May 22, 2011
一夜限り! 『原始さん』活弁ライブ開催!原作:水木しげる 活弁:坂本頼光
〜一夜限り!〜
漫画『原始さん』活弁ライブ開催!!
原作:水木しげる (1971年発表)
活弁:坂本頼光 (「サ**さん」」
日時:2011年6月17日(金)
19時00分 開場
19時30分 スタート(約1時間)
場所:IID[世田谷ものづくり学校]
東京都世田谷区池尻2-4-5
入場料500円
売上は全額、ソニー・デジタルのチャリティーを通じて被災地へ寄付。【SAVE MIND,100 CREATION】
40年の時を経て、水木しげる幻の漫画作品を活弁&生演奏付きで上演する。 この一夜限りのイベントを企画プロデュースしている。
震災前の3月のある日、活動弁士 坂本頼光氏と居酒屋で呑んでたら...本企画が一気に盛り上がった。下記がその時、坂本氏が書き下ろした「原始さん」のラフスケッチ。
その後、IID(世田谷ものづくり学校)の担当者から4月29日「みどりの日」向けのイベント企画プロデュースの依頼があり、この企画を推進することになったが、311震災で中止になった。(「原始さん」は、強烈な方法でエコキャラとなっているため起用を考えていた)
しかし、よくよく考えてみたら、震災復興のいまこそ、「原始さん」のもってる乱暴なパワーで自然との共生に目覚めるべきではないのか。そう思い始めるともう止まらない。再度、IIDにかけあって、6月17日に実現することになったのだ。
イベントは、この漫画『原始さん』をスライド形式で上映。活動写真弁士・坂本頼光の語りと気鋭の音楽家達の生演奏によって、新たな魂を吹き込まれる予定だ。
せっかくの生演奏だから『原始さん』(1971年・アニメ 20分)以外にも『日の丸太郎・武者修行の巻』(1936年・アニメ6分)や…ご期待のあの作品も上演することにしている。具体的には当日までのお楽しみに...
◆坂本頼光(活動写真弁士)
東京都出身。
少年時代は漫画家志望で、水木しげる作品に傾倒。ひたすら妖怪の絵ばかり描く日々を送るも、中学二年より映画熱につかれ、やがて活動写真弁士(無声映画の説明者)を志す。
1997年に嵐寛寿郎主演『鞍馬天狗』の説明で初舞台。以降、時代劇作品を中心に、映画館、ライブハウス、神社仏閣等で活弁ライブを行う。これまでの説明作品は『番場の忠太郎・瞼の母』『伊豆の踊子』『国定忠治』『不如帰』『カリガリ博士』『キッド』『のらくろ伍長』他、約50本。
2008年にはJAPAN国際コンテンツフェスティバル特別企画『雄呂血』上映会で弁士を務め、清水靖晃オーケストラと共演。
2010年には米国のエール、スワスモア、コルビー、ハミルトン、インディアナの五大学公演に出演。他、アニメの声優、ナレーションの分野にも活動の幅を広げている。
2005年頃より突然絵心が復活して作り始めた自作活弁アニメ『サザザさん』はシリーズ六作を数え、各所で好評と心配を博している。
注意事項
定員約100名。オーバーの際はご入場いただけない可能性もありますのでご了承ください。