ハビエル・バルデム

November 04, 2012

[007/ Skyfall] James Bond 'Youth is not a guarantee of innovation.'

Skyfall-12326d43007 製作50周年記念版 ブルーレイ BOX [Blu-ray]












10月30日、007最新作「スカイフォール」のマスコミ完成披露の試写会があったので行ってきた。公開は12月1日。

過去の007はぜんぶ見ている。大好きなシリーズだ。
007も時代を追うごとに世相を表している。SF全盛の時代には、コミックヒーローの如く超人的なボンドであったり、兵器も極めてハイテクなものが多かった。

しかし、今回のボンドは実に現実的で渋い。自分の知力と体力で難局を乗り越えようとする。そこに共鳴する。人間“ボンド”なのである。

主演のダニエル・クレイグもキザより渋いという表現が似合う俳優だ。悪役は、ペルロペ・クルスの旦那ハビエル・バルデム!ハイテクに取りつかれた変質的な悪役で、かつての緻密に世界をぶっ潰すタイプとは一味違った怖さがあった。

なにわともあれ実直なストーリーテリングでこの冬のおススメ。

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そういえば、今回でシリーズ誕生周年ということらしい。
あれ?デビット・ニーブンがいない!(笑) *参照「カジノロワイヤル


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さて、下記が予告動画。




tabloid_007 at 23:16|PermalinkComments(0)

September 19, 2010

ジュリア・ロバーツ『食べて、祈って、恋をして』: 人生リセットのための世界一周 NY→イタリア→インド→バリ。日本人ならどうする?

_12622976416444_12766421851266食べて、祈って、恋をして [DVD]
主演:ジュリア・ロバーツ











少し前のジャパンプレミアで観た。ジュリア・ロバーツ初来日ということもあり、六本木ヒルズは大賑わいだった。

エリザベス・ギルバートの自伝的ベストセラー小説を、ジュリア・ロバーツを主演に迎えて映画化したドラマ。
NYでジャーナリストとして活躍する35歳のエリザベス(ジュリア・ロバーツ)が、離婚と失恋を経た後、すべてを捨てて自らを探す旅に出る。人生をリセットするために1年間の旅に出る。イタリアで"食"に魅せられ、インドで瞑想にふけり、最後に訪れたインドネシア・バリ島では運命的な恋に落ちる。共演にハビエル・バルデム、ジェームズ・フランコ、リチャード・ジェンキンス。

こうやって世界各国の国柄を誇張している部分も多くあるが、やはりイタリアは判りやすい。この際"祈って"を抜いて"食べて""恋して"ということにすれば、もう少し男性観客の共感も得られたと思う。というと、女性に嫌われるのかもしれない。
リセットして世界を回るのに、日本ははいってないんだな。日本人なら、どういう3ヶ所だろうか。ロス→北欧→インドとかかな?



tabloid_007 at 18:13|PermalinkComments(0)

May 03, 2010

映画「コレラの時代の愛 」原作ガルシア=マルケス:待ちわびる中にある愛の話

poster2コレラの時代の愛 [DVD]
出演:ハビエル・バルデム
販売元:ギャガ・コミュニケーションズ
発売日:2009-07-24









ワタシがもっとも尊敬する作家ガブリエル・ガルシア=マルケスの原作「コレラの時代の愛  (1985)」の忠実な映画化。

電報配達人フロレンティーノはある日、ラバ商人の娘フェルミーナに恋をした。来る日も来る日も情熱的な恋文を送り続けた青年は、ついに娘の心を射止めることに成功。ところが、名士との結婚を望む娘の父親は強引に二人の仲を裂いてしまう。それから51年9ヶ月と4日間 フロレンティーノは、フェルミーナが結婚しようが、引越そうが、子どもができようが、待ち続ける。

マルケスの主人公は、強烈な熱情をもって生きている。一歩間違えばストーカーである。いや、それ以上のしつこさである。しかし、視聴者は彼の中に自分の中の燃え尽きることのない愛の根源を見たいと思うようになる。それは、荒唐無稽なことなのか、あるいはひょっとして誰にでもある感情なのか。それに対して、相手が応えないまま終わることも想定して、待ち続ける。

サミュエル・ベケットの「ゴドーを待ちながら」のゴドーを待つ乞食たちと同じ衝動なのかもしれない...。鷲田清一氏の「「待つ」ということ」にある"待たなくてよい社会になった。待つことができない社会になった。待ちわびて、待ちかね、待ちきれなくて、待ちくたびれ、待ち明かして、ついに待ちぼうけ"という、酷く感傷的な感覚の再現なのか?

視聴者は、じらされる中に何を見るのだろう。



tabloid_007 at 21:22|PermalinkComments(0)