アート

July 16, 2012

////////DIK BAR by LY////////

iuhuyf////////DIK BAR by LY////////

2012.6.28.Thu
16:00 – 23:00 (22:30 L.O.) at. M Daikanyama

Ly is first hostess of M’s bar”Your bar”







アーティストのlLyちゃんが代官山Mで一日店長やったので行ってきた。
表の赤字の看板から地下にはいると...そこはLyの白黒世界...

写真 12-07-16 21 24 04写真 12-07-16 21 24 19












モノクロームアーティストの彼女がおりました..早速、乾杯!!
メニューもモノクロームなのだ。

写真 12-06-28 21 05 50写真 12-07-16 21 26 05











ブラックショット、ブラックソーセージそしてブラックマッシュポテトと...
ショットのあとのマシュマロはマジきくぜ!

写真 12-07-16 21 25 20写真 12-06-29 9 27 51












来月には原宿ビームスTで個展も企画されているので楽しみだ!(8/10-26)



tabloid_007 at 21:51|PermalinkComments(0)

August 29, 2010

『芸術のグランドデザイン』 著 山口裕美: 「現代アートはよくわからない」「作家が死ぬと価値があがる」「社長室のアート作品はなぜ印象派ばかりか」の解がある

UHFRDE芸術(アート)のグランドデザイン
著者:山口 裕美
販売元:弘文堂
発売日:2006-12-25









少し前に山口裕美さんから頂いた本。

「現代アートはよくわからない」「作家が死ぬと価値があがる」「社長室のアート作品はなぜ印象派ばかりか」など一般の方がアートに対して思っていることを優しく解説。もちろん解説だけにとどまらない。ジャパニーズ・ポップアートとしての漫画、オタク文化までもカバーした論評はユニーク。

日本のビジネスマンにアートを身近に感じて欲しいという思いからアーティスト、キュレーター、コレクター、ギャラリストといったアートを巡る様々な人々に取材をしている。とても軽やかな足取りが心地よい。

以下、印象的な部分の抜粋

宮島達男さん
「アートのように、人のリアルとか、人の五感に訴えてくるものというのは、実は人間の観念でできたイメージをとんでもなく飛び越えている存在」

浜野保樹さん
「商業的成功にはそれだけ時代を動かした何かがあるはず。その中でも残るものと。大ヒットして消えていくものがあるから。それはちゃんと選択しなきゃいけない。戦略的にヒットしたからといって、その人を貶めめことは接゛対しちゃいけない」

高橋龍太郎さん
「自分の国の現代アートをどれだけストックし、パブリシティできるかで、その国の富の質が決まってくると思う。」


■アートと「遊ぶ」
 隈 研吾 (建築家)
 椿 昇  (アーティスト)
 奈良美智 (アーティスト)
 名和晃平 (アーティスト)
 宮島達男 (アーティスト)

■アートな「生きがい」
 重延 浩 (テレビマンユニオン代表取締役会長・CEO)
 浜野保樹 (東京大学大学院教授)
 長谷川祐子(キュレーター)
 福井健策 (弁護士)
 吉本光宏 (ニッセイ基礎研究所)

■アートと「旅する」
 福武總一朗(ベネッセコーポレーション代表取締役会長)
 南嶌 宏 (熊本市現代美術館館長)
 青森・金沢・六本木のアートガイド

■アートと「暮らす」
 大林剛郎 (林組代表取締役会長)
 高橋龍太郎(精神科医)
 広本伸幸 (エムアウト・アートディレクター)



tabloid_007 at 00:22|PermalinkComments(0)

May 16, 2010

『サザビーズ「豊かさ」を「幸せ」に変えるアートな仕事術』 (著:石坂泰章)=競売出品の三大要素:3D=Death(死), Divorce(離婚), Dept(借金)

IMG_0001-SASAサザビーズ 「豊かさ」を「幸せ」に変えるアートな仕事術
著者:石坂 泰章
販売元:講談社
発売日:2009-10-16









オークション会社の裏側を最大手の競売会社社長が平易に紹介した本。たいへん面白かった。

・ オークションに出品される三大要素:3D=Death(死), Divorce(離婚), Dept(借金)

・ 世界のセカンダリー市場(2008):10,800億円>サザビーズ5,200億円+クリスティーズ5,100億円(95%)

・ 日本のセカンダリー市場(2008):170億円(9社合計) * 1.57%市場

・ 競売手数料=買い手:25%(up to 5万ドル), 20%(uo to100万ドル), 12%(above 100万ドル) 売り手:10%を上限にフレキシブルに設定

・ 絵の担保価値:海外ではオークションの落札予想価格の下限50%まで銀行が貸し付ける

・ 絵の価格:あってないようなもの、という人がいるが、野菜やガソリンと同じで需給関係で決まる

・ 作品の評価:必ずしも、作品評価だけでない。ウォーホルの「レッドショット・マリリン」は彼が銃撃された時に、作品に銃弾の穴があいた。それを原版にプリントしてものは高価。ドラマチックな人生に対する付加価値がある

・ オークション会社のスペシャリスト(アカデミックな知識+市場の価値を見極める目利き):雑用の後、カタログ作りのアシスタントになる。作品の真贋証明を取得したり、権威である学者から作品の解説をきく。修復家と一緒に作品を検証したりして経験を積む。何年かすると「カタロガー」という取り纏め役となる。そこから正式なスペシャリストになると、査定する権限を持つ。セールの構成にも関われるようになる

・ 画商が公立美術館に作品を収めると、売買の流れがそこで止まり、作品が流通することはなくなる

・ 個人コレクターに収めると、いつかは手放し、また取引になる。お客様の持っている作品も画商にとっては在庫といえる

・ 日本の蒐集文化:人に見せることを前提にしていない。正倉院が良い例。大半は宝物としてしまいこむ。欧米人のように客間に飾ったりせず、時折出してはひそかに楽しむのが基本

・ 企業のアート投資:投機はいけないが収益は出す必要がある。個性的なコレクションを作り、展覧会を開いたり、美術館に貸し出すことで知名度とイメージ向上を図る。女性誌の読者は、ダイレクトな広告よりもモデルへの衣装協力のクレジットに興味を持つ。だからカタログの所蔵先は注目される

・ 美術品は投機に向いてない:短期売買には手数料が高い。また市場流動性に乏しく現金化も望めない。しかし、資産としては優れている。持っていても税はかからないし、相続税をとられるが世代を超えて受け継ぐことが可能。家や土地と違って、どこへでも持っていける

tabloid_007 at 18:19|PermalinkComments(0)

December 06, 2009

ART BASELの最高。

IMG_00120123-

Art 40 Basel, 10-14/6/09: The Art Show, Die Kunstmesse, La Foire D'art, La Mostra D'arte
販売元:Hatje Cantz Pub
発売日:2009-06-30

 

 

 

 

今週は、アートバーセルマイアミが開催されているが、2ヵ月前に行われたスイスパーセルのカタログを眺めている。

アートバーセルを支える投資銀行UBSがお祝い広告をだしている。さすがに、お祝いのケーキは、ローリー・シモンズ(Laurie Simmons)がクリエイトしている。以下、お気に入り。

Allan D'Arcangelo "Madonna and child"(1963, acrylics on canvas, 174 x 153cm) [MICTHELL-INNES & NASH]
Tony Cragg "Red figure"(2008, wood, 208 x 210 x 42cm) [BUCHMANN]

artbasel40_edited-1123-7

123-3

 

 

 

 

 

 

Hans-Peter Feldmann "Lovers" (2008, cut photo, 20 x 30cm) [303 GALLERY,NY]
Christian Schad "Fraulein Mulino von Kluck" (1930, oil on canvas 55 x 40cm) [HAAS& FUCHS]
Kay Rosen"Love letter"(2009, offset print on optigloss, 50 x 40cm) [KLOSTERFELDE EDITION]

123-1

123-6

123-5

 

 

 

 

 

 

Gajin Fujita "Year of the Ox"(2009, gold leaf, acrylics, paint marker, spray paint, and Mean Streak on panel, 48 x 32inch) [L.A.LOUVER]
Matt Johnson "Puzzleman" (2008, bass wood, caranuba wax, 152 x 101 x 76cm) [BLUM & POE]
Ray Johnson "Untitled"(1973/80/94, collage on cardboard panel, 15 x 9inch) [FEIGEN]

IMG_0011-s

123-2123-4



tabloid_007 at 15:36|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

May 03, 2009

風に吹かれる制服女子が、銀座で...

hana花木玲子 個展 「ひとめす」
2009.4.27(mon) - 5.2(sat)
Galley 銀座フォレスト
中央区銀座1-9-8 奥野ビル507
TEL 03-3564-3564

 

 

 

以前、マックスファクター新作マスカラ商品とのアートコラボでお世話になった花木玲子さんの個展が、銀座で行われた。早速かけつけたが、残念ながら早すぎて開廊していなかった!残念。奥野ビルはたまに行くが非常にクラシカルなアナログ表示の手開きエレベーターがあり、そこには味わいのある画廊がひしめき合って独特のアート空間を形成している。隙間から上記作品を垣間見るが、なかなかの大きさの作品だった。ああ、実物が観たかった!

hana-1hana-2hana-3



tabloid_007 at 14:06|PermalinkComments(0)

April 11, 2009

右肩上がりの気持ち

101_GATE-6

101TOKYO Contemporary Art Fair 2009

 

 

 

 

さて、ギャラリー初参加の総括をしておこう。普段ネットビジネスを行っていると、どうしても、肌の触れ合いとかダイレクトコミュニケーションという感覚を忘れてしまう。

出来るだけすべての開廊時間に立ち会った。昔からの知人・友人も多数かけつけてくれた。最近知り合った方々、またその場で出会って素晴らしい人々。どの出会いをとっても、そこに"場"がないと、起き得ないことなのだ。どのギャラリーも、どのアーティストも、数日間共にしたことで強い一体感が生まれる。あらゆる可能性は一歩踏み出すことである、という当り前のことを再認識した。

箱庭のようなブースであったが、唯一 ホワイトキューブでなかったのが自慢!

101_CHARTT-66

 

 

 

アーティストの皆さんとワタシ。左から石山奈津美さん、デハラユキノリさん、楳図かずお先生、JUN OSONさん。大久保亜夜子さんがあとから駆けつける。

101-001

 

 

 

 

 

オープニングパーティ後の寄せ書き。豪華!(石山奈津美 所蔵)

101_YOSE

 

 

 

 

 

ご来場のみなさん スタッフのみなさん、本当にありがとうございました。アート不況の折から出発したので、あとは上向きです!今後もやめません!どうぞ、ご支援のほどを御願いいたします。



tabloid_007 at 23:54|PermalinkComments(3)

March 28, 2009

101TOKYO Contemporary Art Fair 2009

101-1

Sony Digital go enter "101 TOKYO "

 

 

 

 

 

満を持して、アートフェアへ参加することになった。思えば、ハリウッド映画に憧れて20年以上エンターテイメントの世界に身を投じてきたが、ここは生き馬の目を抜く世界。ヒットがでなければ生きていくことかできない。

自分が好きなものが、人が好きとは限らない。40歳を過ぎたとき、自分のOSを更新することにした。昨日の連続で明日を生きるのをやめた。そして、常に明後日のことを考えることを自分に課した。そして、それは楽しい課題だった。知らないことを受け入れる準備を整えるのに時間はかからなかった。

そんな時、娯楽分野の中でもアートが自分を救ってくれた。アートは、妥協の必要もない。自分が好きであればそれで完結する。クリエイターと観客が一対一で対峙することができる。仕事と個人が融合するで、より自分の目利きが鋭くなっていれば良いのだが...。

それから...今回、参加して下さった素晴らしい一流のアーティストの方々に感謝します。楳図かずお先生の作品は、すべて一点モノ。先生の入念なチェックと加筆。30号のカンバスは大迫力です。デハラユキノリさん、大久保亞夜子さん、JUN OSONさん、石山奈津美さん...みなさん、ありがとうございます!

INTRO-1HONE-3ZOMBI-2

 

 

 

 

 

 

RUMI-3MOCO-1KITEKI-2

 

 

 

 

 

 

101TOKYO Contemporary Art Fair 2009

期間   2009年4月2日(木)〜5日(日)
会場   アキバ・スクエア (東京都千代田区外神田4-14-1秋葉原UDX2階)
入場料   1,000円(税込)



tabloid_007 at 18:41|PermalinkComments(0)

March 20, 2009

動態節物は風にのって...

teo

テオ・ヤンセン展 ( Theo Jansen )

 

 

 

 

 

4月12まで日比谷パティオ特設会場でオランダ人アーティスト テオ・ヤンセン氏の壮大な展示会が開催されている。ヤンセン氏は、廃材のプラスティックパイプやチューブを組み合わせて作られた、まったく電力などの動力を使わず自分自身で歩き出す生物のような作品を作り出している。主には風力を動力としており、このような複雑な仕組みを考案するのに20年近くの歳月をかけている。中には、海岸で砂を掘り続ける作品もあり、砂漠化を防いでいるという。

1990年から「ビーチアニマル」と呼ばれる大きな動態オブジェを制作しており、今回初めてその作品が日本で展示されている。会場には、全13点の作品が展示されており、最も大きい作品は10m近くもある。そのうち1点は動態展示されており、幅3mあるビーチアニマルを自分で動かすことができる。中心部のパイプをつかみ、引いてみると複数の足が規則正しく動き出す。

これだけ巨大な展示は見逃すと当分日本ではなられないと思う。急げ!

2009年1月17日(土)〜4月12日(日) 時間:10時〜21時



tabloid_007 at 17:25|PermalinkComments(0)

March 17, 2009

顔が肉になったり、顔になったり

run_wrakeDinner Time 2000-2002 [DVD]
出演:グラフィック・アート
販売元:ナウオンメディア
発売日:2002-10-30

 

 

先日、QUOTATION Worldwide Creative Journal no.1で知ったクリエイター RUNWRAKEの作品集を入手。レイク氏は1994年にロンドンでアニメスタジオに入社し、ミュージックビデオやMTVチャンネルIDなどを制作。最近では、奇抜なストーリーのコラージュアニメを制作している。ウォーホル、横尾忠則などのDNAを感じる天才。



tabloid_007 at 21:42|PermalinkComments(0)

一回しか存在しない一回だけの感動

art

現代アートバブル (光文社新書)
著者:吉井仁実
販売元:光文社
発売日:2008-09-17

 

 

 

 

 

本書が発売されたのが、2008年9月だから、アートバブルが弾ける直前の執筆だったのかもしれない。それにしても、示唆に富んだアート入門書である。中学生の時に読んだヴァルター・ベンヤミン「複製技術時代の芸術」からの引用もあり、改めて読んでみたくなった。

以下吉井氏の本書からの抜粋↓

◇ 「アウラとは、芸術作品が持っていた一回性や真正性、「時間と空間とが独特に縺れ合ってひとつになったものであって、どんなに近くにあってもはるかな、一回限りの現象」を意味する。このアウラの凋落に代わって芸術作品を特徴づけたのは、フェティッシュ化されたイメージ、ビジュアリティである。フェティッシュ化されたイメージは、習慣や伝統によって意味づけられた生活文化から私たちを切り離し、ビジュアリティによって眩く彩られた消費文化へと駆り立てた。(中略) 最悪のイメージがハリウッド映画の破壊シーンを見るかのような911の現象である。」

◇「豪邸や高級車など贅沢品を一通り買ったあとに、その贅沢品の延長線上に現代アートという選択肢が゛浮上しているのでしょう」

◇ファインアート(純粋芸術、大量複製を前提としない。サブカルチャーなど大衆芸術と区別して使用される)
サブカルチャー(デザイン、イラストなど消費者として不特定多数をターゲットにしている)

◇ エコール・ド・パリの時代
フランス政府の手厚い援助により ピカソ、シャガール、マティスが活躍。当時、美術が輸出産業のベスト5にはいる。文化大臣「100年に1度ピカソが出現しただけで、それまでのアートへの投資は黒字になる」
1960年以降、ジャクリーヌ大統領夫人がヴェネティアビエンナーレのためにアメリカ作家作品の輸送に軍艦一隻使用し、ジャスパー・ジョーンズ、ロバート・ラウシェンバークが人気になった

◇ ピカソの言葉「僕は仕上げをしていない。作品の最後のストローク(一筆)は観る人の目だ」



tabloid_007 at 21:20|PermalinkComments(0)

January 04, 2009

町の方々で動き出す色彩

blu

BLU 2004-2007

 

 

 

 

 

Blu は、イタリアのアーティストで、壁面に巨大なイラストを描いたり、アニメ作ったり(これが凄い出来!)、ワタシが最近良く聴いているフランスのテクノポップ Uffieのコラボしている音楽プロデューサーMr.Oizo (オワゾ)と音楽アニメも制作している。Bluは、目が離せないアーティストである。

blu_street_paintings_14blu_street_paintings_22

 

 

 

 

http://www.blublu.org/



tabloid_007 at 19:40|PermalinkComments(0)

August 28, 2008

国際アート展も、オリンピックの時代

ビエンナーレの現在―美術をめぐるコミュニティの可能性
2年に一度開かれる国際アート展のことを"ビエンナーレ"という。ちなみに3年に一度だと"トリエンナーレ"という。発祥は、1895年にイタリアで開催されたヴェネチア・ビエンナーレ(La Biennale di Venezia) である。国別参加でオリンピックのような形式で運営されているのが特徴。

今回は、横浜トリエンナーレ2005の企画者などアート展の現状と問題点を考察している。あまり、一般的な本ではなかった。



tabloid_007 at 18:24|PermalinkComments(0)

August 23, 2008

やさしい、こわい は、京都で

TERADA-3寺田めぐみ・和田淳 二人展『やさしい、こわい』

 

 

 

 

 

関西出身の二人の映像作家が京都の夏・地蔵盆に展覧会を行っている。寺田めぐみさんとは、一緒に仕事をしたことかある。寺田さんは映像だけでなく、絵、コミック、インスタレーションなど多彩な才能を発揮している。夢がひとつのキーワードになっていると思う。それは悪夢というような判断がつく前の混沌とした何かの表現なのだ。それがポップでもあり、不安でもあり、心地良いものでもあるのだ。

今回行けなくて残念。東京でも是非!

日時:2008年8/19(火) - 8/31(日)11:00 - 19:00
場所:SELF-SO アートギャラリー



tabloid_007 at 16:07|PermalinkComments(0)

時折、目をパチクリする絵画たち

julian-22

ジュリアン・オピー展 ( Julian Opie )
水戸芸術館現代美術ギャラリー+広場

 

 

 

 

 

水戸芸術館現代美術センターで、イギリスを代表する現代美術作家、 ジュリアン・オピー のアジア初の大型個展を開催している。

PA0_0026

JULIANOPIE-1JULIANOPIE-2

 

 

 

 

 

 

 

早速、水戸まで行ってきた夏休み時期ということもあり、電車でいく座席がやたらと狭く水戸への道のりは意外と長かった(上野から特急で1時間)。

JR水戸駅からタクシーで5分。聳え立つ水戸芸術館の塔までたどり着く。普段、画集を見慣れているので、今回は液晶絵画が良かった。

ジュリアン・オピー会期: 2008年 7月19日(土)-10月 5日(日) 開館時間:9時30分〜18時



tabloid_007 at 12:31|PermalinkComments(0)

August 17, 2008

部屋中を飛行機が飛び交う静けさ

HIRAI-1

さわひらき Hiraki Sawa 『Dwelling』(2002年)

 

 

 

 

 

この作品は、オオタファインアーツを主催するギャラリスト大田秀則さんが見出した映像作家さわひらき氏の映像作品である。10分足らずの作品らしいが、DVDとしてコピーして販売される作品ではなく、あくまでアート作品として扱われている作品なのだ。だからこの作品の場合だと7本複製され、アーティストによりサインされたエディション作品を購入してしか観ることは出来ない。

dwelling11◇作品紹介 = 作家が毎日を過ごすアパートの部屋を小さな模型の飛行機が飛び交う空想 の映像。ベッド脇のカーペットの滑走路でゆっくりと離陸体勢をとり飛び立っていく小さな模型飛行機は次第に2機、3機と増えリビングから洗面所へと 所狭しと飛び交う光景が映し出される。 映像は全編モノクロームで構成されフィナーレに現れる窓越しの実写以外はすべてフィクション。

dwelling22

◇さわひらき = 1977年石川県に生まれ。地元の高校を卒業した後に ロンドンに渡る。
大学では立体造形のコースを専攻するが、使い始めたアニメ制作のソフトで制作したヴィデオ「Dwelling(住居)」(2002年制作)という10分足 らずの映像作品で注目をあつめる。

 

1977 石川県生まれ
2000 University College London
2003 The Slade School of Fine Art. M.F.A. Sculpture course
 
主な個展
2003 さわひらき、オオタファインアーツ、東京
2004 Hiraki Sawa, James Cohan Gallery, New York, USA
2005 Rocking Horse, Bloomberg, London, UK
賞歴
07.02 EAST AWARD02 EAST International
selectors: Lawrence Weiner, Jack Wender
スポンサーシップ
2002 ポーラ美術振興財団 若手作家在外研修制度



tabloid_007 at 12:00|PermalinkComments(1)