上出惠悟

March 23, 2013

Art Fair Tokyo 2013;Japan's largest art fair event.

20130321_419087アートフェア東京 2013

2013年03月22日 〜24日
東京国際フォーラム地下2階
千代田区丸の内3丁目5番1号
03-5221-9000






今年で8回目。
プレビューに行ってきた。

国内外140以上のギャラリーなどが集結し、古美術、工芸品から日本画、洋画、現代美術まで、時代とジャンルを超えた作品が一堂に会す。

辛美沙さんがディレクターでなくなってから、現代アートギャラリーが少なくなったような気がする。一方で同時期に開催される[G-tokyo2013]の方が内容が濃いね。

それでも、好みのアーティスト作品はたくさんあった。

なんといっても、久谷焼窯元 六代目 上出惠悟のキッチュな陶器!
これ、お菓子入れ!

写真 2013-03-20 19 32 47















写真 2013-03-20 19 33 38














それと、[GALLERY TARGET] の品揃えは全部良かった。

テリー・リチャードソンピーター・サザーランドマグドロン
下記は、テリーさんのお母様が入院していた時の見舞いの花をスタジオに持って帰って撮ったらしい色味がテリーらしい。

写真 2013-03-22 8 01 48















[Takashi Somemiya Gallery]のHAYAMA TOMOEのカッティングシートを貼ったカラフルな力作も見ごたえあった。

写真 2013-03-20 19 15 55



tabloid_007 at 23:27|PermalinkComments(0)

January 31, 2010

九谷焼で出来た髑髏型の菓子壺

commeedmKutani exhibition
Kamide Choemon - Gama -Kamide Keigo












そういえば、前述の「医学と芸術展」の中で異彩を放っていた焼き物があった。初めて知ったのだが、上出惠悟さんの伝統的な文様である「花詰」に彩られた髑髏型のお菓子壺が見事だった。

上出惠悟さんは、昨年創業130年を迎えた九谷焼の産地石川県能美市にある窯元、上出長右衛門窯(かみでちょうえもんがま)の跡取り息子さんでらしい。

◇ 上出惠悟(かみで けいご)
1981年石川県生まれ
2006年東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
実家である九谷焼窯元上出長右衛門窯でデザインや企画に従事する傍ら石川を拠点に作家としても活動し、「甘蕉」「蛍光管」などを発表した。

上出さんは、その技術を受け継ぎながら、急須にタイヤをつけた「走る急須」、アイスクリームのコーンを模した「コーン盃」、商標シール付きのバナナを模して丸紋や文様を九谷五彩を使って描いた「甘蕉(ばなな)」など、遊び心満載の作品を発表し続けている。

11550991194924647_photo20080812_384144-s



tabloid_007 at 23:40|PermalinkComments(0)