朝日新聞

January 25, 2009

あんのこっちゃ、ピンガキューン!!

TANIOKA ド忠犬ハジ公 (シリーズ昭和の名作マンガ)
著者:谷岡 ヤスジ
販売元:朝日新聞出版
発売日:2009-01-20

 

 

 

 

朝日新聞出版が「シリーズ昭和の名作マンガ」ということで、いよいよ谷岡マンガの代表作をだしてくれた。これは、1979年5月17日に「週刊ヤングジャンプ」創刊号より連載された作品である。担当編集者がドラえもんとのび太のような関係のキャラクテターを前提に、との依頼を渋々受け入れて作った作品でもある。ちっとも忠犬でないところがヤスジ節なのである。

谷岡ヤスジ氏の奥様 まち子さんによれば、谷岡ヤスジ氏の遺言によりほとんど再販がないまま、30年たったが、この度 本企画により復刻することが出来た。



tabloid_007 at 18:05|PermalinkComments(0)

July 21, 2008

でかしたぞよ!サンヤツ

sanyatsu-2 朝日新聞の小枠出版広告『サンヤツ』

 

 

 

 

 

出版界のネット化の波も、書籍のデジタル化だとかフィジカルな企画が多い中、このasahi.comがはじめたサイト「サンヤツ」のアナログ感覚漂う発想が素晴らしい。

"サンヤツ"とは、新聞広告用語で3段8割りしてある広告コーナーのことをいう。ちなみに、上記は 4段6割りなので、"ヨンムツ"になっている。でも、大概は"サンヤツ"なのである。

しかも、本の解説からネット購入までひとっとびでいける。最大の売りであったテレビ欄はネットやEPGにとって変わったが、サンエツ広告は、マイナーな出版社でも気軽に広告がうてるところからネットとの親和性もありそうだ。



tabloid_007 at 18:23|PermalinkComments(0)

June 15, 2008

まだ呪いは解かれていない

トロイメライ
第12回手塚治虫文化賞の新生賞受賞作品ということで読んでみた。作者の島田虎之助は、幕末の刺客と同姓同名である。意識したネーミングなのか?著者は、つげ義春の影響を口にしているそうだが、作風は独特である。ちょっと新生賞というイメージとあわないところが、来年への期待なのか。

いずれにせよ、古いピアノをリストアする話なのだが、歴史的な広がりや地域的な広がりや語り口にオリジナリティがあることは確かだ。



tabloid_007 at 10:39|PermalinkComments(0)

June 10, 2007

良いことを小市民的にみたら、悪くなった

朝日新聞のトンデモ読者投稿
ジャケ買いだったが、意外と楽しい投稿が少なかった。それにしても、大手新聞社というのは人の文章読むセンスないのかねぇ。それともこうしてヘンなものばかり集めたからそう思うのか、毎日のことだから気が抜ける日もあるのかもしれない。一番面白かったのは、2002年の投稿で54歳日本語教師「北朝鮮に米など支援物資を送っても軍や官僚たちにとられてしまうというなら、もっと送ればいい」というものだった。この何とも壮大な人道主義。さすが、先生。

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