November 07, 2009
人生のからくり
さすらい―青木雄二傑作集 (Mag comics)
著者:青木 雄二
販売元:マガジンハウス
発売日:1997-06
今度は、貧乏の話。いまは亡き「ナニワ金融道」の作者 青木雄二が1994-7年に連載したものを単行本化したもの。
青木雄二の漫画の面白さは、著者の過去に起因するところが多い。高校卒業後、山陽電気鉄道に入社。学歴重視に不満を感じ3年で退職。その後、地元岡山県に戻り久米南町役場の職員に就くが、3ヶ月で退職。その足で大阪に出てビア・ホールでアルバイト。その後はパチンコ店員やキャバレーのボーイ等の水商売を中心に約30種類以上の職を転々とする。
そんなこんなで、漫画家デビューは44歳。52歳(1997年)で5億円を超す印税収入を得たことで引退。以降、遊んで暮らすと宣言したが、肺がんで58歳で亡くなる。58年の人生うち、遊んで暮せたのが6年間。人生そんなものかもしれない。


