January 01, 2010
目利きに投じたプラマイ=ゼロの仕事
G12 トーキョートップギャラリー
販売元:東京地図出版
発売日:2009-07
G12とは、日本の現代アートTOP GALLERY12選なのである。ギャラリーとは何か、ギャラリストの仕事とは何かを考える上でたいへん参考になった。
企画・編集は、『美術手帖』の「秋元康流“アートのすすめ”」など担当している山内宏泰さん。ギャラリストは、未知なる才能を求めて自らの場所にそれを提示する。そして、それをコレクターや美術館に販売する(...と簡単に言ってほしくないところがある)。美術館との違いは、まだ価値が確定していない才能を発見するところにある。だから、忍耐と好奇心が同居していないとできない仕事なのだろう。忍耐とは、そのアート(アーティスト)が自分以外の誰にも認められない間のことを指す。好奇心は、常に落胆の表裏でなければならない。ギャラリストの好奇心を持続させる根拠は、他人からの喝采以外何物でもないと思う。
<登場者一覧>
池内務(レントゲンヴェルケ)、石井孝之(タカイシイギャラリー)、白石正美(スカイザバスハウス)、三瀦末雄(ミズマアートギャラリー)、大田秀則(オオタファインアーツ)、小山登美夫(小山登美夫ギャラリー)、佐谷周吾(シュウゴアーツ)、那須太郎(ナスタロウ)、児玉公義(児玉画廊)、吉井仁実(ヒロミヨシイ)、山本裕子(山本現代)、姫野希美(赤々舎)




