幅允孝

October 25, 2009

増殖する部屋、浮遊する自分。

kusama

草間彌生「増殖する部屋」
"I'm Here , but Nothing"

2009年8月8日-11月8日
コム・デ・ギャルソン「Six」
大阪市中央区南船場3-12-22心斎橋フジビル2F
12:00〜19:00
06-6258-3315

COMME des GARÇONSの川久保玲さんとアートの関係は深い。PLAY COMME des GARÇONS としてフィリップ・パゴウスキーとのコラボが記憶に新しい。

さて、そのギャルソンが今年の2009年8月8日より、大阪路面店入居のビル2Fに「Six」と名づけたアートスペースをオープンした。同名の優良顧客向け高級フリペ『Six』マガジンを1988年に創刊し数号発売している。(現在は休刊している) 先日、伊勢丹のアートコンビニで幅允孝のコーディネートで、古本として販売されていた。

本題に戻し、ギャラリー・オープンの初回は草間弥生さんの展示である。早速、大阪心斎橋に見に行ってきた。以前、六本木ヒルズで草間さんの展覧会(クサマトリックス:2004年2月7日−5月9日森美術館) を深夜まで開館していたので観に行ったら、あまりの荘厳さに目眩がして、生理的にその世界観が好きになれなかった。しかし、今回の蓄光材を約20万個散りばめた"増殖する部屋"は、受け入れることができて楽しめた。普通のリビングが、宇宙空間に浮いているような効果をあげている。

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December 15, 2008

あれもこれも編集者の仕業

BOOK-6記憶に残るブック&マガジン -時代を編集する9人のインタビュー集-

 

 

 

 

先日、WOWOWで藤子F不二雄 原作のドラマ「第1話 値ぶみカメラ」を観て、改めて監督した箭内道彦さんのことに興味をもった。「箭内道彦」と検索すると、本書がでてきた。これは、時代を編集する編集者9人のインタビューである。箭内道彦さんは、「奇跡マニア」だそうで、『これを決めないと現場で奇跡が起こるな』と考え、奇跡をストックしているそうだ。面白い。

Numero TOKYO」編集長の田中杏子さんも信念の人だ。「自分自身で『やりたい』と願っていれば、必ずたどり着くことが出来る」と言っている。共鳴。

そして、「QUICK JAPAN」創業者の赤田祐一さん( 「dankaiパンチ」編集長)も登場する 。内田勝さんから生前一度紹介されたことがある。本人も一番影響を受けた編集者に内田さんをあげている。「自分がびっくりするようなものを作っていたい」と結んでいる。人を驚かせるのではなく、自分がびっくりか...なるほど。あと、六本木のTSUTAYAなど本屋さんの本の見せ方や仕入れそのものをプロデュースしてしまった幅允孝さんの話も面白い。

幅允孝 「BACH」ブックディレクター
箭内道彦 「風とロック」編集長
田中杏子 「Numero TOKYO」編集長
ルーカス・バデキ・バルコ 「Paper Sky」編集長
鈴木芳雄 「BRUTUS」副編集長
米原康正 写真家、編集者
菅付雅信 編集者
赤田祐一 「dankaiパンチ」編集長
いとうせいこう 「Planted」編集長



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November 03, 2008

浅田家の浅田政志さんは家族が好きだ

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写真展『浅田家』浅田政志

 

 

 

 

大阪北浜にある「ギルドギャラリーOSAKA」で写真家 浅田政志さんの展示が行われた。今回は、残念ながら行けなかった。

ただ、先日、毎日放送の「情熱大陸」でフックディレクターの幅允孝(はばよしたか)さんが写真集「浅田家」を持っていたので、その面白さに箔がついたようで嬉しかった。



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