楳図かずお

September 20, 2009

江戸の技法が楳図作品をとらえる

IMG_0002 楳図かずお x 現代浮世絵版画展

2009年8月20日-9月27日
下北沢GAoh!(ガオ)  
世田谷区代沢5-35-7

 

 

 

楳図コミックと現代浮世絵版画のコラボレーション作品の展覧会を下北沢で開催している。木版画の難しさと色味の面白いさと楳図先生の強烈な絵柄が不思議な新しさを醸し出している。

場所は、出来たてのギャラリーで下北の商店街からちよっと脇に外れたところにある。階段を登ると...そこは....

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強烈な光輝く、鏡ヘの孔版したものもあり、美しい!

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September 13, 2009

ギョーな覆面作家の怪獣

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「怪獣ギョー」楳図かずお

 

 

 

 

 

 

1972年8月29日号に「少年サンデー」に覆面作家として掲載された、幻のオリジナル怪獣コミック作品(前後篇)。今回、アートストームかに怪獣フィギュアがリバイバルされる。

主人公の病弱な少年と不思議な生物ギョーとの出会いと別れを描いた異色ドラマ。「ギョー!」と叫ぶ異形の怪獣ギョーを今にも暴れ出しそうな、動きのある生き生きとした姿で再現しているらしい。

本篇の方は、残念ながら後篇を読んでいない。結末が知りたいよぉ...。

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September 05, 2009

特殊能力な大橋裕之ワールド

ol-11 大橋裕之「特殊能力なOLたち」

 

 

 

 

 

このブログで何度か取り上げているが、大橋裕之さんの自主制作マンガを見つけたのは、2008年8月に楳図かずお先生との会食が終わり、深夜の吉祥寺をうろうろしていた折に、本屋「BASARA BOOKS」でのことだった。

その天才的な話法のコミックに魅せられて、奥付に書いてあった手書きのメアドへ連絡し、早速ケータイサイトへ書き下ろしてもらった。それが今年の1月のことである。5月には太田出版から初の商業コミックとして太田出版からデビュー。

そして今回、満を持して最新作「特殊能力なOLたち」が携帯サイト『全力書店』に登場。本作は、文化庁メディア芸術祭に出品中なのである。吉祥寺から文化庁へ実に1年ちょっとだった。ムチャクチャおもろいよ。

サイトアクセス http://zbk.me



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August 29, 2009

コミックが住んでいる町

TATSUJIN散歩の達人 2009年 08月号 [雑誌]
販売元:交通新聞社
発売日:2009-07-21

 

 

 

 

 

この雑誌、たまにみかけると面白い特集やっている。今回は、「東京マンガ歩き」ということで、名作の舞台や作家ゆかりのお店など紹介している。

まず、「サザエさん」は作者の長谷川町子が住んでいたので世田谷区桜新町が舞台ではないかといわれている。水木しげるの調布、深大寺。楳図かずおの吉祥寺、赤塚不二夫の下落合など確かに作家とゆかりの場所というのは明快にあるものだ。中でも、赤塚先生行きつけの中井の寿司屋「白雪鮨」は近所ということもあり、よく行っていたらしい。また、傑出は今は無きトキワ荘の近所にいまでもある看板娘 しのぶちゃんのいたラーメン店「松葉」は藤子不二雄(A)先生の漫画にも登場する。



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May 24, 2009

歴史的価値を乗り越える軽やかな面白さ

bigvomix ビックコミックセレクション名作短編集 (ビッグコミックススペシャル)
著者:水木 しげる
販売元:小学館
発売日:2009-03-30

 

 

 

凄いアンソロジーだ!水木しげる、手塚治虫、楳図かずお、藤子不二雄(A)、山上たつひこ、高橋留美子、石ノ森章太郎、さいとう・たかを、諸星大二郎。浦沢直樹などなど、「ビッグコミック」創刊40周年記念特別企画ということで、いまや巨匠の方々の読みきり短編を収録している。中には単行本未収録作品もアリ!

左=手塚治虫(競作「手紙」1971年2月1日増刊号)、中=藤子不二雄(競作「手紙」1971年2月1日増刊号)、右=楳図かずお(「さいはての訪問者」1972年4月25日号) 必読!

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May 03, 2009

33年前の幻想イラスト入手!

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「月間マンガ少年」(朝日ソノラマ) 1976年10月号
『楳図かずおの幻想イラスト集』

 

 

 

 

 

やはりリアルな古本屋で買うべきだ。ネットで「楳図かずおの幻想イラスト集」とみて、3,000円も惜しくないとクリックしてしまった。しかし、イラストというより、超短編でした。でも、手塚治虫の「火の鳥」、横山光輝の「ムササビ」、松本零士の「ミライザーバン」など盛りだくさんで歴史的価値アリ!

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April 29, 2009

14歳からはじまる世界がある

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14歳 (小学館文庫)
著者:楳図 かずお
販売元:小学館
発売日:2001-07

 

 

 

 

ワタシの一番好きなコミック作品は、間違いなく、楳図かずお先生の『14歳』である。生涯ベスト!な作品だ。

「14歳で...終わる〜」という占い師の予告どおり、子どもが14歳になると死んでしまう世の中を子ども達が懸命に生き抜く。考えてみたら、「漂流教室 」も「わたしは真悟 」も子ども達が必死に何かを思いつめ、行動を起こし、子どもの感性で社会に解決の方法を提示する話だった。

「14歳」、それは子どもと大人の端境期。劇中 アメリカ大統領の子どもアメリカ君が光合成をする髪の毛をもって生まれ、新しい人類の創生の象徴となる。このキャラクターが、BEAMSMANGART代官山店Tシャツとなって発売された。Tシャツに特殊塗料が塗ってあり、太陽を浴びると髪の毛が緑色になる。こういう発想がエコ時代よりはるか20年近く前に発表されていたことに驚きを禁じえない。

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April 19, 2009

グニャグニャは自然の中に棲む

bijyitu 美術手帖 『マンガ 二次元の総合芸術』 1998年12月号

 

 

 

 

 

 

古本で入手。バカボン父子の黄色い表紙が鮮やかで、楳図かずお先生と横尾忠則さんが対談していたので、読んでみたかった。以下、対談のポイント抜粋。

楳図 「文明社会が「直線で構成されているとすれば、自然界は「曲線」で形作られている。その曲線に引き込まれる恐怖ですよね。タテとかヨコが便宜的につくられたものだとすれば、ぼくは生命力を感じさせる「ウネウネ、グニャグニャ」してものに惹かれるんです。生命力は原始的な部分と結びついて恐怖はそこに宿っているんです」

横尾 「人間の中にあるモヤモヤした不透明なもの、言語化できないものを楳図マンガが代行して出してくれるからこそ面白い。自分の中にある見たくないもの、それこそ「恐怖」をみてしまえば、逆に解放される」



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April 15, 2009

脳みそ変えたら、気分爽快!

unezz000-2洗礼 3 (ビッグコミックススペシャル)
著者:楳図 かずお
販売元:小学館
発売日:2009-02-27

 

 

 

 

いよいよ、洗礼も最終巻の発売になった。自由すぎる祖父江慎さんの装丁。背表紙の凹凸も素敵!

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← これは、1985年 秋田書店から発売されたときのカバーイラスト。人物の影の部分が、赤く描かれているのが秀逸。

 

 

 

 

ついでに、「楳図ハウスマスコット」シリーズが間もなく発売するらしい。
UFOキャッチャーなどのプライズ景品を手がける螢┘后Εー・ビーから発売される。ストラップとボールチェーンとキーホルダーも同時発売。欲しい〜!

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楳図ハウスマスコット シリーズ(全3種)
本体サイズ:H3×W2×D2cm
本体素材:ABS

発売時期:4月予定
価格:
 ボールチェーン420円
 キーホルダー 525円
 ストラップ      525円



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March 28, 2009

水にまつわる一日の話

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人魚物語
著者:楳図 かずお
販売元:小学館クリエイティブ
発売日:2007-07

 

 

 

 

前述の101 TOKYOに出展するため、楳図かずお先生の旧作のビジュアルをいろいろと読み直した。本作は、1966年に「少女フレンド」に発表された短編を集めている。一昨年の復刻なのに既に絶版に近い状態になっている。人魚物語は、鶴の恩返しを洋風にしたような味わい深い佳作である。

そんな中から、数点に作品に絞り込まれたわけだが、その中のひとつが下記の「おろち」の場面である。作品に魂をいれる先生。

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楳図先生の仕事で、一連の仕上げ作業がおわり、関係者でディナーにいく際に外は突然の雨。先生から傘を頂いたのだが、これがなんとも不思議な自動傘。


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101TOKYO Contemporary Art Fair 2009

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Sony Digital go enter "101 TOKYO "

 

 

 

 

 

満を持して、アートフェアへ参加することになった。思えば、ハリウッド映画に憧れて20年以上エンターテイメントの世界に身を投じてきたが、ここは生き馬の目を抜く世界。ヒットがでなければ生きていくことかできない。

自分が好きなものが、人が好きとは限らない。40歳を過ぎたとき、自分のOSを更新することにした。昨日の連続で明日を生きるのをやめた。そして、常に明後日のことを考えることを自分に課した。そして、それは楽しい課題だった。知らないことを受け入れる準備を整えるのに時間はかからなかった。

そんな時、娯楽分野の中でもアートが自分を救ってくれた。アートは、妥協の必要もない。自分が好きであればそれで完結する。クリエイターと観客が一対一で対峙することができる。仕事と個人が融合するで、より自分の目利きが鋭くなっていれば良いのだが...。

それから...今回、参加して下さった素晴らしい一流のアーティストの方々に感謝します。楳図かずお先生の作品は、すべて一点モノ。先生の入念なチェックと加筆。30号のカンバスは大迫力です。デハラユキノリさん、大久保亞夜子さん、JUN OSONさん、石山奈津美さん...みなさん、ありがとうございます!

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101TOKYO Contemporary Art Fair 2009

期間   2009年4月2日(木)〜5日(日)
会場   アキバ・スクエア (東京都千代田区外神田4-14-1秋葉原UDX2階)
入場料   1,000円(税込)



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February 08, 2009

さくらの若返りは、心に及ばず...

SENREI洗礼 2 (2) (ビッグコミックススペシャル)
著者:楳図 かずお
販売元:小学館
発売日:2009-01-30

 

 

 

 

1975年に描かれた楳図かずお先生の傑作2巻目が、UMEZZ PERFECTIONシリーズででた。当時の扉絵を再現。祖父江慎さんの装丁のクリエイティブ、どれをとっても豪華本である。

美しい装丁と残酷な内容のコントラストが次巻へのテンションを引っ張る。



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January 11, 2009

タレントは山を越えてからが濃い人生

YOHIDA 続・人間コク宝
著者:吉田豪
販売元:コアマガジン
発売日:2007-10-31

 

 

 

 

吉田豪のツウ好みな芸能系インタビュー集。帯には、「本人より詳しい男」とあったが、実にタレント本を読み込んでいるので、書いた(?)本人も初めてのような反応で面白い。ワタシとしては、楳図かずお先生をはじめ、せんだみつお、塩田丸男、ダン池田、加納典明、橋幸夫、角川春樹あたりが面白かった。楳図先生の「病気というのは食べ物の復讐」というのはまさに現在を予言してるかのようだ。



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December 07, 2008

小さな缶に37年前があった!

makoto-1「週刊 少年サンデー」創刊12周年1特別記念大サービス号 1971年3月28日号のキャンディ

 

 

 

 

現在、セブンイレブンで展開中の「サンデー・マガジン創刊50周年記念タイアップ」のひとつにコミック缶という商品があり、「まことちゃん」が表紙のものを発見。実に小さい缶が可愛い。中には飴が二個はいっている。



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November 30, 2008

最新のウメコレ公開!

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楳図かずお最新コレクション

 

 

 

 

 

パリコレじゃないけれど、ワタシにとって楳図先生の関連グッズはウメコレとばかり集めてしまう。今年は、サンデーマガジン50周年記念関連のものが多く、上記は、セブンイレブンとのタイアップ企画「ぼくらの少年時代」のひとつで、よっちゃんイカ ( 駄菓子で有名な「よっちゃん食品工業」のキャラクター) とまことちゃんの初競演なのである!

次に、下記は最近復刻された1964年に発表された貸本時代の作品「ロマンスの神様」のフィギュアがアートストームから発売された。少女が道で拾った人形が、3つの願いをかなえてくれる不思議な力を持ったロマンスの神様だった、という少女コミック。以前、スーフェス限定で発売された時は入手できなかったので、今回の機会を楽しみにしていた。神様が指で「三」ってしてくれているのが可愛い。ピースじゃないよ。

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