ギャラリーショウ

November 12, 2011

MASAKO EXHIBITION 【HEADLESS】(2011/10/7) プレビューパーティのまとめ

masako_AD_012_out-01_1MASAKO EXHIBITION
【HEADLESS】
- someone who could be you -

Preview party 2011.10.07[fri]IID世田谷ものづくり学校
 世田谷区池尻2丁目4-5
03-5481-9011



少し前のパーティだったが、私が主催した現代アーティストMASAKO展示会のプレビューパーティを10月7日に開催した。たくさんの方に来ていただき感謝!

世界初!iPadアプリ生まれの展覧会、ということで、漫画家の楳図かずお先生からも「あの世"が"この世"に重なって、静かに怖い 柔らかな絵ですね」というお褒めのコメントもいただいた。

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来場してくださった方々の講評は「あんなに若くて可愛いのに、こんなダークな世界を描くんだ」というものから、「いやいや、暗さの中に不思議な平和な静寂が感じられる」といった真逆の意見もあった。

それだけ、見る者のイマジネーションを掻き立てられれば、主催者としては成功と考えていいだろう。


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いまは、出来るだけたくさんの方々にみてもらうことが先決だ。MASAKOのアートピースは、インテリアであることを拒む。ある程度の作品数が集まったところで、その世界観が表現できる。つまり、絵でありながら物語でもあるということなのだろう。

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MASAKOの作品世界を手軽に知りたい方は無料のiPadアプリがダウンロードできる。iPhone/ Androidは、しばしお待ちを!

masako_icon_jpg「HEADLESS」

すべて手描きの原画をベースに制作。



App Storeでチェック!(リンク)



アプリの内容は3部構成。
◆CORE(アプリ内課金・350円)⇒MASAKOの絵が動く!動く!動作の細部にこだわりを見せた、新境地。
◆WORKS⇒作品集ページ。彼女の独特な世界観が、余すところなく味わえます。
◆INFO⇒作者プロフィールなど
ダウンロードは無料!
(WORKSとINFOは無料でお楽しみいただけます)



tabloid_007 at 15:34|PermalinkComments(0)

September 23, 2011

MASAKO 【HEADLESS】 世界初!iPadアプリ生まれの展覧会。

masako-MASAKO EXHIBITION
HEADLESS
- someone who could be you -

2011.10.04[tue]
-10.10[mon]
* Preview party 10.07[fri]

IID世田谷ものづくり学校  世田谷区池尻2丁目4-5
03-5481-9011







数ヶ月前にギャラリー・ショウの方と雑談しているうちに出来上がった企画を紹介したい。

わたしが大好きな現代アーティストMASAKOの作品集を作って、海外にもアピールできるようにしようと考えた。しかし、昨今の出版不況で新人アーティストの書籍化は難しい。そこで、iPadやタブレット型デバイス向けに無料のアプリを制作して世界中に配信したらどうだろう?ということになった。

しかし、MASAKOの世界観を単にデジタル化しただけで通じるかどうか、ということが議論になった。MASAKOは、まったくデジタルでアート作品を作ったことがなかったが、自分なりにデジタル表現の可能性について探ってみたいという。

さっそく、ソニー・デジタルの技術者を交えた打ち合わせが絶え間なく行われることになった。その結果、今までの作品集を見せるだけでなく、iPadでしか味わえない独自のデジタル作品も作り上げることになったのだ。そこには、紙の本のページめくる概念がまったくなくなり、縦横無尽にMASAKOの世界が広がっている。

現在、アップル申請中なので10月初旬には、またご案内できると思う。それにしても、MASAKOは、この新しいデジタル作品【HEADLESS】を作るのに、一切のデジタル要素を使わなかった。シナリオ(動きや音の指示)や原画もすべて、手書きのドローイングをベースにした。


左下:アプリ絵コンテ   右下:展示のパース

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この【HEADLESS】という作品は、単に絵画のデジタル化ではなく、かといって電子書籍でもゲームでもない。まったく新しい「デジタルアート」とでも呼ぶべきと思う。

さて次に、アナログからデジタルという世の中の動きを逆にして、このデジタル・アプリのために制作されたアナログ原画を、今度はギャラリーで展示してみたら面白いのではないかと考えた。

その展示が、アプリの発売記念ということで上記の通り開催される。10月7日(金曜日)19-21時に開催される内覧会は、どなたでも自由にご覧いただけるので、是非お越しいただければと思う。

MASAKOの絵を楳図かずお先生に見ていただいたら、下記のような素敵なコメントをいただいた。本当に、先生の一瞬で美を見抜く鋭さには、改めて脱帽...。


"あの世"が"この世"に重なって、静かに怖い 柔らかな絵



masako_icon_jpg-thumb-160x160【iPadアプリ概要】

展覧会と同名タイトルのiPadアプリ「HEADLESS」は10月上旬リリース予定。
無料
(画集は無料、デジタル作品【CORE】部分は350円を予定)
※iPhone、Android版も随時リリース予定
詳しくは http://headless.jp/  まで!



tabloid_007 at 13:57|PermalinkComments(0)

December 05, 2009

ジーンとする紅色

CMO_MASAKO_img CLARA DESIRE+MASAKO+大槻素子

2009.10.26- 11.28
GKERIE SHO 
東京都中央区日本橋3-2-9
03-3275-1008

 

 

MASAKOの最新作が出品されているギャラリーショウのグループ展に行ってきた。モノクロの世界から、少しずつ紅がさしてきた。作家に複数の文体があるように、アーティストにも複数のタッチや挑戦があっていい。青の時代があったり、Y字路があったり、いろいろあっていい。MASAKOさんも陰鬱な黒の世界、家族の世界、肖像シリーズなどなど、いろいろな傾向の作品がある。今回も新境地への挑戦である。

聞けば、現在 ART BASEL MIAMIと並行して開催されているSCOPE MIAMIMASAKO作品が初出展するそうだ。今後、もっと多くのアート好きの方にも刺激を与えることになるであろう。



tabloid_007 at 11:31|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

September 27, 2009

地図の中で可愛く迷う

matsuyama-s_edited-1 松山賢「地図」(橙)
MATSUYAMA Ken "map"[orange]
2009, acrylic on paper on panel
36.4 x 51.5 cm

 

 

 

 

GALLERY SHO から松山賢さんの絵がオフィスに届いた。多色な線の中から可愛らしい橙色の女性が駆けてくる。60年代っぽいレトロ感覚ある色彩がいい。

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tabloid_007 at 18:12|PermalinkComments(0)

April 30, 2009

ピンクの夫婦がお出迎え

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" Closeness " by MASAKO
  2007, acrylic on paper

 

 

 

 

この数年、ほとんど休みなく家にいる暇がなかった。本日、やっと時間ができたので、家中の絵を並べ替えたり、屋根裏に仕舞ったり、新しく額装したり。これは、101の時にギャラリーショウから購入させていただいたMASAKOさんの珍しいピンクの作品。

書斎や廊下より家のエントランスはカオスな感じで、その時々の好きな作品をランダムに飾っている。脈略がない。単に自分の好きなものが出迎えて欲しいのだ。

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tabloid_007 at 22:06|PermalinkComments(0)

February 07, 2009

日常を再発見する煉獄の幸せ

masako

『トーキョーワンダーウォール(TWW)』
MASAKO 「ONE DAY」(審査員長賞) ↓下図
2009年2月4日〜26日 東京都庁

 

 

 

 

 

TWWとは、35歳以下の若手作家を対象にした東京都主催の公募展。今回は、1000点以上の公募作品から約100点の入選作品は「トーキョーワンダーウォール公募2008入選作品展」(東京都現代美術館)で展示された。

ワタシが最近大好きなMASAKOさんこと中西真子さんは、堂々の審査員長賞を受賞した。受賞作品は順次、東京都庁舎の空中歩廊壁面に展示される。

MASAKOさんの描く作品を "日常の恐れの表現" と捉えるべきではないと思う。その表情の奥底をよく見ると、"煉獄の幸せ"という生々しいまでの普通の日常が浮かび上がってくる。それがあまりにも普通の日常なので、人は驚いてしまう。日常の再発見というわけなのだ。彼女の絵を見ていると、フランスの写真家 ベルナール・フォコン (Bernard Faucon) の作品を思い出した。

017_review_photo05《ONE DAY》2008年 アクリル、ペンキ、キャンバス 130×162cm

 

 

 

◇MASAKO...1987年、埼玉県生まれ
2007年 国展 入選
2007年 シェル美術賞 入選
2008年 「トーキョーワンダーウォール公募2008」審査員長賞
2008年 個展「MASAKO MY HOME 展」 / GALERIE SHO
2009年 「ART@AGNES 2009」 / THE AGNES HOTEL



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