ギャルソン

April 23, 2011

中平卓馬「キリカエ」:心斎橋コム・デ・ギャルソン「Six」にて

NAKA中平卓馬「キリカエ」

2011年3月19日〜5月29日
会場:Six
大阪市中央区南船場3-12-22心斎橋フジビル2F
06-6258-3315











大阪・心斎橋のコム・デ・ギャルソンが運営するアートスペース[Six]で中平卓馬の写真展が開催されているので行ってきた。

150点以上のカラー作品で構成され、最新作も多数展示されていた。関西では初めての中平展である。

「キリカエ」とは、自己更新をすることを意味するそうだが、むしろ作者の1960年代から変わらぬ不断の姿勢が浮き彫りになる作品群だった。

随時、大阪で撮り下ろした作品が追加されるあたりにエネルギーを感じる。

HKIUGHI

 



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December 12, 2009

南青山のカラフルな花はギャルソン

Marc Quinn

COMME des GARCONS x Marc Quinn

from November20, 2009
COMME des GARCONS 南青山&京都御幸通

 

 

Marc Quinn (マーク・クイン)といえば、ゴールドのケイト・モスや大理石など奇抜なアート作品を思いだすが、今回ギャルソンとのコラボは、クイン氏が描いた花をモチーフにしたクリスマス企画となっている。京都、青山のみで、特大パネルやコラボ商品が展示されている。

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December 02, 2009

"TRADING MUSEUM" OPEN by COMME des GARCONS

garcon

TRADING MUSEUM COMME des GARCONS
Open :11/20/2009

 

 

 

 


2009年11月20日、原宿GYRE 2階にCOMME des GARCONSの新しいお店「TRADING MUSEUM」がオープンしたので行ってきた。

コンセプトは、博物館+トレーディング(モノ集め)ということで、モノを収集し、展示し、販売する。そして、それはただ販売するだけでなく、鑑賞できる空間ということで川久保玲さんが考え抜いてショップデザインをしたらしい。

Victolia and Albert museumの中から選ばれた8つのキャビネットも什器として使用されている。その一つ一つが違うテーマを持っている。

・ザ・ビートルズ/世界初展開のギャルソンによるコラボ(バック、Tシャツ、シャツ)の展開
Pieke Bergmansによる丸太の上に吹きつけられた一点もののガラス工芸の展示
EGG London初の海外店誕生
Stephen Jonesによるヴィンテージハット
Christian Astuguevieilleのジュエリーアーカイブ
Fleet Ilyaによるアクセサリーは2009年のクラシックコレクションのほか、リストレイントラインの展示
Christopher Nemethによる服の展開
木村大太による靴の展開
・COMME des GARCONSのコレクションアイテム(40年分のアイテムからセレクト)
・COMME des GARCONS SHIRTのオーダーメイド
・COMME des GARCONS Six 歴代の蔵書を展示

Michael Homellsによる巨大なサボテンがエントランスで迎える

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June 28, 2009

豪華が陳腐をよぶ理由

vog-0 VOGUE NIPPON and Comme des Garcons MAGAZINE ALIVE

 

 

 

 


『VOGUE NIPPON』10周年プロジェクト第1弾として青山の骨董通りに期間限定ショップ「VOGUE NIPPON and Comme des Garcons MAGAZINE ALIVE」が5月28日からオープンしている。「COMME des GARCONS x 村上隆」ということで、1Fにはブティック、2Fはギャラリースペースとし、7月号(5月28日発売)のテーマ「マンガ×モード」でコラボレイションした村上隆がキュレーションした特別展示「村上隆の魔女っ子ア・ラ・モード展」を開催していた。

下左の「魔女っ子」限定300枚ポスター(1点1点に村上のサイン付)は既に完売。ネットでは定価の7倍程度で売買されている。 
◇仕様 サイズ:A1サイズ(594 x 841mm) 4c + 全面に水性ニス / ED300 / 用紙:OKホワイト ポスト 価格:7,000円
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その他、誌面で紹介されていたが、漫画家がコラボTシャツの原版をデザインしている。モンキー・パンチ氏が、ドナテッラ・ヴェルサーチを、萩尾望都氏がジョン・ガリアーノを、植村さとる氏がジゼル・ブンチェンをそれぞれ描いている。

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組み合わせは豪華なのだが、企画者に今ひとつ漫画に対する造詣が足りないのか興奮する要素のまったくない企画展示だった。誌面も同様で日本の漫画風なファッション紹介コーナーに至っては陳腐の一言に尽きる出来栄えだった。これなら、以前とりあげた "commons & sense "の勝ちである。それは、ファッション側が漫画の面白さやその物語性を機軸に企画を進めているかどうかで決まる。今回のヴォーグはそれがまったくない。すべてが企画のための企画にしかみえない。魔女コンセプトなら、岸ひろみさんとクリィミーで充分だし、モンキーパンチ氏がヴェルサーチを描くモチベーションがわからない。これではコラボといえない。両者のファンが納得できる興奮が企画に盛り込まれてはじめて"面白い"なのである。編集者はそれをみつけるまで仕事にとりかかってはならない。



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