木村伊兵衛

May 01, 2010

第35回 木村伊兵衛写真賞 高木こずえ: MID / GROUND

ASAHIアサヒカメラ 2010年 04月号 [雑誌]
販売元:朝日新聞出版
発売日:2010-03-20











第35回 木村伊兵衛写真賞が、高木こずえ氏(25)に決まった。2009年に赤々舎から発売された2冊の写真集『MID』[デジタル処理を施した人物や風景などのスナップ]と『GROUND』[炎や曼荼羅(まんだら)のように見える抽象的な作品]が評価された。

選考委員は、篠山紀信、土田ヒロミ、都築響一、藤原新也の4氏。授賞式は4月16日に東京会館で行われた。副賞100万円。浅田政志の受賞からもう一年たったのだなぁ。

第32回(2006年度) 本城直季「Small Planet」梅佳代「うめめ」
第33回(2007年度) 岡田敦「I am」志賀理江子「Lilly」「CANARY」
第34回(2008年度) 浅田政志「浅田家」

◇ 高木こずえ /cozue takagi プロフィール
1985 長野県生まれ
2007 東京工芸大学卒業

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May 04, 2009

「極楽とは、苦と苦の間に一瞬垣間見えるもの。」

mmento-4メメント・モリ
著者:藤原 新也
販売元:三五館
発売日:2008-10

 

 

 

 

三五館の星山社長から頂いた本。著者の藤原新也さんは1977年に木村伊兵衛賞を受賞したフォトグラファー。本書は26年の月日を経て21世紀エデションが発売されるほどのロングセラーなのだ。生を考えることは死を考えることに他ならない。死の情報を知らずして生の喜びもまたない。



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April 18, 2009

浅田家へおじゃましま〜す!

ASADA

浅田政志 写真展 『浅田家』 赤々舎

 

 

 

 

木村伊兵衛賞を受賞してからというもの、個展が相次いでいる。渋谷パルコに行って来た。会場はすっかり浅田家が再現されている。桜の下でのコスプレ撮影もできる。玄関もあり、中にはいると思い出写真館のような暗闇の中から大小のパネルが輝くようにあわられる。

PARCO FACTORY パルコファクトリー渋谷パルコ パート1 / 6F
期 間: 2009年4月3日(金)−2009年4月27日(月)※会期中無休
お問合せ: 03-3477-5873(パルコファクトリー)

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March 20, 2009

浅田家のコスプレは、家族愛の真実

ASADA浅田家
著者:浅田 政志
販売元:赤々舎
発売日:2008-07-25

 

 

 

 

ソニー・デジタルの携帯サイト「写めコト。」で、2007年9月〜2008年2月に連載されていた浅田政志さんとその一家のコスプレを綴った「浅田家」が、朝日新聞社主催34回木村伊兵衛賞を受賞した!

思えば、最初に浅田さんの写真を知ったのは、2007年はじめに梅佳代さんから聞いたと記憶している。丁度、大阪の北浜で小さな個展があり、お土産にお母様のハンドメイドの一輪花を頂いた。

2007年初夏にオフィスではじめて会った浅田さんは、さわやかな笑顔と刺青の青年だった。「地元の三重県を、家族を愛しているので、それをテーマに撮りたい」といっていたのが印象的だった。

本当に受賞おめでとうございます!



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June 05, 2007

梅佳代の携帯サイト「うめ写め。」が連載開始

うめ写め大阪編-s梅佳代の携帯サイト『うめ写め。』

 

 

 

 

 

 

4月の上旬に写真家・梅佳代さんと大阪の中高生の部活を撮りに行った。その中から厳選した写真57枚をソニー・デジタルの無料携帯サイト「写めコト。」で連載開始した。

とっても、フレッシュで時に昭和な "うめかよワールド" をお楽しみに!

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April 29, 2007

被写体になる快感を発見した梅佳代さん

木村伊兵衛の眼―スナップショットはこう撮れ! (コロナ・ブックス 131)
ワタシの大好きな写真家・梅佳代さんが、第32回木村伊兵衛写真賞を受賞した。実にめでたい!しかし、その前にまず、木村伊兵衛氏のことを何も知らない。写真界の芥川賞といわれているらしいので木村氏の写真をしるべきと思い、ライカの神様のスナップの数々をみた。うーむ、梅さんの写真は時代の偶然か、本当に木村氏の精神を継承していると思った。技巧に走りやすい昨今の写真の中で、プリミティブに撮る喜び、写る喜び、見る喜びに溢れた写真の数々。

木村の孫・佐野水恵さんが語る。とにかく、カメラをもって外を歩き回っている人だった、とのこと。

ume簡単な予習はすませつつ、4月23日に朝日新聞主催の授賞式が東京會舘であったので出席した。実に、高年齢なパーティであった。

しかも、挨拶が長い。しかも、挨拶が上から物見るような視点の話しばかりでうんざり。写真業界って老頭児(ロートル)多し!

まあ、でも、このピースな梅さんに期待ですね



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March 17, 2007

ほんとかよ、ほんとだよ、木村伊兵衛賞

umeme第32回受賞作品『うめめ』梅佳代さん

 

 

 

昨日、朝日新聞で発表された木村伊兵衛写真賞は写真界の芥川賞といわれている。梅佳代さんの初の写真集『うめめ』は現在のところ写真集では異例の7万部突破ということで話題を集めている。彼女の実力はその脱力感と鋭い観察眼の表裏一体なのである。おめでとうございます!

イラストは先日新宿で打ち合わせした時に描いてもらった...エヘン!

■木村伊兵衛写真賞(きむらいへいしゃしんしょう)は、朝日新聞社主催による写真の賞。
日本を代表する写真家、木村伊兵衛(1901-1974)の、戦前・戦後を通じて日本の写真界の発展に対する貢献と業績を記念し、1975年に朝日新聞社によって創設された。

プロ・アマ・年齢を問わず、毎年1月から12月までに雑誌・写真集・写真展などに発表された作品を対象とし、写真の創作・発表活動において優れた成果をあげた新人に贈られる。受賞発表・選考内容等は毎年3月発行のアサヒカメラ誌(朝日新聞社発行)に掲載される。



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