August 28, 2011
映画『人生万歳!』 (監督 ウディ・アレン): 愛はつかの間だ。征服することも永遠であることもない!
人生万歳! [DVD]
監督:ウディ・アレン
エヴァン・レイチェル・ウッド
出演:ラリー・デヴィッド
アルバトロス(2011-05-03)
大好きなウディ・アレンの映画。いつも極めて個人的な映画にみえて、実は半径5メートル圏内映画ではなく、ある男と女、ある友達と他人の関係性から、真理を導き出そうという魂胆がある。いつも新しい物語を提示しようとする。それがアレン映画へ期待するところなのだ。
内容は...
かつてノーベル賞候補にもなった天才物理学者ボリスだが、「人生の無意味さ」について悟り、自殺を図る。命は助かったボリスだが、職や家庭、そしてリッチな暮らしを失い、NYのアパートにひとり住む身に。そんな彼の元に、ひょんな事から南部出身の家出娘メロディが転がり込んでくる。親子ほどの歳の差がありながらも、ボリスとメロディは結婚。楽しい新婚生活を送り始めるが、そこへメロディの母親がやってきて、事態はややこしい事に。
どうでもいいトリヴィア・ネタだが、メロディ役のエヴァン・レイチェル・ウッドは、あのマリリン・マンソンの婚約者である。
最後に、映画の中のボリスの台詞を抜粋する。
「あなたが得る愛、与える愛。あらゆる幸せは、すべてつかの間だ。だからこそ、うまくいくなら "何でもあり" だ。
でも、勘違いするな。それは才能とは無関係。あなたが存在してるのも "運" なんだ。何十億もの精子のたった1匹が卵子と結合。それが、あなたになった。
考えるな。発作を起こす!」
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