メリル・ストリープ

June 10, 2012

映画【マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙】(主演メリル・ストリープ):感情や印象で生きるのではなく、考えや想定で生きること。

The-Iron-Lady-4249e134マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙 コレクターズ・エディション [DVD]
監督 フィリダ・ロイド
出演:メリル・ストリープ
Happinet(SB)(D)(2012-09-04)










イギリス初の女性首相 マーガレット・サッチャー(Margaret Thatcher)の自伝映画。といっても、本人は86歳(1925年生)で存生している。

ただ近年、認知症が進んでおり、公には姿をみせていない。だから、こんな風に描かれても気の毒に文句もいえない。彼女の人生の輝かしい部分と老いを描くのはいい。だが、ちょっと悪趣味なくらい老醜をさらすようなシーンの連続にうんざりする。

私は、もっと引退した後の想像の生活より、もっと彼女の活き活きとした活動期に焦点をあてて描いてほしかった。

どんな偉大な人間も例外なく必ず歳をとるが、その偉大さが、老いによって半減することなどありえないと思う。

以下、サッチャー名言の抜粋。

「私はコンセンサス(関係者の意見の一致をはかること)というものは、さほど重要なものであるとは思いません。あれは時間の浪費の原因のようなものですから。」

「成功とは何か?それは、自分がやっていることに才能があること。そしてまだ十分でないということをわかっていること。」

「リーダーは好かれなくてもよい。しかし、尊敬されなくてはならない。」

「多数に追随するな。自分自身で決断せよ。そして人々をも納得させ、リードしていけ。」

「人の一生は、最終的にその人の品格に左右され、品格は自分をどう形成するかにかかっている。」

「人は前を見ているつもりで、実はバックミラーを見ているのである。 」




tabloid_007 at 20:19|PermalinkComments(0)

April 01, 2012

映画【恋するベーカリー 〜別れた夫と恋愛する場合〜】(主演メリル・ストリープ):地球に隕石が落ちてくるよりレア確率のSF映画

Its-Complicated-f5ac6521恋するベーカリー ~別れた夫と恋愛する場合~ [DVD]
出演:メリル・ストリープ、アレック・ボールドウィン、スティーブ・マーティン
ジェネオン・ユニバーサル(2010-07-02)











『ニューヨークタイムス』に全米No.1の評価を受けたベーカリーの経営者であり、3人の姉弟を女手一つで育て上げたジェーンには、離婚した夫ジェイクがあった。ジェイクはラテン系な強烈な新妻がいたが、ジェーンのことが忘れられず、しきりと彼女の元に訪ねて来るのだった。

そのジェーンは、新しい家の設計を任せている建築家アダムの誠実さに心惹かれてはいたものの、ある日旅先で出会ったジェイクと夫婦当時の様な錯覚に陥り、二度三度と過ちを重ねてしまった。子供たちの手前誤魔化しはしたものの、ジェイクはすっかり本気になってしまい、ジェーンは選択を迫られる...。

以上。ウィキペディアから抜粋。

これはわからない感覚の話である。別れた古女房が突如セクシーに見えて、毎日不倫相手として訪れる元夫。

映画のなかの状況で考えられるとすれば、新妻が命令口調で少々疲れる女であるということだけだ。二人の子供3人はすでに大きくなっており、その熟練した日常生活(会話が楽しい、食事が美味しい)に逃避したかったか。

地球に致命的な隕石が落ちてくるよりレアな確率のSF映画と思う。そういう観点でどうぞ。




tabloid_007 at 18:59|PermalinkComments(0)

December 12, 2009

ドールが考えるドールハウス

lora-2Laurie Simmons: Walking, Talking, Lying
著者:Laurie Simmons
販売元:Aperture
発売日:2005-10-15

 

 

 

 

ローリー・シモンズの写真集がようやく届いた。海外からの送付は時間がかかる。それだけに届いたときの嬉しさひとしお。

シモンズの世界は、物語がある。人形にも命があり、いろいろ空想に耽ったりする。昔、ゴムのグニャグニャ人形で自前のドールハウスを作って遊んだっけ!そんな見ている者も楽しませる写真集である。

popSIMMON-1pop-2



tabloid_007 at 23:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

November 07, 2009

人形とメリルとミュージカル

simlaurie-1Laurie Simmons

2009.10.14-11.9
"Water Ballet"
COMME des GARCONS 福岡

2009.10.16-11.9
"Big Figures"
COMME des GARCONS 静岡

 

2009年6月に清澄の小山登美夫ギャラリーで個展を開催したローリー・シモンズ(Laurie Simmons)の作品イメージが、コム・デ・ギャルソンの静岡伊勢丹店と福岡店のウィンドウディスプレイとして展示されている。残念ながら見に行けなかったので、紹介のみ。

ローリー・シモンズはおもちゃや腹話術の人形、オブジェで構築した世界を写真作品として発表している。出来るだけライティングは人工っぽいテイストでヒッチコック映画を理想としているらしい。マネキンや切り抜き素材をミニチュアに使用している。以前紹介したベルナール・フォコンよりも、造形色が濃い。

artwork_images_320_468778_laurie-simmons

lipstick-lust

1242411461-simmons-_music_of_regret__meryl__lg

 

 

 

 

 

 

◇プロフィール

1949年 米国ニューヨーク州ロングアイランド生まれ
1971年 タイラー・スクール・オブ・アート(フィラデルフィア)芸術課程修了

1979年「Early Color Interiors」 インテリアの中に、もの思いにふける主婦のようなヴィンテージの人形を配した
1984年「Tourism」人形たちがエッフェル塔やラスベガスのカジノなどで奇妙な観光を繰り広げる
2005年「The Boxes (Ardis Vinklers)」舞台装置のように組み立てられた箱の中で人形たちのリアリズム演劇が行われている
2008年「Sitting Rose」巨大なバラの花のオブジェの下から人間のしなやかな足がのぞいている

2006年にはメリル・ストリープを唯一の人間の登場人物として起用した下記の映像作品を監督している。

「悔恨のミュージック」(原題:The Music of Regret)
2006年/アメリカ/35mm/映画
監督:ローリー・シモンズ
音楽:マイケル・ロハティン
作詞:ローリー・シモンズ
主演:メリル・ストリープ、アダム・ゲッテル、エイリーII

本作品はニューヨークのメトロポリタン美術館、 MOMA(ニューヨーク)、MOCA(ロサンゼルス)、フィラデルフィア美術館を始め、数々の名だたる美術館にコレクションされている。その他作品もウォーカー・アート・センター、ヒューストン美術館、モントリオール現代美術館などに収蔵



tabloid_007 at 19:52|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

April 12, 2009

愛国心から平和は生まれるか?

00872大いなる陰謀 (特別編) [DVD]
出演:ロバート・レッドフォード
販売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日:2008-08-22

 

 

 

本作は、久しぶりにロバート・レッドフォード監督・製作・主演した作品。トム・クルーズが経営に就いて最初のユナイテッド・アーティスツ作品である。未来の大統領と目される上院議員アーヴィング(トム・クルーズ)は、テレビジャーナリストのロス(メリル・ストリープ)に最新の戦略についての情報をリークする。そのころ、大学教授マレー(ロバート・レッドフォード)の教え子は、エリートでありながらマイノリティ出身の兵士としてアフガニスタンに志願する。

ここでのポイントは「愛国心」と「平和」が必ずしもバランスしていない、ということが多角的な立場からわかってくるところだ。自分の国を愛することで解決できる平和があるのか考えさせられる。



tabloid_007 at 11:20|PermalinkComments(0)

April 29, 2008

あなたって素敵ね!なんで?だって...

フランス軍中尉の女

先日から、ワタシの勝手なシリーズとして、ノーベル文学賞ハロルド・ピンターが脚本を書いた映像作品を入手可能なものから観ている。

これは、メリルストリープとジェレミー・アイアンズが主演。英国ビクトリア朝時代に“フランス軍中尉の女”とさげすまれた一人の女性の物語を現代の俳優が演じるという二重構造のラブ・ストーリー。監督は「ドッグ・ソルジャー」のカレル・ライス。..

それにしても、フランス軍中尉の恋人だっただけで、村では差別されるなんて随分な時代もあったものだが、その辺りの実感が共感できないと何だか古臭く物語に感じてしまう。

現代の俳優の場面で、ダブル不倫関係にあるメリルとジェレミーの妻とのホームパーティの会話がピンターらしいギクシャク感がでていて良かった。



tabloid_007 at 18:52|PermalinkComments(0)