ツイッター

June 04, 2011

ツイッターがアクセス不能の時にだけ出会える幸せクジラ!

FaleWhale_main03『ツイッターくじら』(Fail Whale)
Created by Yiying Lu (イーイン・ルー - 陸怡穎)

発売元:ソニー・デジタルエンタテインメント










ツイッターがアクセス不能の時にだけ出会える幸せクジラ!通称「ツイッタくじら」が携帯キセカエで初登場!電波が圏外になると、海の中に潜っちゃう。

QR_Code
携帯サイト『キャラマックス』 
URL → http://bit.ly/meHKYe
(携帯のみアクセス可能)



『ツイッターくじら』の生みの親であるデザイナー イーイン・ルーは、世界中どこにいても瞬時にメールで返事をくれる。非常に聡明でクリエイティブ溢れた人である。

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Photo by StarryImage for LTL PRINTS

さて、イーイン・ルーのプロフィールを紹介しよう。
* 以下は、LPL PRINTSのインタビューやその他の資料を元に書いている。

上海で生まれ、10代でシドニーに移住したイーインは、イギリスとオーストラリアで教育を受けた。ロンドンのセントラルセントマーティンズカレッジオブアート&デザインと、シドニーのニューサウスウェールズ大学で学び、2007年にシドニー工科大学デザインビジュアルコミュニケーション学部を最優秀生徒として卒業。

この『ツイッターくじら』をきっかけにイーイン作品は、Anna Sui、メイベリン、グラムメディアなどへ動物をモチーフにしたデザインを提供している。


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もともと、この"くじら"は"くじら"ではなく、"象"だった!

2002年にオーストラリアに引越し、ニューサウスウェールズ大学の国際デザインとメディアを学ぶ準備課程に入学した頃、上海の友人へのグリーティングカードが最初で "Lifting a Dreamer(夢見る人を運ぶ)"という名前だった。

当時のイーインは、象に自分の夢の実現を託したらしい。それくらい大っきな夢だったのだ。鳥たちはその実現のための希望を表している。

2007年のはじめ、ロンドンのセントラルセントマーティンズでの交換留学からオーストラリアに帰国した後、このアートワークをメールで送れるようにフルカラーのデジタル画像で作成した。このとき象をくじらに変えたのは、当時イーインががニューサウス「ホエールズ」* に住んでいたためというのはご愛嬌。
* New South WalesとWhalesをかけている。

そのデジタルデータをeカードとして、ロンドンの友人のパーティに送ったのをツイッター共同創業者のビズ・ストーンが見つけ、使用されるようになった。

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そして、ついに日本では携帯の待受けやキセカエで登場したわけだから面白い!

いまでは、二次創作も盛んで、この"ツイッターくじら"帽子を作っちゃったりする人まで現れた。

【ロケットニュース24】2011年は「Twitterのくじら帽子」が大流行?

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さらにさらに、擬人化イラストも...

Twitter『クジラ萌え擬人化』画像が好評 公式導入希望ユーザ続出

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tabloid_007 at 20:23|PermalinkComments(0)

March 29, 2010

twitter's bird creator :サイモン・オキシレイがやってくる!

ArtFairT_PC_14_outSimon Oxley, Bird on a brunch

(2010, silkscreen on paper )
[Edition 10]










先日来、打ち合わせを重ねてきたツイッターバードをデザインしたサイモン・オキシレイ氏がアートフェア東京の会場にきてくれる。ツイッターバードは知っていても、それを創った人はあまり知られていない。日程、詳細決まり次第、S-des GALLERYホームページで告知予定。

同時に、S-des GALLERYで世界で初めてオキシレイ氏のシルクスクリーン作品を2点展示する。今回物凄く安価なのでアートコレクターでなくても、入手可能...と思う。ただし、各作品10枚までしか刷らないレアフアイテム!安曇野SKY工房の刷り師 福本吉秀さんが手掛けてくれた。

是非、この機会をお見逃し無く!

アートフェア東京2010

2010.04.02[Fri]-4[Sun] 11-21時
東京国際フォーラム
東京都千代田区丸の内3丁目5番1号

S-des GALLERYのブースは、SONY DIGITAL [S03]



tabloid_007 at 11:55|PermalinkComments(0)

January 02, 2010

“つぶやき”がもたらす変化

TWITTERツイッター・パーフェクトガイド Twitter Perfect Guide. (INFOREST MOOK)
販売元:インフォレスト
発売日:2009-11-17









2010年年初に鳩山首相がTwitter(ツイッター)をはじめた。小泉純一郎元首相がメルマガ「らいおんはーと」をはじめた2001年6月からおよそ10年。メルマガはツイッターになったわけだ。

まだ知らない読者のために説明しておくと、Twitterは、ブログ「Blogger」を開発し、その後Google社に売却したEvan Williamsとその開発チームの一員だったJack Dorseyらによって2006年7月に開始されたサービスである。Obvious社(現Twitter社)

新聞などでは、ミニブログと訳されている。SNSの招待制を緩くしたもののようであり、チャットの進化系のようであり、まったく新しい何かのようでもある。デジタルメディア研究所の所長 橘川幸夫さんによれば、「ビデオはタイムワープを疑似的にでも実現したし、インターネットはテレポートやテレスコープを仮想現実の中で実現した。(中略) twitterはテレパシー能力の追及である」(デメ研社説・twitter考 2009-10-15から引用) と述べている。

各ユーザーは自分専用のサイト(ホーム)を持ち、140文字以内でつぶやく。つぶやき(ツイート)はブログの個別記事のように固有URLが付与される。相手の承認無く他のユーザーのツイートを見る事(フォロー)が出き、タイムラインと呼ばれる場所で閲覧できる。主にこのタイムライン上で、コミュニティが形成される。あくまで、”つぶやき”なので誰かに返事を期待する必要はない。場合によっては返信(@)があったり、履歴付き返信(RT)や引用(QT)などの機能もある。50人くらいフォローしていると楽しくなってくる。

ワタシは、2007年の5月にはじめたが、あまりにも日本人がおらず、ぽつねんと英語でつぶやいていた(インターフェース日本語化=2008年4月)。それが今では、2009年11月末で、登録ユーザー数2,000万人(アクティブ100万人)、日本の登録は100万人になった。

さて、再度はじめたTwitter知人もセレブも機能も豊富になった。気軽に携帯からもライブ投稿できる。写真や動画の連携やテーマ別のコミュニティ(ハッシュタグ)も簡単にできる。ただ、これらは機能に過ぎない。この新しいメディアで何ができるかを考えて試しているフォロワー(他のユーザー)がいる。デルがこれを使って2億円儲けたという話をきいたビジネスマンが盛んに勉強しているらしいが、そういう新しさではない。プロモーションツールとしてのTwitterなら、すでに大手企業は同じ情報をブログとTwitterに投げている。そうじゃなくて、このメディアならではの使い方である。朝日新聞のスポーツ記者(@asahi)が2009年6月10日に”つぶやいた”ことは、一つの契機となった。当日は横浜でワールドサッカーが行われていた。記者はTwitterを使ってリアルタイムにつぶやいたのである。それは報道というより、つぶやきに近かった。「かき氷たべた」だの「パソコンの電池が切れちゃう」などという記者の心情吐露が、ユーザーの親近感を掻き立てた。大げさにいえば、大手メディアが新しい側面をみせた瞬間といっていいかもしれない。また、ケータイ小説家 内藤みかさんが2009年7月22日にはじめた140字のTwitter小説(#twnovel)は、何人かの小説家が共鳴し、その後書籍化された(「Twitter小説集 140字の物語」刊:ディスカヴァー・トゥエンティワン)。

さて、そんなツイートの中からブックデザイナーの祖父江慎さん(@sobsin)の初夢をQTさせて頂く。

「宇宙ジャングルジムの夢も時々見る。真黒で上も下もない空間に色鮮やかな大きな惑星や星雲がいっぱいで、文字ネオンつきの遊星も浮かんでる。永遠に広がるジャングルジムをうまく渡れば目的の星にたどり着ける。ジャングルジムの手元には空気がある。落ちないように注意して進む。迷子になりそう。」



tabloid_007 at 12:08|PermalinkComments(0)