坂之上洋子

March 10, 2013

雑誌【ビジネスチャンス】(2013年 04月号)対談コーナー「検索にないビジネスチャンス」友だちの経営ストラテジスト・作家のよーこさんこと坂之上洋子さんと!

oiuhyビジネスチャンス 2013年 04月号 [雑誌]
ビジネスチャンス(2013-02-22)
販売元:Amazon.co.jp

私の対談コーナー「検索にないビジネスチャンス」に友だちの経営ストラテジスト・作家のよーこさんこと坂之上洋子さんをお招きした。

もともと、友だちになったきっかけがモザンビークで活躍するプラ子の支援だった。彼女のブログ「プラ子旅する」をケータイ小説風にネット配信して話題になった。

それから岩波から「なんにもないけどやってみた――プラ子のアフリカボランティア日記 (岩波ジュニア新書)」(著者:栗山 さやか -2011-10-21)が出版されたり、テレビ取材も相次いでいる。

だけど、本当に大事なのは、細々とでもいいから支援を継続することだなんだ。よーこさんと私の周りには頼もしいスタッフの人たちがいて、支援の企画を楽しみながらやってくれてる。その一つが「プラっと、さんぽ。」って企画で2-3ヵ月に1回 みんなで都心を歩く。参加希望者を関係者のSNSとかブログで集う。ありがたいことにいつも抽選で倍率2倍くらい。

参加費5千円は全額寄付。あくまで楽しみながら、続けている。
そんな間柄の二人だから、話しは弾むのだがお互いの仕事をそんなに知らないから、今回の対談は貴重だよ〜(笑)

でも普段のよーこさんを知ってるから、きっと彼女なりの個性で任務(仕事というより、自分に課した何かって感じだと思う)をこなしていると思う。


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December 09, 2012

本【PRESENT プレゼント 世界で1番大切なことの見つけかた】(著者 坂之上洋子):自分の中に眠っている“とっても良い自分”を再発見するために…

PRESENT-0PRESENT プレゼント 世界で1番大切なことの見つけかた
著者:坂之上洋子
メディアファクトリー(2012-12-07)








以下、よーこさんの本を読みながら、頭をよぎった雑念をメモにしてみた。
 
まとまりないげと、この本にも中途半端でいいって書いてある。
 
考えてみたら、人生はビジネスみたいにある期間の中で成果を出す必要がない。
ぶらり旅みたいなものなんだ。

だから成功した人生とか失敗した人生なんていうのは、そもそもない。
大人になればなるほど、自分で自由に考えて物事を決められるからね。

食べたものは、1日くらいで循環して体内からでていってしまうが、楽しい記憶も、苦しい記憶も、何気ない記憶も決して自分の中から消え去るものではない。
 
いつも覚えていられる訳じゃないが、ある日突然 のっと顔をだしたりする。
どこにストックされていたのか、それらの過去の断片が、自分という生き物を形作っているんだろうな。
過去の記憶が、現在の自分にああしろこうしろって言ってるのだ。
それは、過去から自分へのギフトなんだと思う。
 
歳を重ねるごとに優しくなれるとすれば、それはそうした記憶のエンジェルのおかげかもしれない。同数の老人と同数の若者を比較して調査したら、きっと老人の優しい指数が勝っていると思う。経験の差は優しさの差である。きっと。

だから成熟した大人の役割は、社会に対して“優しさ”を供給することにあるのだ。
“怒れる”のは若者だけでいい。そういう怒りのエンジンも社会には必要だろう。
 
大人が優しさを提供すめためには、それまでの人生で人とたくさん話して、たくさん考えて、たくさん頭をぶつけなけりゃならない。
 
そういう記憶の蓄積が優しさに転化する。悪事や狡猾な利用のされ方では困るのだ。怒りが優しさに勝つような社会では大人の負けなんだな。
 
よーこさんは、そうならないように 生き方のコツみたいなものを伝授してくれている。
本書は、誰かへのギフトというのではなく、自分の中に眠っている“とっても良い自分”を再発見するための指南書なんじゃないかなぁ。その発見こそが自分への最大の“プレゼント”なのだろう。


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January 03, 2012

作品集【LIVE―飛ぶ、笑う、踊る、唄う すべては、成りゆき】絵描き キーヤンこと木村英輝の最新作!

UHIHLIVE―飛ぶ、笑う、踊る、唄う すべては、成りゆき
著者:木村英輝
青幻舎(2011-11-30)










さて、正月はノンビリと画集や漫画を読むことができる。今年最初に紹介するのは、これ。

京都の絵描き ヤーヤンこと木村英輝さんの作品集としては、「生きる儘 自然の成りゆき―木村英輝」(2006-05)、「無我夢中―落書きか、入れ墨か、アートか」(2009-03-01)に続く3作目が発売された。

残念ながら、昨年の出版パーティには行けなかったが、笑福亭鶴瓶さんなど多彩なゲストもかけつけたそうだ。

ちなみに、招待状はこんな迫力!

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作品も相変わらずパワフルな巨大壁画の数々、ホンマ キーヤン・エネルギーに感服!

どれも迫力満点だが、大阪・門真の地域密着型元気発信地モール「ベアーズ」内の『くまにしクリニック』(2011/04)作品は感慨深い。友人の坂之上洋子さんに頼まれ、キーヤン先生にお願いした案件である。依頼主である熊西ご夫婦にもお会いでき、素晴らしい連鎖を生んだ。あれは、ちょうど1年以上前 洋子さんと食事してたら、デザイナーの坂井直樹さんの事務所でキーヤンの絵を見たらしく、「福田さん、この人凄いと思うんだけど...」って話から、その場でキーヤンに電話して、それから半年くらいで実現したのがこのプロジェクト。

木村英輝さんの京都市立美術大学の後輩 → 坂井直樹さん → 坂之上洋子さん → 私、というある一日の繋がりが生んだ作品は下記。(写真はホームページより抜粋)

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くわしくは、公式ページまで。ココ



あと、印象深いのは、埼玉県に昨年できた結婚式場【大宮 離宮】(2011/02)の作品。珍しく壁ではなく、木に描かれている。これは実物を見に行かなきゃなぁ。(写真はホームページより抜粋)

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くわしくは、公式ページまで。ココ



余談

昨年の12月11日 キーヤン先生が突如 東京に来られた。

前後関係は不明なまま、代官山の「蔦谷」集合!笑。サディスティック・ミカ・バンド生みの親・松山猛さんと一緒に、ミュージカル「ヘアー」で主演を務めた深水龍作さんのライブを見に行った。いやあ皆さん、元気だわ! 呼んでいただき感謝!猛烈にロックな夜だった。

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October 28, 2011

本「結婚のずっと前」 (坂之上 洋子) : 結婚のずっと後の人も読んでよろしい!(当社比)

結婚のずっと前表紙結婚のずっと前
著者:坂之上 洋子
二見書房(2011-09-26)










ハウツー本は読まない主義だ。どうやってソレをやるか、は自分で考えたい。でも結局は、ソレを成し遂げるため 人に方法を聞くこともあるが、でも本には頼りたくない。そう思ってハウツー本は読まないことにしている。

 

 

 

さて、大切な友人である坂之上洋子さんの新刊が発売された。野寺治孝さんの写真も美しい!

 

 

最初、タイトルである「結婚のずっと前」を見たときに、失礼ながら「これは自分の読むべき本ではないな」と思った。なぜなら、前述の主義に加え、結婚の心構えを説くようなタイトルだし、自分には無縁と思ったからだ。

 

結婚からずっと経った人間がこれを読んでも得るものはないと…。

 

 

でも、今晩 この出版記念パーティに行くことになっているので、今朝 読んだ。

 

 

 

 

で。以下、読後の雑感。

 

 

 

 

この本に書かれていることは、ぜんぶ知っていた。

 

 

・自分を受け入れて欲しければ、自分も他人を受け入れなきゃならないとか
・落ち込んで立ち直ろうとしたら、一旦しゃがんでからジャンプしたほうが高く跳べるとか
・人の話を真剣にきくとか(これって日曜日にゴロゴロしなからサッカーみてる旦那にはかなり難しいことらしいが…)
・間違ってたら、ご免なさいって言えるとか

 

 

だけど、知ってるはずなのに知らないフリしてたことも多い。長い年月の間に抜け落ちていたのだろうか? 

 

・ 好きな人がどうなろうと好きであり続けることとか
・ 話し合って話し合って解決させる力とか

 

 

ここに書かれていることの何割くらい合格してるかな?完璧な人はこの世にいないから、せめて軌道修正はできるはずだ。理想と思ったら、それに近づく努力をしようよ!

 

 

“結婚後”の読者にとって本書は、知らないことにしていた目の曇りを、少しずつ晴らしてくれる物語なのかもしれない。“結婚の前”といってるのは、きっと坂之上さん一流の仕掛けであって、これは結婚前にだけ読んでおくハウツー本ではない。人に愛されるには、自分の愛する力を磨かないといけないのよ、という 大げさに言うと”愛”に関する本なのである。だから、ここで書かれていることは、結婚後の私にも必要な知恵ということになる。愛の法則に年齢は関係ないでしょう?

 

 

・ 悪口や愚痴ばかりいってる人は、誰にも好かれない、とか

・ 許せないことも忘れてしまうような人生の上書き方法、とか

 

 

この本は、結婚前の女性に「読むと参考になるよ」とお勧めすることができるが、私のような結婚後の者にも「もはや、われわれの世代の参考にならない。でも、目は覚めるかもよ」ということは言える。

 

 

だから わたしの年代にとって本書は推薦本ではなく、自発本(自発的に読むべき本)なのである。もしかしたら、結婚前の人よりも経験して知ってることだけに気づきも多いのではないか。

知らない人よりも知ってる人の方が役立つんじゃない?

 

ちみなに、本書で好きなフレーズは…

 

 

 

「生きていると 愛は増えるのよ」

 

 

そうそう!



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