サキ

June 29, 2010

『超訳 サキの奇妙な話』 〜携帯で読む短編ブラック・ユーモアの世界〜

Saki-s『超訳 サキの奇妙な話』
〜携帯で読む短編ブラック・ユーモアの世界〜
 












数ヵ月温めていた企画がようやく実現する。明日から携帯サイト「全力書店」で配信開始。ケータイサイトURL: http://zbk.me

幼少のころエドガー・アラン・ポーの小説と並んで愛読したサキの短編。ポーの小説が「恐怖」であるならば、サキは「奇妙」という言葉がしっくりきた。

調べてみると生涯で135の短編を書いたが、その半分しか翻訳されていない。どうしても、残りの半分を現代のケータイ世代にも優しく読めるように日本で紹介できないかと考えた。

映像制作の大手東北新社が運営する翻訳学校 映像テクノアカデミアの先生にお願いし、生徒さん数十人の中からもっとも"超訳"が素敵だった[tiger cub]さんに翻訳を依頼した。そして、このシリーズの扉絵には、大好きなアーティスト:山城えりか さんにお願いし素敵な鉛筆画を提供してもらった。

まずは、第一弾として20編をお楽しみください!


“超訳 サキの奇妙な話”の特長

1. サキとは?

1870年生まれのスコットランド小説家。
警察官やジャーナリストなどを経て小説家になる。ブラック・ユーモアのある短編小説を得意とし、オー・ヘンリーと並ぶ奇妙な味わいの短編の名主として世界的に知られている。
※オー・ヘンリー(1862年生まれのアメリカの小説家。代表作「最後の一葉」)

2. 超訳とは?

最近「超訳 ニーチェの言葉」(翻訳:白取 春彦 発売:ディスカヴァー・トゥエンティワン)のベストセラーで話題になった。「翻訳」ではなく「超訳」は、単に現代風にわかりやすい語訳というだけでない。サキの膨大な短編作品の中から特に面白い、選りすぐり短編のみを携帯世代向けに厳選した、という意味合いがある。

3. すべて日本未発表作品  * 以下、抜粋

・ 「スグ倒れるアマンダ」(原題:「LAURA」)
ローラは、いとこのアマンダだけに「私は死んだらカワウソに生まれ変わる。そして次に、ヌビア人に生まれ変わるの」と言い残して死んでしまった。半信半疑のアマンダ。しかし、アマンダがカワウソに生まれ変わったと思えてしまう出来事が続く。果たして本当にローラはカワウソに生まれ変わったというのだろうか――

・超訳版:「弱虫プラントン」(原題:「THE OPEN WINDOW」)
病気の療養のため田舎の別荘地にやってきたプラントン。
彼は、姉の紹介でサプルトン夫人宅を訪れ、夫人の姪ヴェラと話をすることになる。
そこで彼はヴェラから、3年前に起こったサプルトン宅の悲劇<サプルトンの死と、開いた窓の関係>を聞かされることに――

・超訳版:「大変!この仔達の面倒を見てください!」(原題:「THE LULL」)
選挙活動をしているスプリングフィールドさんを自宅に招いたデュルモット婦人。
彼女は忙しい彼を思いやり、我が家にいる間はリラックスさせてあげたいと願っていた。しかし、姪のヴェラの破天荒なもてなしかたによって彼はひどく疲れてしまうのだった――婦人の言いつけをきちんと守ったヴェラだったが、彼女がとった方法とは?



tabloid_007 at 22:27|PermalinkComments(1)

January 17, 2010

原紗央莉が猫になり、人間がペットになった。

原紗央莉_014-2-SThe Achievement of Cat
ネコ科 セクシー系 原紗央莉
撮影:青山裕企
原作:サキ







  


2009年4月に撮影し、ようやく配信が開始された電子写真集を紹介。オー・ヘンリーと双璧をなす短編小説の旗手サキの「猫が成し遂げたこと」をベースに物語は展開していく。

どうして、人類の長い歴史の中で猫だけが奴隷化されず首輪も付けずに自由な振る舞いをしているのか。恐らく、猫は自分をペットと考えておらず、人間をペットと思っているからに他ならない。

近年、篠山紀信氏のグラビア撮影で期せずして注目を集めてしまったが、主演の原紗央莉さんの美しいヌード、演技は必見。撮影は、年末に「ソラリーマン」を上辞した青山裕企さん。

zenryokuQR
ケータイからアクセス 
http://zbk.me 

HARA_001原紗央莉_PC_004_4



tabloid_007 at 18:54|PermalinkComments(0)

April 30, 2009

予告:青山裕企が原紗央莉を撮る

aoyama_san

Photo story "Achievement of cat" (tentative)

 

 

 

 

 

先日 少し予告したかもしれないが、いま写真集を企画・制作している。その撮影で2009年4月22-23日まで都心でロケをした。フォトグラファーは、「ソラリーマン」の青山裕企さん。主演は、原紗央莉さん。現場をみる限り、スタッフの素晴らしさで出来栄えが期待できる。原紗央莉さんのブログでも取上げてくれたようで嬉しい。まずは、携帯写真集として初夏に発売。そして、写真集、展示と展開したい。

ちなみに、上記は 青山さんが表紙を撮った新宿御苑タウン誌「JG」やっぱりジャンプしてる!

HARA_CAT-3HARA_CAT-2HARA_CAT-4



tabloid_007 at 00:47|PermalinkComments(0)

March 20, 2009

人との友愛的な関係を築いた猫族の現在

SAKI-1サキ短編集 (新潮文庫)
著者:サキ
販売元:新潮社
発売日:1958-02

 

 

 

 

ある作家の新作について考えていたとき、突如 サキの短編を思い出した。サキの短編に熱中していたのは、恐らく中学生の頃だろう。SFに凝って、そこからポーやサキまで辿りついたとしても不思議はない。

サキはブラックユーモアを得意とした短編の名手といわれたが、135作品のうち半分程度しか翻訳されていない。その短編がどんな内容だったか思い出すために屋根裏の書庫で本を探した。あった!「猫にささげる賛歌」という小品。どうして猫だけが長い人類の歴史の中で鎖にもつながれず、対等いやそ以上の立ち居振る舞いを許されたのか、という内容てある。

確かに、猫は自分の外出、帰宅も他人の命令を一切許さない。その外交技術の巧みさ、一方で社交的なあたりの柔らかさ...その存在感さえ敏捷な飛翔により消え去ることができる。



tabloid_007 at 21:31|PermalinkComments(0)