ビッグコミック

February 22, 2009

この世にいながら、この世にいない

MIZUKI人魂を飼う男―水木しげる妖奇貸本・短編名作選 (HMB M 6-3)
著者:水木 しげる
販売元:ホーム社
発売日:2009-01-16

 

 

 

 

2009年1月28日に、水木しげる大先生の朝日賞の授賞式が帝国ホテルが行われた。その祝花のお礼に本書を頂戴した。

貸本作品からレアものまで14篇集めたオール読みきりの作品集である。どの作品もまったく色褪せておらず非常に面白い。中でも人魂を天ぷらにして食べさせる妖怪の話「人魂を飼う男」などは絶品である。このシリーズは必読!



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December 07, 2008

天狗、河童、座敷童子が日本のファンタジー

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水木しげるの遠野物語』 (ビックコミック)

 

 

 

 

 

 

遠野物語」とは柳田國男が1910年(明治43年)に発表した説話集である。現在、それをベースに不定期に「ビッグコミック」(小学館)で 水木しげる作品が掲載されている。1話完結で、独特の世界観が開陳されている。冬休みの「劇場版 ゲゲゲ鬼太郎 日本爆裂」公開も12月20日に控えているが、水木しげる先生の漫画連載がオンタイムで読める幸せをかみしめている。

岩手県遠野町(現・遠野市)出身の佐々木喜善によって語られた地元の民話を、柳田が編纂したものである。その内容は天狗、河童、座敷童子など妖怪に纏わるものから山人、マヨヒガ、神隠し、死者などに関する怪談、さらには祀られる神様、そして行事など多岐に渡る。『遠野物語』本編は119話で、続いて発表された『遠野物語拾遺』には299話が収録されている。

民間伝承に焦点を当て奇をてらうような改変はなく、聞いたままの話を編纂したこと、それでいながら文学的な独特の文体であることが高く評されている。日本の民俗学の発展に大きく貢献した。(以上、ウィキピディアより)
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March 02, 2008

しあわせの炎はご近所?

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『しあわせリスト』高橋留美子劇場

 

 

 

 

 

 

2008年3月5日号に高橋留美子の読みきり短編が掲載されていた。たまに見つけると買ってしまう。高橋留美子の世界は、どことなく 幼少期読んだ眉村卓の短編のような不思議な味わいがある。平日の夕方にみるNHKのSFものというか...

今回は、平和な街に夜な夜な現れる放火魔と戦う地域住人の巻き。http://www.rumiko-no-sekai.com/



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