 横山裕一さんと二人展をやるという。なるほど、ワタシの好みなわけである。横山さんとも以前お仕事の打ち合わせをしたことがある。その時は残念ながら仕事は成立しなかったが、横山さんのアート作品もコミックも大好きだ。

今度、西武さんともお会いする機会があるようなので、とても楽しみにしている。



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April 06, 2008

冒険好きなベビーブーム

Web Designing (ウェブデザイニング) 2008年 03月号 [雑誌]
横山裕一さんは不思議な人だ。外遊びが好きという。サーフィンや山登り。確かに彼の描くコミックアートの覆面を被った人はいつもアグレッシブに冒険している。今回、雑誌「ウェブデザイニング」で開始された連載は、『ベビーブーム』というタイトルである。

YOKOYAMA-4

覆面の人がジャングルを歩いていると、猿やキリギリス、果ては得体の知れないクモ人間の巣に絡まれるが、いつものように淡々と逃げ出すことに成功です。

以下、横山裕一さんのmixi 現在605人登録なり

http://mixi.jp/view_community.pl?id=12997



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March 20, 2008

コミック? アート? It's not COMIC ART

ニュー土木 (Cue comics)
先日、仕事の打ち合わせて横山裕一さんに会いました。家にいるのが、嫌いでサーフィンや釣りが好きということでしたが、それにしても、横山さんの漫画の登場人物たちがアグレッシブで好奇心に満ちいているのは、こういた嗜好の背景があるからなのだろうか?

その謎を解くためには、下記のフランスに行くしかないな

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「MATIERE NIPPON -Yuichi YOKOYTAMA & J. RISTO -」
 
3/18より南仏Aix-en-PROVENCEで開催される
BD(マンガ)フェステフィバルへ、横山裕一氏が参加

フランスでの発掘の親にあたるエディション "MATIERE" から
飛び出したアーティスト二人展として、 Aix-en-PROVENCEの観光協会地下ギャラリースペースに展示。4月上旬には、横山氏が来仏。サイン会など催される予定。

Rencontres du 9eme ART
Festival de la BD et autres ARTS Associes
http://www.bd-aix.com/



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February 17, 2008

あれっ!どんどん前に進みますよっー

NIWA (CUE COMICS)
最近、横山裕一氏の創るキャラクター造形と動きが気になって仕方がない。まず、1月ほど前に静的なアートを美術館でみた。その後、このコミックをみるとアートが動いたような錯覚にかられるのだ。

しかも、観賞したときの自分のイマジネーションよりも遥かに奇想天外で面白い行動をとるNIWAKAの人たち。マリオのゲームに自分が出演したようなアドベンチャーの数々。でも、登場人物たちは、無表情だが必死に食らいついてコマから漏れでないように注意している。その感覚が不気味なほどユーモラスなのだ。

こういう説明不能な面白さは最近ちょっと体感していなかった。満足。

http://mixi.jp/view_community.pl?id=12997



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February 03, 2008

三面怪人ダダの末裔のような人々

横山裕一カラー画集
最近、横山裕一さんづいている。"づいている"のは、デハラユキノリさんが注目していると聞いたことと、先日 六本木クロッシングで一番気になった展示であったことと、それと会場で黄色いゴム人形のストラップを購入したことと、同じ形のフィギュアをネットで買ったこと...これらの複合要素から幾何級数的に気になる存在になっている。

横山さんの描く人か宇宙人か、あるいは未来の人間かわからないが、一見 無表情、無感情にみえる。しかし、よーく見ていると凄い怒りを経験して いまは諦めにも似た無感動な顔になっているようにみえる。

それぞれが与えられた役割を演じなければならなくなったシニカルな状況にいる、というわけだ。http://mixi.jp/view_community.pl?id=12997



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January 14, 2008

誰も交差しない天空のアート展

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『六本木クロッシング2007: 未来への脈動』展

 

 

 

 

 

本日までということで行ってきた。どうも、このヒルズの美術館好きなれない。高層あるというのも要因かもしれない。いづれにせよ、息が詰まる場所なので早々に観て、あとはカタログでじっくり、という感じ。4人のキュレーターが36組のアーティストたちを厳選した。

ワタシの好みは横山裕一さんだけだった。現代社会に組み込まれた人間を悲哀なく、慈悲なく描く、描く、描く...。滑稽な中にヘンな興奮を覚える作品たち。

yoko2yoko1



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