山口晃

April 01, 2012

雑誌【illustration 】 2012年 03月号 :ほしよりこ D〔di:〕 おかだ萌萌 山口晃

IMG_0008illustration (イラストレーション) 2012年 03月号 [雑誌]
玄光社(2012-01-18)










いやあ、この号凄いわ!!これはただ買ってぇ。

「有名作家わたしのワークスタイル」という特集で、和田 誠さん、大橋 歩さん、山口 晃さん、唐仁原教久さん、長崎訓子さん、おくはらゆめさん、岡本かな子さん、D〔di:〕さん、おかだ萌萌さん達、総勢9名登場。

【鴻池朋子】東日本大震災の被災地、石巻で鴻池朋子さんが行ったボランティア活動「ミミオ図書館」を現地取材。

【ほしよりこ】
「猫村さん」で一躍マンガ家としてトップランナーとなったほしよりこさん。
彼女の一面がうかがえるインタビューが掲載されている。

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February 26, 2012

山口晃【望郷―TOKIORE(I)MIX】 江戸と昭和が溶け合う平成の東京

IMG_0003山口晃「望郷―TOKIORE(I)MIX」

2012年2月11日〜5月13日(日)
メゾンエルメス8階フォーラム
中央区銀座5-4-1
03-3569-3300)
主催:エルメス財団










新作をメインに構成されている。

原題の東京の中に江戸から昭和のエッセンスを同時に描いている。その時空の溶け込み方が心地いい。

東京で空を撮ろうとすると、どうしても電柱がはいる。この電柱を排除しようとするか、これを文化的な風景ととらえるかで美意識がかわる。


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©Nacasa & Partners Inc. / Courtesy of Fondation d’entreprise Hermes




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©YAMAGUCHI Akira / Courtesy Mizuma Art Gallery 絵馬圖 / 2001 / シナベニヤに油彩、ニス / 182.5×183 cm / 撮影:澤柳英行


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February 06, 2011

山口晃展「東京旅ノ介」:江戸時代にあったかのような電柱の大和絵

IMG山口晃展「東京旅ノ介」

2010.12.28-2011.01.10
銀座三越8階 催物会場
中央区銀座4-6-16
03-3562-1111






2008年12月にワタシの生まれ育った京都府大山崎町「アサヒビール大山崎山荘美術館」で、山口晃さんの展覧会を見て以来の展示会である。

山口さんの世界は、現代の要素を取り入れた大和絵であろう。だから、電柱は見事に現代のアイコンとなり、数百年後の人たちがみたら、江戸の次が平成と勘違いするかもしれない。この諧謔を楽しめるのも、精緻なタッチと町に対する温かいまなざしがなせる業である。

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「大山崎大山崎交通乃圖」



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June 13, 2010

Warriors of Japanese Art (山口裕美):戦うアーティストを元気づけるリーダー

IMG_0003-oiujhウォリアーズ・オブ・ジャパニーズ・アート - Warriors of Art
著者:山口 裕美
販売元:講談社インターナショナル
発売日:2007-02-01








先日、アート界のチアリーダーこと山口裕美さんにお会いした。その後に、この本を頂いた。実は既に持っていたが、改めて山口さんが世界に紹介する日本のコンテンポラリーアーテスト40人の人選が面白い。すべのアーティストを知っているわけではないが、知らないアーティストを知ってるアーティストと一緒に紹介されると、知りたくなるものだ。表紙は天明屋尚さん。

初版が、2007年2月なので、リーマンショック(2008.9)の1年半前に発売されたことになる。日本はさらなるアート不況のただなかにあるが、ここに掲載されているほとんどのアーティストが元気に今も活動しているのは嬉しい限りである。

会田誠 / 川島秀明 / 鴻池朋子 / 町田久美 / 束芋 / 天明屋尚 / 山口晃 /  奈良美智 / 児嶋サコ / 元田久治  /トーストガール / コバヤシ麻衣子 / やなぎみわ / ヤノベケンジ / 濱口健 / 加藤泉 / 加藤ミカ / 明和電機 / 三宅信太郎 / 水野純子 / 森村泰昌 / Mr. / 村上隆 / 西尾康之 / 小谷元彦 / 澤田知子 / 天明屋尚 / 椿昇 / 山口藍 /



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February 06, 2010

G-tokyo2010の観音様!

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2010.01.29 VIP PREVIEW -31
森アーツセンターギャラリー
港区六本木 6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 52F
03-5777-8600







先週は、MANCY'S CAFEやら文化庁メディア芸術祭やら現代アートてんこ盛りだった。中でも興奮度の高いG-tokyo 2010は、レポートが後回しになるほど良かった。15の大好きなアートギャラリーが一番の旬を展示していた。

1. SCAI THE BATHHOUSE「テクスチャーと光」展 (名和晃平キュレーション)作家:アニッシュ・カプーア、宮島達男、嵯峨篤、名和晃平、藤井秀全、神馬啓佑

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名和晃平さんの観音は、500万円で即売!欲しかった!


2. ミヅマアートギャラリー「山口晃個展 柱華道(仮)」   作家:山口晃

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山口晃「自由研究(柱華道)」2008 紙にペン、水彩、墨


3. シュウゴアーツ 「アーバン・スピリット」展(金氏徹平のキュレーション)作家:板垣賢司、金氏徹平、森千裕、横山裕一

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金氏徹平  《「White Discharge」(建物のようにつみあげたもの #3)》 2009年


4. アラタニウラノ 「archi+anarchy」展
  作家: 岩崎貴宏、泉啓司、西野達、大木裕之、高嶺格、横山裕一

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「archi + anarchy」展。横山裕一作品



5. 山本現代「The Universe」展   作家:西尾康之

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西尾康之  「ミンスク」 2004年 
他にも酸欠で横たわる宇宙服の女性のフィギュアが良かった


6. ケンジタキギャラリー 「横内賢太郎」新作展
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横内賢太郎さんの作品は、ぼんやりしているが、まったく幻想的でなく不思議なリアリティがある


7. タカ・イシイギャラリー「Rain」展
  作家:トーマス・デマンド、畠山直哉、ピーター・キートマン

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雨の映像ではなく、御菓子のラッピングのセルロイドで制作したアニメ!
トーマス・デマンド「Regen / Rain」2008 super 16mm Film, Loop, 6 min, stereo


8. ギャラリー小柳 「Experiments」展
  作家:杉本博司、オラファー・エリアソン、トーマス・ルフ
9. ギャラリーSIDE2 「SEE MAX」展
  作家:ムラタ有子、ピーター・マクドナルド、花澤武夫、齋藤雄介、マーク・ボズウィック、スーザン・チャンチオロ
10. ヒロミヨシイ 「3秒3分3日3人」展
  作家:泉太郎、井上信也、小金沢健人
11 児玉画廊 「ignore your perspective」グループ展  作家:池谷 保 他
12. 小山登美夫ギャラリー 「映像の記録と記憶」展   作家:サイトウマコト
13. オオタファインアーツ 「かちどき 1/2」展
  作家:猪瀬直哉 樫木知子、草間彌生、さわひらき、見附正康、梅田哲也、
小沢剛、竹川宣彰、イ・スギョン
14. TARO NASU 「ライアン・ガンダー」展   作家:ライアン・ガンダー
15. ワコウ・ワークス・オブ・アート 「New Overpainted Photographs」展
  作家:ゲルハルト・リヒター



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December 05, 2009

睡蓮と紅葉と支流

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アサヒビール創業120周年記念
[睡蓮池のほとりにて モネと須田悦弘、伊藤存]

2009.10.28-2010.02.28
075-957-3126
アサヒビール大山崎山荘美術館
京都府乙訓郡大山崎町字大山崎小字銭原5-3

 

 

2008年12月に山口晃さんの展示で訪れてからちょうど1年振りに、故郷でもふる大山崎にきた。相変わらず紅葉が残っており、美しい。ここは、天下分け目の天王山の麓で山崎の合戦や利休の茶室が残る風光明媚な場所なのである。

アサヒビール山荘美術館は、大正から昭和初期に建てられた洋館を利用した美術館。実業家・加賀正太郎によって建築された「大山崎山荘」(登録有形文化財)を本館とし、建築家・安藤忠雄設計による新館(1995年竣工)と合わせて公開している。

ここに、クロード・モネの代表作『睡蓮』の連作などが所蔵されている。本展は、モネの睡蓮をモチーフに、須田悦弘・伊藤存両氏による作品を展示。特に、伊藤存の刺繍による睡蓮は、想像力を掻き立てる仕上げになっている。

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隣接する庭園は広さ約5500坪あり、紅葉が味わえる。本館テラスからは、木津川・宇治川・桂川の三つの川が淀川に合流する部分が眼下に広がり、雄大な景色も楽しめる。

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April 06, 2009

山崎を愛した山口晃

YAMAGICHI

さて、大山崎
著者:山口 晃
販売元:光村推古書院
発売日:2009-03-04

 

 

 

 

さて、昨年の2008年12月に郷里でもある山崎で開催された山口晃さんのカタログがようやく出来上がり、送られてきた。

とっても品の良い仕上がり。この特徴のない町 山崎に馴染んでいく様子が漫画でも描かれている。山崎は天王山と淀川に挟まれた水の美味しい町である。利休が愛した由縁もそこにある。



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January 02, 2009

心の目で描いた作品たち

yamaguchiprints (プリンツ) 21 2008年春号 特集・山口晃 [雑誌]
販売元:プリンツ21
発売日:2007-12-26

 

 

 

 

先日、京都大山崎で山口晃氏の個展で購入。松本零士さんのコメントに興奮した。以下引用。

「自分の中に現実を取り込んで、消化して、心の目で手を動かせば、そこには感情がこもります。線の強弱やアクセントは、そのときの心が描いてあるんです。そして、心が生み出すものはその人だけのもの。だから、第三者には決して描けない、山口さんたけの絵画描けるんです」



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December 15, 2008

さて、大山崎へ行こう!

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「さて、大山崎」山口晃展

 

 

 

 

 

ワタシの生まれ育ったところでもある京都府大山崎町「アサヒビール大山崎山荘美術館」で、山口晃さんの展覧会があったので、行ってきた。

大阪と京都の境目にあり、サントリーの工場もある。それだけ水が綺麗なのだ。すべて天王山の湧水で作られている。竹の子の産地としても有名。紅葉も始まっていた。

◇開催期間 2008年12月11日〜2009年3月8日
問合せ先 アサヒビール大山崎山荘美術館 075-957-3123(総合案内)
概要 山口晃(1969〜)は日本の古美術やマンガからインスピレーションを受け、大胆かつ緻密な描写により、過去と未来が交錯するかのような情景を描き出します。関西初の個展となる同展では、大山崎にゆかりのある千利休や「天下分け目の天王山」として知られる山崎の合戦からの着想を織り交ぜながら、独自の発想に磨きをかけ、茶や戦に関わる新作絵画などを展示。また、初公開となる山口版の洛中洛外図である「邸内見立 洛中洛外圖」、大山崎の交通網を山口得意の鳥瞰図スタイルで描く「大山崎交通乃圖」、山口流の見立てを効かせたドローイングなども出品されます。

99-599-499-2



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November 02, 2008

自分の好きなものがアート

powerTHE POWER OF JAPANESE CONTEMPORARY ART

 

 

 

 

著者の山口裕美さんは、「現代アートのチアリーダー」と呼ばれ、トウキョウトラッシュを主宰するアートプロデューサー。

アート好きにとって好みが合う、というのはもう一方的に友だちみたいなものである(失礼!) また、知らないアーティストの作品の情報をシェアしてもらえることも知見が広がり嬉しい。

山口晃氏の精緻な絵巻物、鴻池朋子さんの鉛筆の幻想、濱口健氏の爽やかで濃い緊縛、さわひらき氏の静かな映像美など これからの日本の現代アートを紹介する格好の手引書である。



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October 05, 2008

東大の雑誌にもコミックエッセイあり

OP月刊 ' UP ' 通巻431号

 

 

 

 

 

展覧会場で何気なくとった雑誌。財団法人 東京大学出版会が発行している。なんとこの雑誌にアーティストの山口晃さんのコミックエッセイが掲載されている。ちょっと得した気分である。



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June 29, 2008

元気になるアートで候

AIDA-1 『アートで候。会田誠 山口晃 展』2007年5月

 

 

 

 

 

昨年の今頃、行きそびれた上野の森美術館で開催された本展のカタログを入手した。最初は、会田誠氏の作品はそれほど印象に残らなかったが、本展のための大型描き下ろし作品『滝の絵』(419 x 252cm)を観たら一変で好きになった。現物を見たい。どうしても観たい...

AIDA-22



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