週刊 『フクダデスガ』

斎藤美奈子「オトメチック」

2009年9月25日-　10月4日
GALLERY TOKYO BAMBOO　　
港区六本木7-4-14 乃木坂スタジオ2階
03-3405-0556

仕事でも、お世話になっている斎藤美奈子さんの個展に行ってきた。いつもウロウロしている六本木の新国立美術館近辺の素敵なギャラリー。過去、白根ゆたんぽさんや今後メンペ展も予定しているらしい。親近感を覚える。

さて、斎藤さんの作品を観るのは今年二度目。4月にビームス原宿のギャラリー CULTUART以来である。

今回は、斎藤さんとお会いすることができたので、その制作方法について教えていただくことができた。まず、全ての作品はデジタルのタブレットで描かれた素材をベースにしている。そのデータを今回はキャンバスへのプリントもあったが、ジャーマンエッジング (銅版画用紙の滑らかな風合いで、繊細なテクスチャーの面質。アートワークや写真用のアート用紙) という厚手の紙に水性顔料で印刷されている。

その上から、グロスメディウム (つやと透明感が増す。色に深みもでて、接着力もあるので、コラージュにも適している) を塗ってできあがり。なるほど、お姫様ができあがるまでにもいろいろ手間がかかっているのである。

『虫姫4人展 -Bug Gig of Four Princesses-　』

外苑のギャラリーで仕事でお世話になっている斎藤美奈子さんたちの展示会があった。ご案内を頂いたのだが、どうしても期間中観にいくことができなかった。残念！せめて紹介だけでも...

携帯サイト「キャラマックス」で斉藤美奈子ボツフォード「トーキョーお姫様」配信中

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小さな頃は友達だった虫たちも
大人になるとすっかり忘れ去られて邪魔者扱い。
でも昔のときめきを忘れず、いまだに昆虫の美しさに
うっとりとしてしまう姫たちが４人集いました。
それぞれの虫への思いを絵にこめて。

そんな虫好きの女性イラストレーター４人が集まって展覧会を開くことになりました。姫というのはおこがましいですが、虫女と呼ぶのもちょっと・・・なので、失礼して、
虫姫1:斎藤美奈子ボツフォード
虫姫2:ナイスケイコ
虫姫3:林恵子
虫姫4:私マスリラ

日時：2007.4.24（火）~29（日）gallery DAZZLE　　
〒107-0061 東京都港区北青山2-12-20 #101
http://gallery-dazzle.com/exh/index_j.html
http://www1.kamakuranet.ne.jp/minako/

それってどうなの主義
最近の若者の受け答えで流行っているのが「そうなんだ」ということらしい。デコメの台詞でもこれが一番使用されるようだ。「そうなんだ」は、状況にコミットせずかといって無関心を気づかれない接尾語とでもいったらよいのだろうか。

そういう考えや風潮をきっと作者は許さないのではないか。日の丸問題からちょいワル雑誌まで言葉尻を捉えつつ文明批評している。

残念ながら、批評すべき対象の出来事や作品そのものを見ていなかったり具体的に知らないことが多く、若干説得力にかけると思った。だが、脳運動の予行練習には良い。http://www.tact-planning.com/