January 31, 2010
解剖学の発展に寄与したアートは、人間の内側も見つけた
「医学と芸術展」
生命と愛の未来を探る〜ダ・ヴィンチ、応挙、デミアン・ハースト」
2009.11.28-2010.02.28
森美術館
六本木ヒルズ森タワー53階
本展は、科学と芸術が出合う場所としての身体をテーマに、ロンドンのウエルカム財団所蔵の医学資料や美術作品に現代美術作品を加えたテーマ展示。英国ロイヤルコレクション所蔵のレオナルド・ダ・ヴィンチの解剖図3点の展示公開をキャッチにしている。
写真発明の前夜、解剖学の発展に、写実的な描写は医学の進歩に欠かせなかった。しかし、そこは人間のやることである。恣意的な要素がいつしかアートとしての別の発展も遂げたのである。
ワタシの関心はもっぱら後者の方の現代アートである。だから、松井冬子さんや やなぎみわさんの作品を見たら、それで満足した。
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