村松恒平

November 26, 2007

人と人とが議論し続けるということ

51DXzKuw6sL__SS500_微力の力 おバカな21世紀、精神のサバイバル

70年代のサブカルが豊かだった頃、というようなテーマのことが帯にあったが、実は70年代について語ったものではない。著者たち橘川さん=1950年生まれ、村松さん=1954年生まれ つまり彼らが20代の時に薫陶をうけた、思考した、刺激された、自分探しについて 2007年ではどうなっているか確認しあったのが本書ではなかったのかと思う。

現代のように白熱した議論がなく、KYとか無視〜とかいう時代には、この白熱さ、というのが必要だろう。白熱のなかには、相手に対する嫌悪ではなく、尊敬がなければ白く熱くはならない。



tabloid_007 at 20:16|PermalinkComments(0)