ソニーデジタル

February 27, 2010

天才!楳図かずお先生との濃い5年間を振り返る

UMEZZ映画『グワシ!楳図かずおです』

監督・撮影・編集:伊藤弘二
出演:楳図かずお 祖父江慎 竹熊健太郎
2009/日本/91分/DV
2/8(月)〜3/7(日)
下北沢トリウッド





UMEZZ.comの代表である伊藤弘二さんが楳図かずお先生のドキュメンタリーを映画に仕上げた。考えてみたらワタシも内田勝(故人)さんに紹介して頂いてから、早5年以上の月日が経つ。携帯サイト「ウメズマ」にライブイベントにアート展示まで、本当にいろいろとお世話になっている。下記、自分なりのドキュメントを写真で振りかえりたい。

左:2005.8.30 仕事場にて。中:2006.9.3 新宿ロフトにて70歳の誕生日イベント。この時、プレゼントさせて頂いたTシャツを気に入って頂けた!右:2006.12.4 僭越ながら自著「町の声はウソ」の表紙イラストをお願いし、その出版パーティにて。

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左:2007.6.3 吉祥寺スターパインのイベント。中:2007.9.3 イタリア料理屋で71歳の誕生日パーティ。この時のギフトは「まことちゃんシューズ」 右:2008.9.14 ソニー・デジタル主催 『UMEZZ fes』の打ち上げにて。先生72歳の誕生パーティをライブイベントとして企画。

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左:2009.3.19 テジタル絵画 「」(The Bone from "OROCHI"-[ 2009, 910 x 727mm original digital print on canvas ED1])にサインをいれて頂く。中:2009.4.2 ソニー・デジタル主催「CHARART」ブースにて。右:2009.9.7 恒例となった先生の73歳の誕生日会にて。

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ワタシは、楳図先生の作品の大ファンであると同時に先生のクリエイティビティ、思想、人間性、そのすべてに敬意をもってお仕事させてらってます。改めて先生との出会いに感謝!



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February 21, 2010

楳図かずおの「赤」が若い「赤」の理由

tsuki月岡芳年の全貌展―最後の浮世絵師ー最初の劇画家 (1977年)
著者:月岡 芳年
販売元:西武美術館
発売日:1977








先日、楳図かずお先生の特集雑誌「prints (プリンツ) 21 2010年春号」のインタビューの中で、楳図先生が月岡芳年の「赤」に言及していたので、改めて画集を眺めてみた。

確かに、指摘の通り晩年の作品になればなるほど、「赤」が「茶」になってくる。「赤」が描ける若々しさ、という点に注目していたのは流石!楳図「赤」がずーと「赤」くあり続ける活力の哲学を垣間見た気がする。

月岡 芳年(つきおか よしとし、1839年-1892年)は幕末から明治前期にかけての浮世絵師である。江戸川乱歩・三島由紀夫などが好んだため血みどろ繪・無惨絵ばかりが注目されるが、その画は歴史絵・美人画・風俗画・古典画・役者絵など幅広い。河鍋暁斎とともに歌川国芳に師事した兄弟弟子。

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February 20, 2010

青山裕企のパン屋式本屋

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Photo by Yuki Aoyama











2010.1.27.AM11:43' twitterで写真家の青山裕企さんがつぶやいた...。以下抜粋。

...... @yukiao 今年から営業する際に、その人だけに差し上げるオリジナル冊子(zine)を制作することにしてるのだけど、手作りは楽しいねー!中綴じホッチキス、最高。......

これを読んで、すぐさまRT ! 数日後 zineが到着した。本来、書物というものはオーダーがあってから焼き加減などみて作り上げるパン屋のようなものなのかもしれない。竹熊健太郎さんのいってた本屋=パン屋論を実践している青山さんは凄すぎる。ありがとうございました!

このシリーズ、携帯で配信させて頂いてます。是非、書籍化したい。例えば、跳んだソラリーウーマン100人いたら、その人のためだけに100部つくるというような感じで...。

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日本最大のアートフェアへの挑戦!

AFT2010アートフェア東京2010
ART FAIR TOKYO 2010

2010.04.02[Fri]-4[Sun] 11-21
東京国際フォーラム
東京都千代田区丸の内3丁目5番1号







さて、いよいよ日本最大のアートの見本市「アートフェア東京2010」(今回で第5回目)が再来月に迫ってきた。古美術・工芸から日本画・洋画、現代アートまで、国内外の選りすぐりの国内外139のギャラリーが集結しアート作品約3000点が展示される。ワタシのプロジェクトも参加する。現在鋭意準備中なのである。

ワタシのテーマは、3つある。

1. デジタルエイジにリアルアートの面白さを伝える
2. 日本古来からのキャラクター造形DNAを現代に伝える
3. アートによって潤いのあるライフスタイルを提案する

さて、言うは易し。このコンセプト伝えるために、7人の侍が叡智を絞ってくれている。今後おいおいレポートするので乞うご期待!

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February 14, 2010

楳図かずおさんと祖父江慎さんで決まり...

WARAWATASHIわたしは真悟 1 (ビッグコミックススペシャル 楳図パーフェクション! 11)
著者:楳図 かずお
販売元:小学館
発売日:2009-12-26







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ついに、小学館の楳図かずお先生の「UMEZZ PERFECTION」の刊行がはじまった。もう、この楳図先生と祖父江慎さんのブックデザインを見れば、その他の説明はいらない。次は、「14歳」に期待!

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January 25, 2010

3月が楽しみなのはミッシェルが待ってるから...

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CALENDER 2010








年末にいろいろとカレンダーを頂戴する。長年使用してきたものを継続する方もいるが、ワタシは毎年違う。今年は、このFriendly Stationary ! Necessary がネセサリーだった...もう、いまから3月のミッシェルが楽しみで仕方がない。自分が時を経て3月になるのではなく、3月にミッシェルがいるから、3月になって欲しいと思うまでになった。これぞ、大人力である。

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携帯からもアクセス
http://gegg.jp/
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January 24, 2010

うつゆみこ:イカや焼き魚がメルヘンになる

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著者:うつ ゆみこ
販売元:アートビートパブリッシャーズ
発売日:2009-12-25







先日、G/P GALLERYで個展を開催したうつゆみこさんの写真集が発売された。こりゃ、ティム・バートン以上だわ。このイマジネーション、この素材の組み合わせ、このファンタジー。全部オリジナル脳。

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January 10, 2010

生き物が、死に物になっても生きる。

utuyumiうつゆみこ個展「はこぶねのそと2」

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G/P gallery
渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T 2F
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フォトグラファー、うつゆみこさんの個展が開催されたので、オープニングに行ってきた。独特の造形感覚が冴える作品の数々は、2009年11月にパリで開催されたPARIS PHOTOでも評判だったらしい。

うつさんの写真は、大きいほど細部に凝っているのがわかるので面白い。昆虫や魚などと玩具・雑貨などを壮大な舞台へ昇華させる。今後も期待!

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December 27, 2009

半世紀以上天才で在り続けるコト

ad091217_1prints (プリンツ) 21 2010年春号 特集・楳図かずお [雑誌]
販売元:プリンツ21
発売日:2009-12-26

 

 

 

 

発売中の「Prints21 No.93 2010年春号」は、楳図かずお先生の漫画家デビュー55周年記念号!まあ、内容が濃い。ソニー・デジタルが始めた"S-des GALLERY"の広告も掲載してもらった。楳図先生の1点モノ アート作品も紹介している。

楳図かずお原画作品集1955〜1995
楳図かずお×MJの天国対談
楳図かずお×現代浮世絵版画 プリンツ21誌上販売
コミック浮世絵版画ができるまで アダチ版画研究所
楳図史上もっともデッカイ総合芸術作品 UMEZZ HOUSE
カリスマ振付け師★KAZZのダンス講座
KAZZ'S BAND FILE
 キャッ!!プス/ウメビンズ/楳図かずおと夫婦烏/Thought & History
神の一日 楳図かずお一日密着
映画監督・楳図かずお !?
 原作映画化作・映像出演作一覧 
あなたの隣にある異界 クロベエ〈アカクロベエ〉のはなし
楳図かずおの好きなもの
略年譜 1936〜2009
ウメグッズ検定
楳図かずお作品・刊行書籍リスト 1955〜2010
高野の森の兄妹たち 楳図かずおキーワード事典

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← コレが"S-des GALLERY"の広告



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September 20, 2009

さて、ダルフールで何が起きているのか?

『SING FOR DARFUR』 omote

映画「SING FOR DARFUR」(シング・フォー・ダルフール)
製作:2009年・オランダ/スペイン
監督:ヨハン・クレイマー
配給:株式会社プラスヘッズ

 

 

 

 

GOLDEN EGGSの連中が応援する映画「シング・フォー・ダルフール」が昨日から一般公開された。

公開を記念して初回放映時にジャッキーおばさんことブレンダ・ボーンが本作のアンサーソングともいえる "TOUCH THE SKY" を熱唱。この曲の着うた、フルとも、ケータイサイトで無料ダウンロードできる。また、映画の主旨に賛同した人は、1曲100円の募金もできる。 http://www/sfdf.jp

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世界規模のビッグチャリティイベント、「Sing for Darfur」が行われるある日のバルセロナ。祝祭的なムードの中、その一日を、ダルフールとは無関係に生きる人間たちの物語。人が人に「触れる」ことで、物語の主人公は入れ替わり、さまざまな人物の目を通して、その一日は描かれてゆく。その日、その街、その時間の彼方には、ダルフールで起こった事実は間違いなく存在する。

<東京>
2009年9月19日〜 シアターN渋谷
2009年10月3日〜 ヒューマントラストシネマ渋谷
このほか渋谷の映画館にてリレー上映継続予定。詳細はオフィシャルホームページ/携帯サイトにて発表

<大阪>
2009年10月〜 第七藝術劇場(大阪)、神戸アートビレッジセンター(兵庫)、京都みなみ会館(京都)にてリレー上映予定

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June 21, 2009

ヴィダルサスーン キャンペーン 石山奈津美 起用!

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VIDAL SASSOON

Sampling campaign
Key visual ISHIYAMA Natsumi

 

 

 

 

もともと VIDAL SASSOON(ヴィダル・サスーン)は、イギリス出身の美容師 (1928年1月17日-) で、彼が創設したヘアケアブランドをプロクター・アンド・ギャンブル社(P&G)が販売し現在に到っている。

2006年1月にヘアスタイリストのオーランド・ピタがヴィダルサスーン クリエイティブ・エキスパートとして就任。2008年春に、「ファッション、ミュージック、ヘアスタイル―流行はこの3つによって生まれる。過去も、未来も」というコンセプトのもと、スタイリストのパトリシア・フィールドと、日本の音楽業界から安室奈美恵を迎え入れ、商品名を『プレミアム ヴィダルサスーン』とし、パッケージも中身も一新した。

このサンプリングキャンペーンを現在渋谷で行っている。そのキービジュアルに石山奈津美が起用された。また、石山奈津美こと なっちゃんは、盟友 フレモン氏のキュレーションにより、今月パリでグループ展「PIECE OF JAPON」に参加している。

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PIECE OF JAPON
12 out standing japanese aetists in Paris
presented by Arty Party de Stephanie & Iwanon
Thuesday 18 june 2009 starting 18:09
at 58, rue du Montparnasse 75014 Paris



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May 24, 2009

ラーメン毎日食べると目が良くなる

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音楽と漫画
著者:大橋裕之
販売元:太田出版
発売日:2009-05-14

 

 

 

 http://zbk.me/

大橋裕之さんの才能については、このブログでもワタシが2008年8月から騒いでいるのでご存知の方も増えたと思うが、ついに...ついに出版でのメジャーデビュー! 自慢だが、商業マンガとしてはワタシの方が早かった!エヘン。年末に最初の原稿をとりに、吉祥寺のルノアールで朝から待ち合わせしたもんね。携帯での配信は「女主人公のはなし」ということで月1の短編シリーズとして好評を博している。

まあそんな自慢はよろしい。とにかく、大橋さんの漫画が携帯でも本でも読めるようになったことが素直に嬉しい。そして断然面白い。

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April 11, 2009

右肩上がりの気持ち

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101TOKYO Contemporary Art Fair 2009

 

 

 

 

さて、ギャラリー初参加の総括をしておこう。普段ネットビジネスを行っていると、どうしても、肌の触れ合いとかダイレクトコミュニケーションという感覚を忘れてしまう。

出来るだけすべての開廊時間に立ち会った。昔からの知人・友人も多数かけつけてくれた。最近知り合った方々、またその場で出会って素晴らしい人々。どの出会いをとっても、そこに"場"がないと、起き得ないことなのだ。どのギャラリーも、どのアーティストも、数日間共にしたことで強い一体感が生まれる。あらゆる可能性は一歩踏み出すことである、という当り前のことを再認識した。

箱庭のようなブースであったが、唯一 ホワイトキューブでなかったのが自慢!

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アーティストの皆さんとワタシ。左から石山奈津美さん、デハラユキノリさん、楳図かずお先生、JUN OSONさん。大久保亜夜子さんがあとから駆けつける。

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オープニングパーティ後の寄せ書き。豪華!(石山奈津美 所蔵)

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ご来場のみなさん スタッフのみなさん、本当にありがとうございました。アート不況の折から出発したので、あとは上向きです!今後もやめません!どうぞ、ご支援のほどを御願いいたします。



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春は、ユルっとキャラ

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「マーブルベア」「ウサワカメ」
 by 携帯サイト『キャラマックス』

 

 

 

上「マーブルベア」は、2004年に結成されたmikikoとchisatoのデザイナーユニットが作り出したカラフルキャラで、先日の渋谷ロフトPOP-BOXでも人気だった。雨の似合うクマちゃんである。携帯では絵本が読める。

下「ウサワカメ」は、雑誌「POTATO (ポテト) 」で4年間連載している人気キャラでウサギのくせにワカメから生まれので、ゆらゆらしている。「好きなことしかやらない」というモットーはワタシと一緒である。usawaka-1

 

 

 

 

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March 28, 2009

101TOKYO Contemporary Art Fair 2009

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Sony Digital go enter "101 TOKYO "

 

 

 

 

 

満を持して、アートフェアへ参加することになった。思えば、ハリウッド映画に憧れて20年以上エンターテイメントの世界に身を投じてきたが、ここは生き馬の目を抜く世界。ヒットがでなければ生きていくことかできない。

自分が好きなものが、人が好きとは限らない。40歳を過ぎたとき、自分のOSを更新することにした。昨日の連続で明日を生きるのをやめた。そして、常に明後日のことを考えることを自分に課した。そして、それは楽しい課題だった。知らないことを受け入れる準備を整えるのに時間はかからなかった。

そんな時、娯楽分野の中でもアートが自分を救ってくれた。アートは、妥協の必要もない。自分が好きであればそれで完結する。クリエイターと観客が一対一で対峙することができる。仕事と個人が融合するで、より自分の目利きが鋭くなっていれば良いのだが...。

それから...今回、参加して下さった素晴らしい一流のアーティストの方々に感謝します。楳図かずお先生の作品は、すべて一点モノ。先生の入念なチェックと加筆。30号のカンバスは大迫力です。デハラユキノリさん、大久保亞夜子さん、JUN OSONさん、石山奈津美さん...みなさん、ありがとうございます!

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101TOKYO Contemporary Art Fair 2009

期間   2009年4月2日(木)〜5日(日)
会場   アキバ・スクエア (東京都千代田区外神田4-14-1秋葉原UDX2階)
入場料   1,000円(税込)



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