December 30, 2012
テレビ番組【THE X FACTOR USA 2012】
THE X FACTOR USA 2012
いま観終わった...。
ここ数か月、深夜に帰宅するとこの番組を見るのが日課になるほどハマってた。
米国FOXネットワークでの放送も先週終わっているので、ほぼリアルタイムで見ることが出来た。
Xファクター(The X Factor)は英ITVで2004年9月から放送中のリアリティ音楽オーディション番組。で、音楽プロデューサーのーであり辛口審査員としても登場するサイモン・コーウェルが企画者である。
米国版としては、今回がシーズン2。
本シリーズ年の「Xファクター」は出場者16人を4つのグループに分け、4人の審査員が指導しながら競わせるというやり方だ。ブリトニー・スピアーズがティーンを、デミ・ロヴァートがヤング・アダルトを、L.A.リードは25歳以上を、サイモン・コーウェルはグループを担当した。
優勝は...まだの方のためにここではいわない。
ただ、下記の8組の中にいる!
この番組の面白さは、スケールのデカさに比例した真剣さにある。
優勝者には、$5million(4億円)のレコード契約が約束されている。
そのスケールに全米から16万人が応募し、下記の5つのステップでふるいにかけられる。
ステージ1:プロデューサーによるオーディション(テレビで放送されない)
ステージ2:審査員によるオーディション
ステージ3:ブートキャンプ
ステージ4:審査員の自宅訪問
ステージ5:ライブパフォーマンス
絞り込まれるにつれ、本人の緊張もさることながら、親戚や町の人たち総出の応援となる。
候補が少なくなると、持ち歌やメンターの宿題だけでなく視聴者からのリクエストなどに答えて歌わなければならない。
ギリギリまで追い込まれた候補者は、委縮するどころかその緊張をバネに凄いパワーを発揮する。
能力の爆発が新しい才能をうみだす。
音楽がもっているダイナミズムとは、こういうことなのかもしれない。この真剣さ、この誠実さ、この熱量!
テレビ番組の面白さを最大限引き出す演出。フィナーレの候補者たちがリモからレッドカーペットに飛び出して歌いながらステージに立つ。
計算された演出に、嬉しい興奮のスパイスが加わって、視聴者が一体感が得られる番組。
心底、テレビ視聴の醍醐味を味えた!!
閑話休題
審査員のL.A.リードは、ソニーミュージック傘下のエピック・レコード会長である。今回の契約金はこの会社がだす。
ただ、前回の優勝者 19歳のメラニー・アマーロはまだデビューできていない。また、エピック・レコードは市場占有率が1.6%なので、この番組人気をうまく利用してヒットをだしたいところだ。