July 11, 2010
『キャピタリズム 〜マネーは踊る』(監督マイケル・ムーア): 「銃」「政治」「医療問題」ときて、今度は「資本主義」
キャピタリズム~マネーは踊る プレミアム・エディション [DVD]出演:マイケル・ムーア
販売元:ジェネオン・ユニバーサル
発売日:2010-05-26
歴史の浅いアメリカ人にとって、最初に打ち出した思想コンセプト"資本主義"がワークしていないことは初体験なのかもしれない。ヨーロッパやアジアにおける思想の変遷を考えれば無理からぬことかもしれないが、中道、中庸による路線変更というものが中々受け入れられないように思う。"徐々に"より"一気に"という性急さはある種の若さからくるものなのかもしれない。
歴史があるからといって、変革に時間がかかることを良しとしないが、変化に対する国民の対応は、メディアが発達すればするほど保守的かつ二元論(白か黒か)ということに陥りやすい。
資本主義が中間層に厚い社会が崩れ、貧富の差が拡大している今、キャピタリズムの見直し、富の再分配を行う必要があるだろう。オバマ大統領誕生直前に公開された本作は、その後の方向性を見失わないために現在、再度見直した方がよい。




