奥田孝

April 20, 2008

現代に顔をだす強烈な過去の顔

TARO-2エキスポ70『太陽の塔 過去の顔』 
岡本太郎 サイズ=レリーフ額25cm×25cm 

 

 

 

実際の『過去の顔』は直径8メートル、広さ55平方メートル、使ったタイルは3,000枚。黒ずんだ色合いを生かし、能面の味わいを出すのに一番苦労し、それは信楽焼で作られている。信楽焼は、日本の5大窯元の1つ。1,300 年の歴史を誇る

KAKO-3

当時これを作ったのは京都美大彫刻科に学んだ奥田孝さん。奥田さんは陶工で、「近江化学陶器」の 3 代目社長だった方。制作には 10 人の専門技術員を中心に、全社を上げて取り組んだ。何度も岡本太郎のアトリエを訪ね、試作を繰り返したという。

石坂泰三・万博協会会長の希望で、お祭り広場の土も陶土にまぜた。制作はまず実物大の “ 過去の顔 ” を作り上げてから、これを 3000 枚のタイルに細分して焼き上げるという手法。特に"うわ薬"の調合や火かげんには神経をとがらせた。

上記レリーフはオークションで入手した。出品された方からの手紙には長年大切にしていたのだが、年とともに管理できずに手放すという。

大事に保管させていただきます。



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