スピリッツ

October 12, 2010

スピリッツ meets PARCO : マイ・スピリッツ体験は「気まぐれコンセプト」「美味しんぼ」そして楳図かずお「14歳 」を貪り読んだ

IUYGTスピリッツ創刊30周年記念展
スピリッツ meets PARCO

2010.1007-1018
ロゴスギャラリー
渋谷区宇田川町15-1
03-3496-1287




昨年、サンデーマガジン50周年ということで大いににぎわったが、青年誌はそれから遅れること約20年もたっていたのだな。ワタシが大学生の時、スピリッツ全盛だった。(いまでも全盛かもしれないが、知らないだけかも...) ホイチョイプロの「気まぐれコンセプト」「美味しんぼ」そして、楳図かずお先生の「14歳 」なんかを貪り読んだ。

このキービジュアル見る限り、「20世紀少年―本格科学冒険漫画」や「アイアムアヒーロー 」「闇金ウシジマくん」とか相変わらずのパワーをもったマンガ雑誌といえる。

携帯サイトで今夜からはじまる「闇金ウシジマくん」や「美味しんぼ」のキセカエがダウンロードできる。

さらに、鈴木杏里が語る「美味しんぼ」のサイトも面白い。詳しくは、ココから。

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October 09, 2010

「週刊ビッグコミックスピリッツ」 (2010.1018号):高橋 留美子の17年振り描き下ろし作品「星は千の顔」が掲載

uihuvy週刊ビッグコミックスピリッツ 2010.1018号














おお!スピリッツも30周年ということで、記念号である。この表紙にピンと来て即買い!「うる星やつら」の高橋 留美子さんが17年振りに本誌に描き下ろしした読み切り作品「星は千の顔」。

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March 21, 2010

花沢健吾のアイアムアヒーローは、アムアイアヒーローなのか?

IAMアイアムアヒーロー 2 (ビッグコミックス)
著者:花沢 健吾
販売元:小学館
発売日:2009-12-26









仕事の打ち合わせで教えてもらった。スピリッツに現在も連載中の漫画。何とも不思議で強烈な話。一切の背景の説明がないまま物語が進行する。漫画アシスタントの妄想なのか、現実なのか。

まだ完結していないので物語がどうなるか書けないが、手塚治虫などコミック第一世代がハリウッド映画の影響を受けた世代とすると、近年は日本のコミックは映画業界の重要なリソース(原作)となっている。

ここで、花沢さんの作品はさらに映像を拒絶するかのような新しいストーリーテリングと漫画ならではの手法(場面のちょっとした絵柄が後半のストーリーの重要なモチーフになっていく構造)が散りばめられている。

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January 25, 2009

首をくくって待っている親切な幽霊

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携帯コミック『女主人公のはなし』大橋裕之

 

 

 

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2008年秋、吉祥寺で発見した天才漫画家・大橋裕之さんのマンガをついに、ソニーデジタル携帯サイト『全力書店』:http://zbk.me/ で毎月読めるようになった。読みきりで毎月だ!絶対読んでください。絶妙な話ばかりなのである。現在、2篇読める。「下駄」「あの部屋」

ついでに、大橋さんのマンガも掲載されている会員限定雑誌「溺死ジャーナル」も面白かった。それと、彼からの年賀状。バカボンパパが可愛い。

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December 07, 2008

アイスピックとトウモロコシ

OHHASHI-5『判断』 (ミニ四コマGRX) 大橋裕之

 

 

 

 

 

 

 

2008年12月1日(月)発売の「ビックコミックスピリッツ」(2009.1.1号)に、ワタシが先日から盛んに宣伝している天才 大橋裕之さんの4コマ漫画が1本掲載されている。小学館の担当者の方のセンスに敬意を表するものである。是非、残りの三コマは買って読んでください。



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September 14, 2008

足でかせぐ検索"猿人"の仕事

spirits-1 ビッグコミックスピリッツ 2008年 9/26号 [雑誌]
小学館の週刊コミック誌「ビックコミックスピリッツ」が今週号から大幅にリニューアルした。新装刊なので900ページと増量し、別冊付録4タイトルとグラビアDVDまでついている。「イキガミ」「団地ともお」「パギャル! 」「バンビ~ノ!」「気まぐれコンセプト」など好きなコミック満載なのだが...

今回のワタシの注目はそれではない。月1で連載がはじまった読物「検索猿人」である。これは、マンガ系ライターの大西祥平さんが、ネットでの検索エンジンを利用せず、自分の足で調査する検索"猿人"となって奮闘するコラムなのだ。そして、なんと助手として、最近ワタシは天才を発見したと騒いでいる漫画家の大橋裕之さんがイラスト兼助手として参加している。初回のテーマは、以前騒がれたアザラシのタマちゃんのその後の行方を追う、というもので何ともノンビリムードがいいのである。



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April 29, 2008

パネェ漫画家・浜田ブリトニーが盛った処女...作

パギャル! 1 (1) (ビッグコミックススペシャル) (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
CAとお呼びっ!」でお馴染みの花津ハナヨ先生のアシスタントをしていた、浜田ブリトニー(自称20歳)が『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)で連載中作品の単行本化。スピリッツ誌上で藤子不二雄(A)先生とちばてつや先生との対談は、読んでるこちらがヒヤヒヤする楽しい対談で、彼女は「勉強になった」と感想をいってた。

作中いろんなギャル語がでてくるが「盛り」という雨後の使い方が面白い。化粧したり、自分のプレゼンテーションはだいたいこの一語に尽きる。

以下雑誌「R25」からの抜粋。
『浜田ブリトニーによれば、最近の流行ギャル語は、「やっぱ今だと“俄然”っスね。“俄然こっちだべ”みたいな感じで使うんですよ」とのこと。「オトナはお金持ってないとダメ。で、あいさつは“ティース!”。だから、財布みせて“ティース!”みたいな。これなら絶対ついてく。まぢで。モテモテっスよ(笑)。“ワンセク”なら全然OKっス」ちなみに“ワンセク”というのは1回セックスすること...』

そんな彼女も、藤子不二雄(A)先生の「まんが道」を読んでマンガ家になったらしい。



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February 03, 2008

伝染した後の世代にも伝説を残す

51M-MZV2VRL吉田戦車の漫かき道 (BEAM COMIX)


ギャグマンガ家の吉田戦車の割と最近発表された読み切りの単行本化。久しぶりに読んだ。吉田戦車のマンガとの出会いは、やはり1989年社会人になりたての頃 小学館のビックコミックスピリッツで連載された「伝染(うつ)るんです。」からである。不条理ギャグのはしりで、それ以前だと、いがらしみきお氏の「ネ暗トピア 」くらいしかなかった分野だった。

もとをただせば、山上たつひこ「がきデカ 」を源流と考えられなくも無いが、やはりここまで荒唐無稽なものはなかったように思う。連載開始当初は、読者が慣れないせいもあったが、時代背景がバブル全盛ということもあり、なんでもありの風潮がアクセレートしてみるみる世に受け入れられた。http://spi-net.jp/spi/inspi_diary/sen_sakka.htm



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