中村光

January 10, 2011

シュールなギャグ漫画『中村工房』 (著 中村 光): 携帯の目覚ましに嫉妬する時計くん!

iijij中村工房 (1) (ガンガンWINGコミックス)
著者:中村 光
スクウェア・エニックス(2002-11)











荒川アンダー ザ ブリッジ」(2004)「聖☆おにいさん」(2006)などで一躍注目されている中村光さんがブレイクする前の2002年から2003年まで『月刊ガンガンWING』で連載されていたギャグ短編集。「荒川アンダー ザ ブリッジ」キャラの原型も多く登場。不条理な中に納得させる場面展開はさすがである。

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January 09, 2011

アオハル、はじまる。すべて読み切り。もれなく青春。ヒロイン上等。

IMG_0008-ZSアオハル (ヤングジャンプ増刊)
集英社(2010-11-30)












集英社は、まだまだ元気!

「青春とヒロイン」テーマにした読み切り増刊「アオハル」を2010年11月30日に発売。2010年12月15日には「ガールズジャンプ 2011年 1/25号」も創刊している。

「アオハル」は、雑誌であるにも関わらず、supercellによる応援ソング「ヒーロー」をリリースしている。雑誌にもテーマ曲の時代である。というより、1970年前後には朝日ソノラマなどソノシートと呼ばれるレコードが付いていたのだから、むしろ原点回帰というべきか。ワタシは、携帯小説やコミックにテーマをつけ始めて、数年たつ。着うたやiTUNEの普及によってQRや携帯からのリンクで気軽に音楽がダウンロードできるようになったことで、こういう企画が復活したのかもしれない。

さて、内容も豪華。中村光がsupercellとコラボしたイラストを巻頭で飾っている。今日マチ子さんの作品もよかった。

そして何より写真家 青山裕企さんの「ヤング、ジャンプ!」ということで随所にカラーグラビア(?)写真満載なのである。漫画、イラスト、写真 すべてが豪華で興奮するラインナップなのである。

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January 17, 2010

ふと、通り過ぎる風景に異星の人たちがいる

NAKAMURA荒川アンダーザブリッジ (1) (ヤングガンガンコミックス)
著者:中村 光
販売元:スクウェア・エニックス
発売日:2005-07-25








中村光さんは、「聖☆おにいさん」がヒットとなり、そしてまた本作が話題になっている。御曹司が美人金星人に助けられ、橋の下で奇妙な住人たちと暗いことになる。カッパや異星人などといっているが本当はわからないところが面白い。2010年4月から放送予定で現在アニメが制作されている。制作は、有限会社シャフトなのでかなり期待できる。



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August 28, 2008

なぜか老人と動物にモテモテのふたり

聖☆おにいさん 1 (1) (モーニングKC)
2007年から講談社の雑誌「モーニング2」で連載中の中村光さんのコミック。
ブッダとイエスが、下界のバカンスを満喫しようと東京都立川の安アパートの一室で「聖(せい)」という名字で暮らすという設定。

昔から墜天使モノという分野は存在する。しかし、今回は和洋トップの豪華競演ということで、その由縁をネタに面白さ倍増なのである。



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